4.世界遺産:峨眉山
成都市内にある武候祠(劉備玄徳・諸葛孔明の廟)を見て、140kmみなみ
にある峨眉山に向かう。
中国仏教の四大名山の一つに数えられる霊場。唐、宋、明、清代までの最盛期に
は100ケ所近くの仏教寺院が立ち並んだと言う。三つの峰を持つ峨眉山の二番目
の峰;金頂を目指す。海抜2500mまでエコバスで山道をうねりながら、うなりなが
ら1時間ほど登る。高度が上がるにつれ、霧が下から吹き上げ視界が悪くなる。そ
こから更にロープウェイ(100人乗りの大型ゴンドラ)で金頂山頂(海抜3079m) 諸葛孔明殿
へ。その絶壁の上には、両側に6本牙の白象の像の階段を登りつめた平地に、金色の白象に乗った普賢菩薩
像(高さ30m)、華厳寺の社殿が建ち並ぶ。霧のため絶壁をはっきりと確認は出来なかったが・・・・。
千数百年前にどうやって3000mの高さに寺院を造ったかはなぞらしい。下りのロープウェイまでの途中、
金属のキーを、願いを込めて、日本のおみくじの様にヒモにぶら下げてあった。麓の有名な報国寺を見る。
6本牙の白象 白象に乗った普賢菩薩像 大雄宝殿 絶壁 ぶら下げたキー