ウルムチ(人口:250万人)
ウルムチ市は新疆ウイグル自治区の省都で四方のどの海からも2300km以上離れて
いる為「海から最も遠い都市」とも呼ばれている。市の南側に天山山脈が連なり、標
高919mの高原に位置し、内陸性気候で非常に乾燥し、年間降水量260mm程
度、年平均気温7.2℃。 2連のバス
ウルムチ市はBRTと呼ぶ2連のバスが、道路の中央のバス専用道路を高速で走ら
せ市民の足になっている。また4年後には地下鉄も開通する予定とか。日本を発つ前
にウルムチの暴動・テロが報じられて心配だったが、現地ガイドによると、「田舎の方
の一部の無知な人々の行為で問題ない」との事。
西の砂漠の中に、このような高層ビル群を見るのは、驚きだ。
BRT停留所
1.新疆ウイグル自治区博物館
新疆ウイグル自治区には、ウイグル族、カザフ族、回族、モンゴル族、キルギス族等13民族が居住してい
る。彼等の、民族別の民族衣装、住居が展示されている。2階にはミイラの展示がある。毛布で包まれた、有
名な「楼蘭の美女」、生前でも160cm程度か、面長で彫りも深く鼻も高く、。生前は美人かもしれないと思
わせる雰囲気はある。他にも夫婦のミイラとか数体あった。ここのミイラはアフリカと違って内臓を取り除い
ていないのが特徴だ。
ウイグル自治区博物館 ウイグル族民族衣装 パオ 楼蘭の美女 ミイラ
2.紅山公園
ウルムチ市の中心にある岩肌が紅褐色している事から紅山と呼ばれている。長さ1.5km、幅1km、海
抜910mで植林により緑の公園となっており市民の憩いの場となっている。山頂には、大仏寺、遊園地、
遠望楼、清の時代に建てられた9層の鎮龍塔がある。この山から天山山脈や市街を一望出来る。
大仏寺 鎮龍塔 ウルムチ市街
3.バザール
イスラムのモスクのような国際大バザールと道路を挟んで向かい側に小バザールがあり、市民の衣食住品
の購入先となっている。路上には屋台が出て歩くのも大変だ。ここで、今撮っていたカメラを盗まれた仲間
いた。現地ガイドからは、スリに用心を何度も言われた。
国際大バザール 小バザール スイカとザクロジュース売り シシカバブ売り