6.台北

 バイク以前来た時は、台北駅近くの新光摩天楼(高さ244.15m)が一番高いビルだったが、

現在は2010年に完成した101ビルが一番(高さ508m)となった。最終日の午前

の自由時間にタクシー(ニュウヨークと同じ黄色)に乗り写真を撮りに行く。前から気

が付いていたがバイクが非常に多い。これは、駐車料金がどこでも無料がひとつの原因

らしい。店の前にきれいに並んで止めてある。日本ではバイク販売店でしかこの光景は

見れない。交差点で信号が青になった瞬間バイクが騒音と共に走り出し、車がそれに続  バイクの発車

101く。この交差点の地下鉄(MRT)で龍山寺へ行く。(以前は1路線であ

コインったが、今は5路線。)自動販売機で切符を購入する為に料金をいれると、

プラスチックの板が出てきた。これをどうするのか分からず、改札でうろ

うろしていたら、係員が読取器に近づけるとゲートが開き、改札通過でき

た。龍山寺駅で下車。改札を出る時はコインをスリットに入れるとゲート

が開いた。

      101ビル    地下鉄のキップ

1.龍山寺

 1738年建立された、豪華絢爛たる中国の代表的寺廟建築(作りは回の字形)。仏教と道教の寺廟で主神

は、観音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩や間羽、文昌帝も祀られている台北最古の寺廟。多くの信者が、お供物を

持ち、長い線香を額に付け本堂の前で、何度もお辞儀をして参拝している。寺の名にちなみ、屋根の四隅に龍

の彫刻が乗っている。

龍山寺1 龍山寺2
浄心漠府 龍山寺3
龍山寺4
 

 

 

 


  入口の門        浄心瀑府       前殿(三川殿)      正殿          前門の裏 

龍山寺5
香炉
龍山寺6
 

 

 

 

 


   香炉       観世音菩薩      屋根に龍

 

2.総統府・中正紀念堂

 龍山寺からほぼ東へ1kmの総統府へ歩いて行く。途中老人が日本語で話しかけてきた。日本が統治して

いた頃、日本語を小学校で習ったとか。台湾人をただただ強制労働させたのでなく、きちんとした教育をし

た証。ガイドも言っていた。「65歳以上の老人は日本語を話せる」と。

 。総統府(馬大統領もここで執務している)の前を通り、更に東方0.6kmにある中正紀念堂ヘ。

正面の白い門を抜けると大きな公園となり、レンガ色の屋根を持つ大きな建物(向かって左側に国家音楽

庁、右側に国家戯曲院)、正面600m先に、蒋介石の坐像のある八角形の屋根(忠、孝、仁、愛、信、義、

和、平を意味する)の中正紀念堂がある。階段を上ると建物の入口に衛兵が立ち正時に衛兵の交代が行われ

る。

総統
衛兵2
中正1 中正
中正2
 

 

 

 


総統府         入口        国家音楽庁     中正紀念堂      衛兵交代式

 

3.国立故宮博物院

 世界の五大博物館(英:大英博物館、仏:ルーブル美術館、米:メトロポリタン博物館、露:エルミター

ジュ美術館)の一つで(全部訪問したが)70万点を所有し、常時6〜8千点が展示されている。ガイドの

案内で90分駆け巡りでめぼしい物を観た。イヤホーンガイドで説明を受けるが、中国語と混線する場面が

しばしば起こった。非常に疲れた。ガイドの薦める4点は

 1.彫橄欖核舟:オリーブの種に8人の人物や日常品が彫刻されている。長さ3.4mm

 2.肉形石:豚の角煮に似た天然玉

 3.透花人物套球:十数層もの円球から成り、それぞれが回転する。材質は象牙

 4.翠玉白菜:翡翠で葉にキリギリスとイナゴが留っている。高さ18.7cm

肉形石 球
白菜
故宮
オリーブの種
 

 

 

 

 


  国立故宮博物院      彫橄欖核舟      肉形石   透花人物套球   翠玉白菜

 

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