磯月

磯月:
　　　　　杜正
義公秋夕探磯行
浮海銀盤素影清
汀渚雷奔波面暴
臨風恍惚聴潮聲
　　　　　　【庚韻】

義公は秋夕　磯を探りに行く
海に浮かぶ銀盤　素影　清し
汀渚　雷奔して　波面　暴し
風に臨み　恍惚として　潮声を聴く

徳川光圀公は、大洗（茨城県）の磯前神社を訪問して、「荒磯の岩にくだけて散る月を一つになしてかへる浪かな」と詠んだ。

常盤神社（2020年2月～3月、水戸）に奉納。偕楽園の梅祭りに合わせて、令和2年2月16日から3月29日まで境内に展示された。

(530 mm x 1360mm, 2020)

"常盤神社　? 水戸偕楽園の隣にあり、徳川光圀を祭って建てられた。


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