世界平和の祈り


    
世界平和の祈り 世界平和の祈り
        
毎年8月6日に原爆ドームの前を流れる元安川に灯篭を流して、 原爆、戦災、一般死没者のご冥福を祈るとともに、広く世界へ 平和のメッセージを発信し、恒久平和を祈願します。
(727 mm x 606 mm, 2017)
"ピースメッセージとうろう流し 昭和20年8月6日午前8時15分、世界初の原子爆弾が広島に投下されました。原爆は一瞬にして多くの命を奪いましたが、即死を免れてもひどいやけどを負った人たちが大勢おられました。その熱さと痛みに耐えかねて近くの川に入り、そのまま亡くなられた方も多かったのです。広島、横川、己斐といった駅前を中心にヤミ市がにぎわい、中心部にやっとバラック建ての商店が建ち始めた昭和22〜3年ごろ、親族や知人を原爆で失った遺族や市民たちが追善と供養のため、手作り灯ろうを川に流したのが「とうろう流し」の始まりと言われています。灯ろうには、亡くなられた方の名前(法名または俗名)と流した人の名前(施主名)を書き込むのが一般的ですが、最近では国内外から来広された方々が「平和への思い」を書かれる光景も目立つようになりました。長い歴史を持つ「とうろう流し」は、「慰霊」と「ピースメッセージ」の両方の意味を持つようになったのです。

第1回日美展<水墨画部門>(主催:国際文化カレッジ、会場:国立新美術館(六本木)、平成29年8月10日(木)〜8月19日(土))に出品。 国際文化カレッジ賞受賞

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