10.ドバイ
死海のホテルを出発し、アンマンのクイーン・アリア国際空港へ向かう。ドバイまで2時間45分の飛行だ。ドバイが霧で飛
行機の出発が遅れた為、アンマン出発が1時間遅れる。ドバイ市内観光が夜になるのではと心配する。
夕刻にドバイ市内観光に出る。ドバイ博物館、運河を渡す木造の水上タクシーに体験乗船する。乗船時間は5分間。夜になっ
ても気温は高く夕涼みがてら多くの人が出歩いている。スパイス・スークを覗き(モロッコ、ダマスカス等と類似)、ゴールド
スークでは、各国の女性達が品定めをしていた。ショ−ウインドウに金の腕輪、ネックレス、買う人はいないと思うが金製の下
着が飾られていた。ドバイは今、セール月間という事でバーゲンセールが行なわれており、各国から税金が付かない為に安い商
品を買いにきているとか。その為の、花火が打ち上げられていた。世界最高のビル:10年5月に完成した828mのドバイ・
シティタワー、最大のモールの前の人工池で、ラスベガスのベラッシオホテルの噴水ショーより大規模な噴水ショーがマイケル
ジャックソンのリズムに載って行なわれ、沢山の見物客が見とれていた。シティ・タワービルの光も合わせて点滅していた。と
にかく、石油依存から脱却する経済体制を作るため、アラブ首長国連邦は色々手を打っている。
夜中2時50分発の深夜便でドバイを離れ帰国した。エジプト、リビアでデモが盛んに行なわれたが現地はどこ吹く風と安全
な国で、楽しい旅行であった。
スーク入口 金の下着 噴水ショー 世界一のビルと上弦の月と昼間のタワー
中東の良さ
1.遺跡のスケールの大きさ(広大さ)
2.観光物が変化に富む
広大な遺跡群、墓群、砂漠、スーク、岩に彫られた遺跡、死海、女性の黒い衣装、きれいな大きなモスク、城砦等
3.イスラム教がキリスト教に寛大
平均的な人間性に現れているのでは?
と思ったが・・・・。これだけ変化に富み飽きさせなかった旅はいままで無かった。