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作成したプログラムを書き込む

PICkit2のPC側ソフトウェアの設定

あらかじめ、PICkit2をPCのUSBポートへ接続しておきます。
インストールしておいたPICkit2 Programmerを起動します。はじめに、書きこむ相手デバイスの設定をします。
[Device Family]→[dsPIC30F]をクリック。次に、製作したテスト基板のピンソケットにPICkit2を接続しましょう。 ウィンドウ上部の“Device”のところに、正しく“Device: dsPIC30F4012”と表示されていればOKです。

書き込み

[File]→[Import Hex]をクリックして、コンパイルした時に生成された“test.hex”を選択します。
あとは“Write”ボタンを押すだけ。

動かしてみる

MICROCHIPのロゴの下に“VDD PICkit2”という欄があります。ここの“On”にチェックをして、“/MCLR”の チェックを外しましょう。LEDが横へ流れれば完成です!

電源電圧エラーがでる場合は[Tools]→[Target VDD Source]→[Auto-Detect]にチェックをつけます。また、 [Tools]→[Calibrate VDD & Set Unit ID]を実行してみたり。 もし電源電圧不足エラー(今回の回路では出ないはずですが…)が出た場合は、DCジャックにアダプターを さして外部電源を供給しましょう。ただ、このエラーが出た場合はテスト基板のショート等を疑ったほうが いいと思います。すぐに装置を取り外して回路のチェックをしましょう。

おわりに

今回製作したのは、開発環境を整えた上での試作です。dsPICを使いこなせば、まだまだスゴイことができます。 ただ、製作の基本的な手順は今回の流れと全く同じです。一度覚えてしまえば、あとはラクに開発が進むことと 思います。




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