ザルツブルグ      2000年10月23〜24日

 

霧。列車が30分遅れでチェスケ駅を出発。国境駅での、乗り換え時間が無くなる。霧はすぐに晴れてきた。

スピードアップしてくれと祈る。国境駅で列車の中でチェコの出国審査、しばらくしてオーストリアのパスポ

ートチェック。全て終わらないとドアーを開けない。オーストリアのきれいな電車(先進国は違う)に乗り換

え数分遅れでリンツへ向け出発。オーストリアへ入り峠を下り始めると、また一面の霧。リンツでザルツブル

グへ向かう国際列車への乗り換え時間が5分(インターネットで各々の列車の到着ホームは調べてあるが)。

ザル12分の猶予で列車に間に合う。ザルツブルグへ近づくにつれ霧も晴れ、青い空、

高い山。

モーツアルトの生まれた、国際音楽祭の町、そして、“Sound  of  Music

の舞台となったザルツブルグ。夕陽に染まる小高い丘の上にザルツブルグ城。

土産物店の並ぶゲトライデガッセ通りのモーツアルトの生家の前は、各国のツ

アー客でごった返している(旧市街は世界遺産)。物価は日本並み。      遠くにザルツブルグ城

ザル4今日の19時にウイーン経由で帰国。空港迄のバス代を考慮しオーストリア  

貨幣の使い切りの計算に入る。国が変る毎に苦労する計算(早くユーロになれ

ば)。面倒なのでザルツブルグカード(バス、トラム、博物館の入場料無料)

を購入。残金は昼食に使うのみ。短い距離でもトラムに乗りレジデンツ、ケー

ブルカーで山上の城へ。ザルツブルグの市街からは城の裏側が見えなかったが、

遠くに雪を載せた険しい山が見える。飛行場を確認。大司教の愛人の為のレジ

デンツ宮殿、ギャラリー等、カード代の元を取るまで博物館を巡る。等身大の   モーツアルト生家

ザル3牛の置物が町のあちこちにある。牛とザルツブルグの関係は? 予定の全てを   

堪能し、ミラベル宮殿のベンチから城を眺めながら、各国のツアー客(日本人

ツアーも多い)を観察して、今回の旅を振り返って時間を過す。2時間程いた

が、空模様が怪しくなったし、少し早いが空港へのバスに乗る。空港へ着くと

外は雨(別れの涙雨?)。明日の昼飯は、我が家で白いご飯でと夢から覚めたの

ザル7である。                                   音楽祭会場

ザル6                                      

 

ザル5
 

 

 

 


ミラベル宮殿          レジデンツ               城塞から西の山々 

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