「なう、ぷれ~いん ぐ!」 HELP

ぜんぜん不親切だけど、とりあえずでもなんかないと使えないしね。まあ、ぼちぼち補完していくよ・・・

0. Index

1. このソフトは何のソフト?
2. 動作環境
3. 注意事項
4. 使い方

5. 設定
5-1. アプリケーション設定
5-2. スキン設定
6. スキン詳細
6-1. 各領域について
6-2. 具体的にどう作ればいい?
7. お約束!


1. このソフトは何のソフト?

 iTunes、Winamp で再生中の曲情報を曲の変わり目(再生の開始)で、画面上に表示するよくあるソフトです。まあ、「あるならなぜ作った の?」ということですが、本ソフトは既存ソフトよりも、表示に関する動作設定を細かく設定できるようになっており、スキンの作成も比較的簡単です。百聞一 見にしかずというわけで以下が動作中の画像です。これでなんとなくわかるでしょう。

img


2. 動作環境

OS
Windows 7 (32/64 bit)。

* 試していませんがXPでも動くと思われます。
CPUとかメモリー
「なう、ぷれ~いんぐ!」はそれなりに描画が重いのですが、そこそこの CPUが積んであ れば問題ありません。
必須ソフト!
.NET Framework 4.0 が必要です。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/default.aspx
対応プレーヤー
(1) 以下のプレーヤーに対応しています。

・ iTunes
(Ver. 10.1.2.17 で動作確認しました。)

・ Winamp
(Ver 5.581 で動作確認しました。)

(2) Winamp でアルバムアートを表示させるためには?

 Winamp の場合、タグ情報のアルバムアートの取得には対応していません。アルバムアートを表示させるためには、再生中の曲のファイルが存在するフォルダ内に以下のルールでアルバムアート を用意してください

Ver 1.1.0.1 からMP3、AACの場合は対応しましたw
ファイルから直接読み込みますので、タグにアートワークが存在する場合は表示が可能です。
AAC の読み込みに関しては、私が書きましたのでバグがあるかもですので何かありましたらご報告をお願いいたします。
ファイル構成
最低以下のファイルが必要です。

NauPlaying.exe

NauPlaying.pdb(デバッグ用)
NauPlaying.exe.config(構成ファイル)
アプリケーションの本体で す。
PluginBase.dll

PluginBase.pdb(デバッグ用)
プラグイン用のDLLです。
app_setting.xml アプリケーションの設定ファイルです。

* 初回終了後生成されます。
skin_setting.xml スキン設定ファイルです。

* 初回終了後、または、スキンを設定した際に生成されます。
BkImage.png
スキンのバックグランドイメージです。

* スキンを設定した際に生成されます。
Noimage.png アートワーク(アルバムアート)がないときに表示されるイメージです。

これを変えると、アートワークイメージが存在しない場合に表示されるイメージを変更できます。
好きに変えてOKよ!
plugins\iTunesMonitorPlugin.dll

iTunesMonitorPlugin.pdb(デバッグ用)
iTunes用のプラグインDLLです。
plugins\WinampMonitorPlugin.dll

WinampMonitorPlugin.pdb(デバッグ用)
Winamp用のプラグインDLLです。
sikn スキンが格納されるフォルダです。
拾ったスキンはここに入れましょう。
Id3.dll
Id3.Files.dll
Id3.pdb
Id3.Files.pdb
Ver 1.1.0.0 以降使用していた ID3.NET Tagging Library for MP3s ライブラリのDLLです。
Ver 1.2.0.0 以降は使用しませんので削除しても構いません。

http://id3.codeplex.com/

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3. 注意事項

3.1. キャプチャーに関して

・ 「なう、ぷれ~いんぐ!」の表示はレイヤードウインドウにて行っておりますので、表示をキャプチャしたい場合は「レイヤードウインドウの取り込み を有 効」にしなけれ ばなりません。

・ 通常の使用環境ではまったく問題ありませんが、キャプチャーソフト でキャプチャーしながら本ソフトを使用すると画面表示がカクつきます(CPUやグラフィックカードの性能などによってカクツキ 具合は変わる ようです)。よって、動きの少ないものならば問題ありませんが、動きの激しいゲームなどのキャプチャーに問題が生じる場合があります。心配な場合は一度試 してから使用されることをおすすめします。

 ちなみに、キャプチャ領域に「なう、ぷれ~いんぐ!」の表示が入らなければ問題ないようです(あくまで主の環境ですが)。たとえば、キャプチャ領域を ゲーム画面として説明いたしますと・・・

img



では、カクつきが確認されましたが、
img



では大丈夫でした。
このカクつき問題の原因はOSの仕様上のものと思われます。誰か回避策を教えてくれー!

3.2. Winamp のみ(または iTunes のみ)を使用する場合!

・ iTunes をインストールしていない状態で、起動した場合自動的に使用プレーヤーを Winamp にプレーヤを切り替えます(はずですw)。しかし、iTunes を使用プレーヤーにすることは可能となっています。仮に選択しても問題はないはずですが、Wianmpしか使わないというならば、コマンドライン引数で Winamp の使用を強制することができます。

NauPlaying.exe /winamp  ←「/winamp を追加して起動します。」

同様に、iTunes しか使わないならば以下のようにします。

NauPlaying.exe /itunes  ←「/itunes を追加して起動します。」

この設定で、メニューの選択を無効化します。(ショートカットを製作して書き換えるのが一番簡単だと思います。)

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4. 使い方

 フォルダ内の実行ファイル 「NauPlaying.exe」 をダブルクリックで起動するだけです。とりあえずこれで動作してくれるはずです。

(1) 起動したときの状態
 「なう、ぷれ~いんぐ!」が起動するとタスクトレイに「⑨」アイコンが表示されます。青い⑨状態の場合は、プレーヤーとの接続状態を示しています。プ レーヤーが起動していない場合は、オレンジ色の⑨で表示されます。

プレーヤーと接続されている状態 img  プレーヤーと接続されていない状態 img

(2) メニュー
  一般的なタスクトレイアイコン同様に、「右クリック」でメニューが表示されます。

img

上から・・・
・ 「再生、次の曲、前の曲、音量を上げる、音量を下げる」については、プレーヤの制御を行います。
・ 「通知する」に関しては、チェックマークがついていると再生している曲の変わり目で、その曲の情報を表示します。「通知する」の設定に関しては、タス クトレイアイコンを「ダブルクリック」することでも変更できます。通知しな い場合タスクトレイアイコンに「赤斜線」が表示されます。

img

・ 「イントロモード」に関しては、チェックマークがついていると曲をイントロ再生します。「イントロモード」中はタスクトレイアイコンに「時計」が表示 されます。
img
・ 「設定」に関しては、「5.設定」を参照してください。
・ 「ヘルプ」は、ヘルプの表示と、バージョン表示を行います。
・ 「終了」で、「なう、ぷれ~いんぐ!」を終了します。

・ 「Winampを使用する」「iTunesを使用する」で、使用するプレーヤを選択できます。ただし、「iTunesを使用する」は iTunes がインストールされていない場合、必ず失敗します。

(3) スキンの導入
 標準ではスキンが入っていませんが、どっからか持ってくるか、ご自身で製作されればスキンを使用できます。拾ってきたスキンはアプリのあるフォルダ内の 「skin」フォルダーにフォルダごとコピーしてください。

* ちなみに、スキンが格納されているフォルダーは以下のファイルがあるフォルダーです。

・ skin_setting.xml
・ BkImage.png (バックグランドイメージがある場合。通常あるはずです)

イメージ的にはこんな感じかな?

img  img
左:フォルダ階層表示 (なう、ぷれ~いんぐ! がアプリのフォルダ)、右:「大沖チルノ」フォルダーの中

(4) 手っ取り早く設定とかしたいかたは
 設定項目が多いので面食らう方もいるかと思いますが、ただ使うだけならそう難しくないです。気に入ってもらえたら、自分好みになるように細かなと ころをいじっていけばいいと思います。まあ、携帯みたいもんですね。とりあえず必要になるであろう設定項目は簡単設定を用意しました。タスクトレイアイコ ンを「右クリック」で開くメニューから、「設定」で表示されます。

img

・ 表示位置の変更はメニュー「表示位置変更」で行います。
詳細についてはこちら...

・ 表示設定-ボード不透明度で、表示する際の透過具合を設定します。
詳細についてはこちら...

・ アニメーション設定で、表示の際のフェードイン、アウト。スクロールの速さ、スクロールの種類。文字の表示方法を設定します。
詳細についてはこちら...

・ イントロ設定は、イントロモード時の再生方法に関する設定です。
詳細についてはこちら...

・ スキンを変更したい! → 「5.3 スキンマネージャ」をみてね
・ スキンを作ってやる! → 「6. スキン詳細」をみてね

* 以降の「5. 設定」で、すべての設定の詳細を説明しています。設定項目の意味がわからない場合は、該当する設定項目の説明をご覧ください。

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5. 設定

 タスクトレイアイコンを「右クリック」で開くメニューから、「設定」を選択します。

img

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5.1. アプリケーション設定

 アプリケーション設定を行います。

img

01 : 表示設定
01 : 表示位置 ボード表示位置の左上の座標です。数値で指定してももちろんよいです が、メニュー「表示位置」で簡単に設定できます。

・ 表示されたイメージは透過されていない領域をドラッグすることができます。
・ 決定は「ダブルクリック。または、リター ン」。
・ キャンセルは「ESC」です。

img   img

02 : 表示フォーマット
タスクトレイのバルーンチップに表示されるテキストのフォーマットで す。以下の制御文字が使用できます。たとえば

%A 「%L」%N%I-%T

だと・・・

アー ティスト名 「アルバム名」
(↓改行)
0-トラック名


てな具合に表示されます。

%A アーティスト名
%L アルバム名
%T トラック名
%I トラック番号
%N 改行

03 : 表示倍率
表示する際の倍率を指定します。表示が大きすぎると思ったら 1 より小さくすればOK!
04 : ボード不透明度
表示ボードの不透明度を 0(透明)~1(不透明)で設定します。 0にすると完全に透明になっちゃうよ!
05 : 標準アートワーク
アートワークが存在しない場合の表示イメージファイル名を設定します。 標準でこちらが用意した画像ファイ「Noimage.png」が設定されています。指定ファイルが存在しない場合や、空文字の場合は、アプリケーションが 用意する標準のイメージを使用します。

*アプリケーションと一緒にある「Noimage.png」を編集することで、アートワークがない場合のイメージを自分好みに設定できます。
06 : 標準アートワークの使用/不使用
true アートワークが存在しない場 合は「05 : 標準アートワーク」へ設定したイメージファイルを表示する。
false アートワークが存在しない場合は表示しない。この場合は、 完全に透過されます。
02 : テ キスト設定
01 : テキストフォント
ボードに表示されるテキストのフォント。
02 : テキスト色1
テキスト色1
03 : テキスト色2
テキスト色2
04 : テキスト描画モード
テキスト色1 : 黄色。テキスト色2 : 黒。で説明します。

通 常描画
(Normal)
テキスト色1で普通にテキストを描画。
img
ア ウトライン
(Outline)
文字のアウトライン(縁)のみをテキスト色2で描画。
img
縁 文字
(Border)
縁文字描画。文字部分をテキスト色1、アウトラインをテキ スト色2で描画。
img
影 つき
(Shadow)
影つき文字描画。文字部分をテキスト色1、影をテキスト色 2で描画。
img
縁 文字で影つき
(BorderAndShadow)
フチ文字に影をテキスト色2で描画。
img

05 : アウトライン表示幅
テキストアウトライン表示幅ですが、TextDrawingMode へ設定した値で使用され方が異なります。

通 常描画
(Normal)
使用されません。
ア ウトライン
(Outline)
アウトラインの描画幅となります。
縁 文字
(Border)
アウトラインの描画幅となります。
影 つき
(Shadow)
影のずれとして使用されます。
縁 文字で影つき
(BorderAndShadow)
アウトラインの描画幅および、影のずれとなります。
06 : スキン側の描画設定を使用する
スキン側のテキスト描画設定を使用するかの設定。

true スキン設定のテキスト設定を 使用します。
false アプリケーション設定のテキスト設定を使用します。
07 : スキン側のフォント設定を使用する
スキン側のフォントを使用するかの設定。

true スキン設定のフォントを使用 します。
false アプリケーション設定のフォントを使用します。
03 : アニメーション設定
01 : フェードイン時間
ぱっ!と表示せずにじわじわ表示されるあれです。
フェードイン時間を0~10000[ms]で設定。フェードインを無効 にしたい場合は 0 を設定。
02 : フェードアウト時間
フェードアウト時間を0~10000[ms]で設定。フェードインを無 効にしたい場合は 0 を設定。
03 : スクロールモード
* 表示テキストが表示領域幅よりも短い場合は、スクロールの必要がないの で常に「なし(None)」の設定が適用されます。
* スクロール量が少ない場合(スクロールにかかった時間が、「06 : スクロールしない場合の停止時間」よりも短い場合)は、 「06 : スクロールしない場合の停止時間」 - 「スクロールにかかった時間」 待機します。
な し
(None)
スクロールしません。 「06 : スクロールしない場合の停止時間」待機します。
前 進
(Mode1)
前進スクロール。
往 復
(Mode2)
前進→後進で往復スクロー ル。
04 : 1ステップの移動量
「07 : ステップタイム」ごとに移動されるスクロール量です。
05 : 動作後の停止時間
スクロール動作後の停止時間を0~10000[ms]で設定。スクロー ル動作後この時間だけ待ってから次の動作に移ります。
06 : スクロールしない場合の停止時間
スクロールしない場合の停止時間を0~10000[ms]で設定。
07 : ステップタイム
アニメーション動作の1ステップの時間です。小さくするとアニメー ションはぬるぬるになりますが負荷は増大します。また、変更によってスクロールの早さも変わるので注意が必要です。

* 必要がなければいじらないほうがよい かと思います。
08 : スクロール加速度
スクロール速さの加速度を0~2で設定します。長いタイトルの表示をす ばやく行うのに便利ですが、あんまり早すぎると読めないし・・・少しかける程度でいいと思います。

* 加速したくない場合は 0 を設定してください。
* 具体的な加速処理は1ステップごとに「04 : 1ステップの移動量」へ、「カウント数 × 「08 : スクロール加速度」を加算します。ただし、加速は最大「04 : 1ステップの移動量」 × 10で打ち止めです。
04 : ショートカットキー設定
01 : ショートカットキー有効/無効
trueで、なう、ぷれ~いんぐ!が 起動している場合、指定のショートカットキーでプレーヤーの制御を行います。
02 : 再生/停止
プレーヤーの再生/停止を切り替えます。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
03 : 前の曲
プレーヤーの選択曲を前の曲にします。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
04 : 次の曲
プレーヤーの選択曲を次の曲にします。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
05 : 音量を上げる
プレーヤーの音量を上げます。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
06 : 音量を下げる
プレーヤーの音量を下げます。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
07 : 通知
通知の有効/無効切り替えます。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
08 : イントロモード
イントロモードの有効/無効を切り替えます。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
09 : プレーヤー切り替え
現在使用しているプレーヤーを「iYunes ←→ Winamp」切り替えます。

* メニューで他のプレーヤーを選択するのと同じです。
* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
10 : 再通知
現在再生されている曲の曲情報を再通知します。

* 無効にしたい場合は「None」と設定(手入力)してください。
05 : イ ントロ設定
01 : イントロ再生開始時間[s]
イントロ再生開始時間[s]を 0 ~ 1000[s] で設定。
イントロモード有効時に IntroStartTime に指定した位置から再生化開始します。

* 60~90[s]に設定するとサビぐらいになるような気がします。
* 再生中の曲の総演奏時間より長い場合は、曲の終了で次の曲にスキップされます。
02 : イントロ再生時間[s]
イントロ再生時間[s]を 1 ~ 1000[s] で設定。
イントロモード有効時の再生時間。この時間が過ぎると次の曲にスキップします。イントロ再生開始時間が 0 ではない場合は、「イントロ再生開始時間 + イントロ再 生時間」 秒後にスキップを行います。

imgimg

* 曲の雰囲気をつかむには 90 ~ 120[s]程度でしょうか・・・。
* 再生中の曲の総演奏時間より長い場合は、曲の終了で
次の曲にスキップされます。
"03 : フェードアウト
true に設定するとイントロモード時の曲の切り替えの際に、フェードインを行います。

フェードインのイメージは下図のようになります。

img
* 再生中の曲の総演奏時間より長い場合は、曲の終了で次 の曲にスキップされます。
04 : フェードイン
true に設定するとイントロモード時の曲の切り替えの際に、フェードアウトを行います。
05 : フェード時間[ms]
イントロ再生時のフェード時間を 100~10000[ms] で 100[ms] 間隔で設定。
06 : その他設定
01 : 起動時通知を無効にする
true 起動時に通知無効。
false 起動時に通知有効。
02 : 使用プレーヤ
iTunes か Winamp か使用するプレーヤーを設定します。

* メニューで設定するのと同じです。
03 : バルーンチップの表示設定
プレーヤーの切り替え時などにバルーンチップの表示を行うかの設定。

true 行う。
false 行わない。

* 注意! バルーン表示を行うと、キャプチャソフトが起動している場合表示がもたつきます。
04 : バルーンチップ表示時間[ms]
バルーンチップの表示時間[ms]。

* 必ずしもこの時間で表示/消去されるわけではないことに注意してください。ユーザーのキーボード、マウス操作がない場合は消えません。これは Winamowsの仕様です。

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5.2. スキン設定

 スキン設定で、既存スキンの描画設定をカスタマイズできます。また、スキンを製作する場合も、テンプレートスキンのスキン設定を編集することで行いま す。

img

01 : このスキンに関して
01 : 著作権
著作権です。自己主張に使ってくださいw
02 : コメント
コメントがあればここにどうぞ。
03 : タイトル
スキンのタイトルです。わかりやすい名前をつけましょう。
04 : バージョン
スキンバージョンです。あればですけどねw
02 : テキスト設
(スキン側設定です。標準の設定では、アプリケーション設定が使用されますので、適当でもいいかも?)
01 : テキストフォント
スキン設定のテキストフォンを設定します。
02 : テキスト色1
スキン設定のテキスト色1
03 : テキスト色2
スキン設定のテキスト色2
04 : テキスト描画モード
通 常描画
(Normal)
テキスト色1で普通にテキストを描画。
img
ア ウトライン
(Outline)
文字のアウトライン(縁)のみをテキスト色2で描画。
img
縁 文字
(Border)
縁文字描画。文字部分をテキスト色1、アウトラインをテキ スト色2で描画。
img
影 つき
(Shadow)
影つき文字描画。文字部分をテキスト色1、影をテキスト色 2で描画。
img
縁 文字で影つき
(BorderAndShadow)
フチ文字に影をテキスト色2で描画。
img
05 : アウトライン表示幅
スキン設定のテキストアウトライン表示幅ですが、 TextDrawingMode へ設定した値で使用され方が異なります。

通 常描画
(Normal)
使用されません。
ア ウトライン
(Outline)
アウトラインの描画幅となります。
縁 文字
(Border)
アウトラインの描画幅となります。
影 つき
(Shadow)
影のずれとして使用されます。
縁 文字で影つき
(BorderAndShadow)
アウトラインの描画幅および、影のずれとなります。
03 : 背景設定
01 : 背景イメージモード
背景モードを以下のから選択。全面を覆うようなスキンの場合は、背景描 画はいらないので 透明 (Transparence) を選択すればOK。

以下の説明は、背景色1を緑。背景色2をオレンジ。で説明。
背 景色1で塗りつぶし
(Solid)
背景色1で塗りつぶし。
img
上 から下へ背景色1→背景色2で塗りつぶし
(VerticalGraduation1)
上から下へ 背景色1→背景色2で塗りつぶし。 img
上 から下へ背景色1→背景色2、アルファを不透明→透明→不透明で変化させて塗りつぶし
(VerticalGraduation2)
上から下へ背景色1→背景色2、アルファを不透明→透明→ 不透明で変化させて塗りつぶし。 img
上 から下へ背景色1→背景色2、アルファを透明→不透明→透明で変化させて塗りつぶし
(VerticalGraduation3)
上から下へ背景色1→背景色2、アルファを透明→不透明→ 透明で変化させて塗りつぶし。 img
上 から下へ背景色1で、アルファを不透明→透明で変化させて塗りつぶし
(VerticalGraduation4)
上から下へ背景色1で、アルファを不透明→透明で変化させ て塗りつぶし。 img
上 から下へ背景色で1、アルファを透明→不透明で変化させて塗りつぶし
(VerticalGraduation5)
上から下へ背景色1で、アルファを透明→不透明で変化させ て塗りつぶし。 img
左 から右へ背景色1→背景色2で塗りつぶし
(HorizontalGraduation1)
左から右へ背景色1→背景色2で塗りつぶし。 img
左 から右へ背景色1→背景色2 、アルファを不透明→透明→不透明で変化させて塗りつぶし
(HorizontalGraduation2)
左から右へ背景色1→背景色2 、アルファを不透明→透明→不透明で変化させて塗りつぶし。 img
左 から右へ背景色1→背景色2 、アルファを透明→不透明→透明で変化させて塗りつぶし
(HorizontalGraduation3)
左から右へ背景色1→背景色2 、アルファを透明→不透明→透明で変化させて塗りつぶし。 img
左 から右へ背景色1で、アルファを不透明→透明で変化させて塗りつぶし
(HorizontalGraduation4)
左から右へ背景色1で、アルファを不透明→透明で変化させ て塗りつぶし。 img
左 から右へ背景色1で、アルファを透明→不透明で変化させて塗りつぶし
(HorizontalGraduation5)
左から右へ背景色1で、アルファを透明→不透明で変化させ て塗りつぶし。 img
透 明
(Transparence)
透明な背景を使用する。
img
02 : 背景色1
背景色1(「01 : 背景イメージモード」 を参照)
03 : 背景色2
背景色2(「01 : 背景イメージモード」 を参照)
04 : グラデーション増加係数
グラデーション効果の係り具合を設定。1 以下で変化が小さく、1 以上で変化が大きくなる。
05 : バックグランドイメージの表示
バックグランドイメージを表示するかの設定。true に設定した場合は、スキンフォルダに BgImage.png を必ず作ること。
06 : バックグランド透過色
バックグランドイメージの透過色。BgTransparentMode で ConstColor を設定した場合に有効。
07 : バッググランドイメージの透過設定
バックグランドイメージの透過設定。通常のアルファつき PNG(32bitで保存)であれば Original を選択しておけばOKです。
BgTransparentColor を使用する
(ConstColor)
06 : バックグランド透過色」 を透過色とする。
原 点(0, 0)をカラーキーとする
(OriginColor)
イメージの原点のピクセル色を透過色とする。
ビッ トマップの透過設定に従う
(Original)
イメージをそのまま描画。透過イメージはそのまま透過され ます。
04 : ボード設定
01 : ボードサイズ
表示ボードのサイズ。実際に表示されるサイズになります。スキンを使用 する場合は、バックグランドイメージに合わせて調整する必要があります。
02 : テキスト表示領域
テキスト表示領域を設定します。

* メニュー「領域編集」でグラフィカルに設定可能です。詳しくは「6.スキン詳細」を参照してください。
03 : アートワーク表示領域
アートワーク表示領域を正方で指定してください。

* メニュー「領域編集」でグラフィカルに設定可能です。詳しくは「6.スキン詳細」を参照してください。
04 : バッググランド表示領域
バックグランドイメージの表示領域

* メニュー「領域編集」でグラフィカルに設定可能です。詳しくは「6.スキン詳細」を参照してください。
05 : アートワークの表示設定
rue アートワークがあった場合に 表示する。
アートワークがない場合は、「アプリケーション設定」の「01 : 表示設定-05 : 標準アートワーク」および、「「01 : 表示設定-06 : 標準アートワークの使用/不使用」の設定に従います。
false アートワークの表示を行わない。

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5.3. スキンマネージャ

 スキンフォルダ内のスキンの一覧を表示し、スキン選択を行います。スキンの選択は、リストボックスでダブルクリックです。
また、スキンの削除や、スキンの雛形の生成なども行います。詳細については、「6. スキン詳細」を参照してください。

img   img



6. スキン詳細

 スキンを製作するためには、少し長いですがこの項に軽く目を通してください。特に (8) についてよく理解しておいてください。悲しいことになります。

6.1. 各領域について

(1) サイズの指定方法
 「なう、ぷれ~いんぐ!」では、メインウインドウを「ボード」と呼んでいます。サイズ指定は一般的な四角形の定義で以下のようになります。 BoardLocationは 表 示位置に相当しますのでスキン設定で使用されるのは、ボードのサイズである「幅(Width)」「高さ(Height)」となります。

img

(2) ボード上の領域
 アートワークやらテキストやらのその他の領域については、以下のようにボードにのっかているイメージです。ようは、「表示させたい位置」、「大きさ」を 指定す れば いいだけです。ちなみに、いずれの領域もボード左上を原点として座標指定します。

アー トワーク表示領域 AtrworkDispRect この領域にアートワークが表示されます。この領域は必ず「正方形」で指 定してくださ い。
テキスト 表示領域 TextDispRect
バックグ ランドイメージ表示領域 BgImageDispRect 基本的にバックグランドイメージのサイズとそろえてください。アスペク トが違う とストレッチされて悲惨な画像になります。
ちなみに、バックグランドイメージ表示領域は他の領域と重なってもかまいません。じゃないとスキン作れないしね!


img
いmg
こんな具合に重なっていてもOK!

(3) もう少し複雑な場合 
 ボード全面を覆うようなスキンの場合は、ボードと同じサイズのイメージを用意してください。また、イメージは透過PNGイメージを使用できます。透過 さ せた場合は、以下のような表示になります。ちなみに、この場合は「BoardSize」と「BgImageDispRest」のサイズは同じになります。

img

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6.2. 具体的にどう作ればいい?

(1) 雛形の生成
 設定ダイアログのメニューから「スキンマネージャ」タブを選択してください。メニューが有効になりますので、「スキン」→「雛形を生成」を選 択 してください。

img   img

・ スキンを保存するフォルダ名を入力します。ここではとりあえず「ちるの」と入力しました。

img


(2) スキンの仕様決め
 スキンの仕様を決めましょう。テストとして今回は以下の仕様で製作してみます。

・ ボードサイズ(表示される大きさ)は 512 x 96
・ ボード全面を覆うスキンとする。

(3) バックグランドイメージの編集
 まず、バックグランドイメージの編集です。バックグランドイメージは「Skinフォルダー」に生成されている「ちるの」フォルダー内の 「BkImage.png」を編集します。
この「BkImage.png」は、デフォルト「サイズ 96 x 96 の 32bit 透過PNG」で半透明青で生成されています。

* 具体的には、アプリがあるフォルダからみて「Skin\ちるの \BkImage.png」ですね。


img   img

* ちなみに、メニュー「スキン - 選択スキンのフォルダ表示」で、スキンフォルダーをエクスプローラで開くことができます。先ほどの「template skin」を選択し て、メニュー「スキン - 選択スキンのフォルダ選択」です。

img   img


 今回は、ボード全面を覆うスキンなので、画像サイズを 512 x 96 に拡張します。一般的なPNGに対応していますので透過させたり、いろいろお好みでどうぞです。例ではチルノの背景(赤い部分)を透過させてみまし た。(ちなみに主の使用ソフトは「paint .NET」です。)

img   img   img

 ・・・ とまあ、しこしこ書き込んで最終的に以下のようになりました。テストですので、「アー トワークの表示部分」と、「テキストの表示部分」の「左上の座標、幅、高さ」をイメージに直接書き込んでいます(図の () 内に書かれた座標が領域左上の座標、Width、Height がそれぞれ領域の幅、高さとなります)。


img

(4) スキン設定の編集
 先ほど作った雛形をスキンリストでダブルクリックして読み込みましょう(スキン名は標準で「template skin」となっています)。これで、スキン設定の編集が可能になります。「テスト」ボタンでテスト表示もできます。この時点でバックグランドイメージが 表示されているはずです。多分思いっきり圧縮されているでしょうが・・・

img   img


(5) 各種表示領域の設定
 次に各表示領域の設定を行います。直接数値で指定してもよいですが、ここはツールを使用しましょう。メニュー「領域編集」をクリックします。

* バッググランドイメージのサイズとボードサイズが違う場合は、メッセージボックスが表示されます。「はい」でボードサイズをバックグランドイメージのサイ ズに自動設定します。変更したくない場合は「いいえ」を選択してください。


img    img

領域選択はその領域をクリックするか、「領域選択」で編集したい領域の選択ができます。サイズ変更は、赤丸をドラッグです。
終了は「ファイル」のメニューからどうぞ。以上で、各表示領域の設定が完了しました。

* 選択領域、および表示イメージは「BoardSize (ボードサイズ)」に設定されたサイズとなります。

(6) 背景の描画モードの変更と、スキンに関する記述
・ 最後に背景の描画モードを「透明」にしておきましょう。これを忘れると背景にグラデーションが描画されてしまいます。

「BackImageMode」 を 「Transparence」に設定します。

・ コメントやスキンタイトルなどの情報もここで打ち込んでおくといいと思います。タイトルは「チルノスキン」で いいかな?

img   img


(7) テスト
  では、「テスト」ボタンでテストしてみましょう。

img

どうでしょうか?このように表示されましたか?もしされないようであれば、領域の座標が間違えていますのでチェックですよ。

(8) スキンとして保存する(これ大事ですよ!
 最後に今までの設定をスキンとして保存する必要があります。なぜかというと、今設定したのは「最初に製作したスキンフォルダ内のスキン設定 (skin_setting.xml)」ではなく、アプリケーション側で使用しているスキン設定(実行ファイルと一緒にある skin_setting.xml)だからです。よって、上書き保存せず違うスキンを読み込 んでしまうと消えちゃいます!
詳細は下図をご覧ください。

・ 最初のテンプレートスキンを読み込んだ際に、テンプレートスキンのフォルダ(図ではスキン1フォルダ)内の設定ファイル、バックグランドイメージがア プリのあるフォルダにコピーされます。
・ スキン設定で編集されるファイルはこのコピーされたファイルです。スキン1フォルダ内のファイルではないということが肝心です。
・ よって、編集のすんだ設定ファイルを元のスキンフォルダにコピーする必要があります。ここで、保存せずに違うスキン。たとえば、スキン2を読み込んで しまうと・・・もうお分かりでしょうがスキン2の設定ファイル、バックグランドイメージがアプリあるフォルダにコピーされ、今までの編集内容がパーとなっ てしまうわけです。

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 というわけで、現在のスキン設定を最初に作った「ちるの」に上書きします。タブを「スキンマネージャ」に切り替え、メニューから「別スキンで保存」を 選 んでください。先ほど製作した雛形である「template skin -[Skin\ちるの]」をダブルクリックで選択し、「OK」で保存します。

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 保存が完了すると「template skin」ではなく、先ほど設定したスキンタイトル「チルノスキン」に変わっていることが確認できると思います。これで、スキン製作完了です。実際に曲名 表示を行ったものが以下のようになります。あたいっ てばサイキョーね!

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7. お約束!

・「なう、ぷれ~ いんぐ!」は自己責任でつかってね! なんかあってもだれも責任もてないです よー。ご理解いただ けない方は使わないでね!

・「なう、ぷれ~いんぐ!」は、
GPLに準拠します。
GPL を採用していますので、このソフトは「使用するだけならば完全にフリー」です。
(プログラムの改変も基本フリーです。もちろんソースコードも全て提供いたしますが、 改変されたプログラムの一般への公開に関してはお約束がありますので GPL にしたがってください。)

* GPL 原文
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html
* GPL 日本語版
http://www.gnu.org/licenses/licenses.ja.html



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・ 主のコミュはここらしい・・・ → http://com.nicovideo.jp/community/co573061

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