岬めぐり



 重複する事になるが、比較するために下記ページの太平洋岸の岬を訪れた部分を抜粋した。

 UPload 2017.11.07 本土最南端佐多岬へ
 UPload 2018.11.12 都井岬へ

 2023.02.05 大王崎への訪問を追記

 2024.06.26 岬めぐりの区切り  野島崎、犬吠埼を追記




        佐多岬へ   平成29年10月27日 (2017.10.27)


 平成29年3月、何回目かの御前崎灯台へのドライブでこの灯台から大海原を眺めての帰り、太平洋側の主だった岬の下田の石廊崎、紀伊半島の潮岬、四国の室戸岬、足摺岬の行ったことを思い出し、「本土最南端の佐多岬に行かねば」と思ったことが、始まりだった。


  地図で見ないと位置が、判らないと言われたのでGoogleMapから作成した。この画像から都井岬にも行かないと?。
        
          (四国の蒲生田岬、紀伊半島の日ノ御碕も行っている)



        都井岬へ  平成30年10月26日(2018.10.26)

 これで東から石廊崎、御前崎、伊良湖岬、潮岬、日ノ御碕、蒲生田岬、室戸岬、足摺岬、佐田岬、関崎、都井岬、佐多岬を訪れた。

         
    やっぱり大王崎か麦崎も行かなきゃ、日帰りで行けるので近いうちに行こう     (GoogleMapから作成)

 志摩半島の大王崎か麦崎は、一日で走行可能なので近々に行ってみようとは思っている。
   (その時は、岬名のみを上図に追記予定)  2023.02.05に訪問済



 野島崎、犬吠埼 令和6年6月5日、6日(2024.6.5,6)

  区切りの岬めぐりとして 野島崎、犬吠埼

 始めからこのように太平洋を望む岬に行ってみようと思っていた訳ではなく、結果的にこうなった。振り返って見るとずいぶんと歳月が経って、1947年10月から約51年程かかって訪れた事になる。

       


 石廊崎は、勤務先の社長のクルーザーで浜名湖からのクルージング (昭和51年頃)

 御前崎、伊良湖岬は、地元

 日ノ御碕、潮岬は、ミーティング (平成7年7月)

 室戸岬、足摺岬は、初めての3.5モービルでの大遠征 (昭和47年10月)

 蒲生田岬は、ミーティング (平成25年7月)

 佐多岬は、行くぞと意気込んで (平成29年10月)

 都井岬、関崎、佐田岬は、行かなきゃと (平成30年10月)

 大王崎 行こう!(令和5年2月)

 野島崎、犬吠埼 太平洋で南向きの岬を網羅すると(令和6年6月)

 いづれにせよ海に向って突き出した地形の先端部の名称だが、その文字に「」と「」の二つがある。


 そして、旅の途中でのモービル運用を楽しみながら、行く先々の名所、名勝を訪れるのも楽しみになっている。
 特に普段では逢えない友人に旅の行程を知らせて、時間の許す限り回り道になっても訪ねることを心がけている。



      



 令和5年2月3日 大王崎へ

 残り大王崎に行かなきゃと思いつつ忘れていたところに、3.5Mhzのお馴染みさんから「大王崎に行ってきたぞ!」写真が届いた。

 そうだ、大王崎が残っている「行こう」と思い立ち、2月3日(金)午前7時頃に出発した。

 コースは、まず伊良湖岬から伊勢湾フェリーに乗船し、少し遠回りだが鳥羽からは、沿岸沿いのパールロード経由を選んだ。途中、パールロードの鳥羽展望台で休憩をした。ここは、海抜160m程あり天気さえ許せば遠く富士山を遠望できる。しかし、あいにく高曇りの天気なので、伊良湖岬付近らしいシルエットを確認したが、そのほかの遠望は靄の向うだった。

       
        鳥羽展望台にて(富士山の方向 約200Km)


暫しの休憩から阿児町鵜方の国道260号へのICを目指し、ここから御座・大王崎方面に南進し、約7Km で大王崎入口の三叉路信号を左にとり、案内に従って、灯台をめざした。そして、漁港の広場の駐車場にモービルを置き、350m程を徒歩で灯台に向かった。通路は、石畳風に整備されていた。

       
       大王崎灯台(西側の八幡さん公園から) この灯台の景色を観られる所は少ない。

 この灯台は、内部の見学ができるので螺旋階段を20m程手すりを頼りの登り、360度の展望を満喫し、手すりのしがみついて螺旋階段を降りた。しかし、ここから駐車場までの下り坂の方がきつかった。

 こうなると南に面した岬と考えれば、房総半島の野島崎もか???。

 帰路は、遠回りだが伊勢湾を一周する形で陸路をとった。
 大王崎からR260を北進し、鵜方でR167西に走り、県道17、県道112、県道152、再びR 260で五ヶ所に向かった。ここにある志摩ヨットハーバーには40年程前に約3年間、年間40回程通ってヨットの乗船を満喫させていただいた思いでの地でもある。。
 思い出しながら、県道169(サニーロード)を伊勢自動車道の玉城ICを目指した。大王崎を出発して間もなく、私が大王崎に居る事を3.5Mhzで聞いたと電話が鳴り、玉城IC経由ならば寄って行けと連絡して来た。約1時間半後、彼から指示された場所に到着し、30分程アイボールを楽しんだ。

 この時、30q程北に居るお馴染みさんも寄る様にと3.5Mhzで呼んでくれていたことが、帰宅して判った。彼のシャックの方向にこうべを下げ、深くお詫びした。

 モービルのローディングコイルの一部に不満の個所があり、改修中だったこともあり、調整不備が祟り、感度も、飛びも悪い状態での走行だった事から、この時は、無線機の電源を切っての走行だった。

 帰宅後、再度コイルの改修を終え、モービルに搭載して調整中にアンテナカプラ側に問題が有った事が判明し、早速修理をした。原因は、3・5&7Mhzの2バンド化した際、調整の為にパラに接続していて、不要だと判った固定コンデンサーの片側の端子のネジを外して置いた事を忘れ、車の振動で外れたものと思い込んでネジを用意し、接続したことから容量過大となり、同調をベストに追い込めなかった事が判った。このコンデンサーを取り外し、同じ事にならないようにして置いた。(手を抜いたことの報いと大いに反省!!!)


       





    岬めぐりの区切り

 令和6年6月5日(野島崎)、6日(犬吠埼)  (2024.06.05、06)


 岬めぐりに気付いたのが、「2017.10.27」に九州最南端の佐多岬を訪れ、ホームページにまとめている時だった。

 行かなくっちゃと翌年に都井岬への旅をし、行く気になれば、日帰りできると思いつつ、少し時を経て「2023.02.03」志摩半島の大王崎に向かった。

 これで良かろうと思ったが、太平洋に南向きにある岬との条件で再度地図を眺めてみると、房総半島の野島崎、犬吠埼の2つの岬もある。

 コロナ過も少し落ち着いた今年の春、「3.5オールJAミーティング那珂川大会」の案内が届いた。何年か前にミーティングで訪れた覚えのある地名だ。早速、地図を開き、参加するとしてコースをどうすると考えた。高速道路のみで往復約1000Kmだ。最後の弾丸ドライブで参加するならば、会場の一泊で往復できる。

 弾丸ドライブは、きつく諫められているし、自身もう少しゆっくりとの旅をしようと思っている。さて、「どうしようか?」と考え、

そうだ!、房総半島の「野島崎」、「犬吠埼」へ回って「区切りの岬めぐり」にしようと、閃いた。


 6月4日の夕食を済ませゆっくりと出発し、翌6月5日の午前3時頃に東京湾の海ほたるに着け此処で夜明けまで仮眠し、6月5日の朝に房総半島先端の野島崎を訪れ、その後、北上して途中一泊する。6月6日の昼前に犬吠埼を訪れて、午後にミーティング会場にある「大洗町」を目指して鹿島灘を北上し、ミーティングに参加する。6月7日朝、帰路に着けば日付の変わる頃には帰宅できると計算できた。



 2024.06.04 PM21:00頃に出発

 東に向かう事から、今回は、R23号バイパスを経て、東名の浜松西ICに入り、東名を利用することにした。国道23号バイパス、静岡県道65号、東名横浜町田ICを出て、国道16号保土ヶ谷バイパス、首都高速K3号、湾岸線B号、東京湾アクアラインから、6月5日午前3時頃に東京湾アクアライン海ほたるに到着し、夜明けまで仮眠に着いた。北海道新幹線乗車記で2016年5月30日の夕方に訪れていたことから、迷うことなく駐車場に入れた。乗用車駐車場は、高さ制限が有る為、HFのアンテナを折りたたんで入場した。

      
   海ほたるから木更津方面を望む


 ここ海ほたるから野島崎までは、館山道、国道127号、国道410号を走行し、約120Kmを約3時間程で到着した。

      
   野島崎灯台                        灯台からの眺め

      
 半島先端にある「朝日と夕日の見えるベンチ」     九州にある鬼の洗濯板とよく似た岩

 「朝日と夕日の見える」場所は、そんなに多くなく、太平洋を東に見なくては水平線からの朝日を見ることは出来ないと思う。昨年訪れた下北半島のい大間岬にも同じ案内が有った。

 また、鬼の洗濯板状の岩は、改めて簡単に調べて見ると 正式に隆起海床と奇形波蝕痕と言われ、ここ房総半島のの先端から九州南端位まであるようだ。九州の青島海岸から南には、景勝としても有名だ。

 野島崎灯台の階段99段+2段を登り切り、灯台からの水平線の景色を眺め、午前10時頃に鴨川シーワールドを目指して出発した。そして、がっかりした!!!。
 5月5日(水)は、休館日だった。これは、この鴨川シーワールドを目的地とせず、コース上にあるから見学をと考えていたことからあっさりと納得した。近くにある事が、判った「かつうら海中公園海中展望塔」に向かった。当たり前だが海の中に建っている塔に入り、海中を観るのだから駐車場から往復1Km以上歩く案内が有り、足の状態から此処も断念した。まっ、ゆっくり北上しようと悟りを開いての北上続けた。


 いすみ市いる3.5MHzのお馴染み局と連絡する為に144MHzをワッチし、聞き覚えのある彼のコールサインが聞えてきた。そして、彼のシャックまで10Km程であることが判り、もう少しだと気を引き締めた。およそ30分で彼が、迎えに出てくれた橋の袂に到着し、彼の自転車に着いて行き、彼のシャックに到着した。

 彼のシャックに到着すると、私と2度QSOをしていると言う局が、渋谷から遊びに来る事を聞いているうちに彼も到着し、自慢のコーヒーをごちそうになりながら暫しのアイボールを楽しませていただいた。そして、約1時間程で予約した宿のある茂原市に向かうべく車中の人となった。


 途中、長生村の局のアンテナの状態を見てくる事を引き受けていたので、改めて地図を開き、住所を確認し、田園風景の中を10q程走行して右折すべく信号交差点に向かった。その家を見つけ周囲の写真を数枚撮影し、元の国道128号に戻り、宿に向かった。この見に行く事を依頼した局の知り合いのある局に3日の夜にQSOした際、当局が、この見に行く事を話すと「見に行く必要は無い。すでにアンテナは、撤去されている」と言われた。とは、言え「見に行かなければ」との思いでの行動だ。


 2024.06.06

 茂原市の宿を出発し、犬吠埼を経由してミーティング会場のある大洗に向けて出発した。途中の道路は、それなりの速度で走行でき、約2時間で目指す犬吠埼に到着した。

          
  犬吠埼灯台

 この灯台の展望台で話した人は、登れる灯台が全国に15ヶ所有り、その灯台めぐりをしようと地元の観音崎灯台を1番目として始めてから2か所目という事だった。くしくもこれを意識した訳では無いが、私は5ヶ所目になる事を話題にして、是非、15灯台を登ってくださ激励した。

 この犬吠埼灯台の階段は、99段と案内があった。そういえばと思い出し見ると野島崎灯台は、101段だったが、最後の2段は、最上階に上がってから、床に追加で2段有った事を思い出した。灯台の階段数が、99段となっているのは、九十九里浜に因んでの粋な設計なのだろうか?。案内にも「九十九里浜?」とあった。こんな粋な設計をするとは!!!。
 東京スカイタワーの高さ634mは、いわく武蔵國に建つからだ。

 ここ銚子の町には、銚子ポートタワーが有りガラス張りのタワーから太平洋の水平線を眺められるらしい。犬吠埼灯台よりちょっと高いだけらしい。水平線の景色は、海面からの高さで決まるはずなので地球の丸さを感じたければ、灯火標高約256mの都井岬灯台の展望台からより丸みを感じられる。実際、都井岬を訪れた際には、「おっ 丸いじゃん」と感じた記憶がある。

 はっきり言おう、灯台からの水平線の景色は、みんな同じだ!。しかし、雰囲気は、それぞれ個性がある。あそこは、ここはと思い出してみてもやはり違った印象で思い出す。

 昼前にここ犬吠埼を離れ、国道124号、国道51号を経由しての大洗に向かって出発した。この2つの国道の走行して、改めて関東平野の「平野の広さ」に圧倒された。国道124号に入って間もなく片側2車線の4車線道路となり、直線道路が延々と
続き、数ヶ所で少しカーブして、大きく曲がっている所は一ヶ所のみ、信号は市街に入ると少し近いが、ほとんど数百mおきだ。走れども、走れどもと言う感覚に陥った。高速道路には、こんな直線は無い。地元の平らな所の感覚と全く違う。
 関東平野の北部を通る圏央道、川口からの東北道、三郷からの常磐道も走って「広いなあ」と思いながら走った事を思い出したが、広さの感じ方が全く違う。「広い、平だ」 

 途中での休憩と言えば、道の駅位しか無いが、このルートには一つも無かった。コンビニに寄って、その駐車場で休ませてもらうだけだった。2時間程走った所にやっと鹿島灘海浜公園が有った。此処は、道の駅風の所だったのでゆっくりと休む事が出来た。

            
   駐車場から奥へ1kmほど海岸に入ると海水浴場らしく、駐車場の整備やら草刈りやらをしていた。

 道路標識から残りは、25km程、約1時間と改めて気を引き締め大洗の会場に向かった。午後3時を少し過ぎ会場のホテルに到着し、懐かしい面々と談笑、初めての局との挨拶とミーティングの楽しさに浸った。



        途中、モービル運用にてお相手をいただいた方々にお礼申し上げます。



                       
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