香蘭鳴琴


    
香蘭鳴琴 香蘭鳴琴

孔子が諸国を巡って、自分に合った
国が見つからず、祖国の魯国に戻る
途中で、藪の中に蘭の花が咲いてい
るのを見つけ、自分と同じ境遇だと
感じ入り、琴の曲「猗蘭操」を作曲
し、演奏した。

第40回水桜会展(水墨画)(主催:
水桜会、 会場:ザ・ヒロサワ・シ
ティ会館(水戸)、令和6年9月18日
〜22日)に出品。
(727 mm x 606 mm, 2024)
"漢詩「香蘭鳴琴」 秋到優游遠往尋
幽香蘭蕊満江潯
松間白首鳴琴響
清韻遥思夫子心
    杜正



書き下し文:
秋到(しゅうとう)優游(ゆうゆう)と 遠(とお)く往(ゆ)き尋(たず)ぬ
幽香(ゆうこう)の蘭蕊(らんずい)江潯(こうじん)に満つ
松間(しょうかん)白首(はくしゅ) 鳴琴(めいきん)響(ひび)く
清韻(せいいん)遥(はるか)に思(おも)う夫子(ふうし)の心(こころ)

語句:
蘭蕊=らんの花
江潯=川のほとり
松間=松の木々の間
白首=老人
清韻=清らかな響き
夫子=孔子

RETURN

ロゴマーク

E-mail:jinseizen@yahoo.co.jp
Copyright 1996-2024 JINSEI All Rights Reserved.