ヤマハRZ250
Last Update '01/08/20

YAMAHA RZ250 1980 ( 1991 - 2000 )

学生時代からの悪友より購入。そいつが手に入れた時から数えると、10年のつきあいであった。

購入当時はまるで人気がなく、解体屋さんにゴロゴロしてました。
初めから350ccでしたがクランクが寿命だったので、すぐに解体屋より焼き付いた250ccのエンジンを¥15,000で購入し、積み替えました。
フロントフォークはRZRの初期型のφ35がついてました。

この写真は’92年頃、おいらんぶちの手前にて。
18インチもなかなかいいですよね!
Stock RZ picture



同じくRZ。使用後・・じゃない、改造後。手を入れていないのは、外装とクランク、ギア、電装系位(イグニッションコイルはTZR用に交換しているが)となりました。

ここをクリック するとそのころのエンジン外観のアップが表示されます。

この頃は369cc、口径30mmのTMXキャブをエアクリーナーレスで装着。調子が悪い時に後輪57PS。

チャンバーは、ユーゾークロス、O&Mクロスを試しましたが、結局音がうるさく、乗りにくくなるだけ(特にユーゾーは)だったので、解体屋製のTZR250(1KT)ノーマルチャンバーを取り付けてます。
結構イイですよ。


でも、ユーゾーもスタイルと音質は凄くイイです。
コレが装着してたころの画像です!鬼シブ!


バックステップはRETROというショップ製。リアのマスターシリンダーが取り付けられて具合いいです。

After modied RZ picture


現在はフロント周りも17インチ化してます。FZR250R('91)のフロント廻りをごっそり入れました。ほとんどボルトオンで、ハンドルストッパーも、キーロックも無加工で使えました。キーボックス取り付け部のみ小加工が必要でしたが。
ハンドルはトップブリッジがフラットなのでハンドルポスト(ゼファー用社外品)を穴を明けて取り付けました。
ハンドルはZパーツのアルミ製です。色はダルマやかん色です。
黒の方が好みなんですが、アルミ製で黒って無かったんですよね。今は有るのかな。
(TZR250(1KT)のフロント周りパーツも考えましたが、ステムシャフト長がRZに比べ長く、スペーサーが必要なのと、トップブリッジが斜めになっておりハンドルポストが立てにくいので止めました。

タンクはサビで穴があき、新品と交換しました(;_;)
エンジンはRZ125ピストンにより270ccとしてます。

悩みはバイク乗りには目立ちすぎ、普通の人にはノーマルとしか見えない事です。

ある時、奥多摩をのんびり走ってると、対向車線でNSRとバトルしてるRZとすれ違い、おおっ、頑張ってるな〜とか思ってしばらくしたらものすごいスピードで追ってくるバイクが出現!
速かったので道を譲っても、追い抜いてこないので休憩所で止まったらそのバイクも止まりました。さっきすれ違ったRZでした(^^;
なんでも「足廻りいじってる!」と観察し、嬉しくなって追ってきたとの事。同じ初期型の黒にRZ350Rのエンジン、オーリンズのリアサスRZRのフロントフォークという仕様でした。

RZに乗ってると、こういう楽しい思いが出来ます(^^)/

珍走団のオニーさんにも話しかけられます(^^;

・・・・このRZは、仕事と家庭で忙しく、γで手一杯になって実家で眠っていましたが、1年ほど前、行きつけのバイク屋さんの常連のおっさんの甥っ子(17歳)に15万円で売りました。
元気に走りつづけるのがRZにとって幸せですから、、(タンク錆びちゃうし(^_^;))
しかし、その後しばらくしてからバイク屋さんに行くと、なんと、「暴走族(珍走団)に盗られた!」って事で、、、(T_T)(悲)
しかし、またしばらくしてバイク屋さんに行くと、戻った!直した!との事!
更に聞くと、意外な事実が、、、、
なんと、フツーの盗難ではなく、取り囲まれてボコボコにされて、強奪されてしまっていたとの事(@@;酷いハナシだ、、
さすがに、バイクが盗られたくらいでは全然動かないなっさけない警察も動き、犯人は御用に、RZは珍なハンドルに交換され、クランクが焼き付いた状態で手元に、、、
で、犯人の親が弁償し、新品クランクで復活したとのこと。(25万かかったそうな。)
しかし、珍走団は、なんでRZを欲しがるのか?
これは、某少年マガジンとかで、珍走団にRZに乗らせた”特攻のなんとか”とかいうマンガとかの影響であろう。
#大体、CB400Fが”疾い”とか、片腹イタイ事ばっかり書いてたもんな、、あのマンガ。
・・・あんな、どう見ても峠仕様のバイク、珍が乗っても楽しくないだろ・・・(ー。ー;
と、いうわけで、手塩にかけたRZとバイク屋さんのツーリングで一緒に走るのが楽しみな今日この頃。

他のパーツについて


☆クラッチについて
 370cc時代には、クラッチが滑り、バーネットの強化クラッチを入れていました。
 確かに滑らなくなりました。しかし・・重い!とにかく重い!
 しかも切れが悪い!
 と、いう訳でドラッグレース以外ではお勧め出来ません。

☆リードバルブ
 ボイセン製リードバルブも付けています。
 これはFRP製で、低速用、高速用の2つの開口部が有ります。
 4年以上使ってますが問題有りません。性能アップはよくわかりませんが・・
 ひょっとして、ノーマルより耐久性が有るかも知れません。
 ちょっとお勧めです。

☆インテークチャンバー
 インテークチャンバーもなにげに装着してます。
 これは解体屋さんで500円で入手しました。ブーム前はこんなもんです。
 性能は?です。格好だけで付けてます。


☆バックステップ
 バックステップは昔、O&T製も付けた事が有ります。
 ノーマルステッププレートとの交換タイプです。ステップ等はノーマルを
 使用します。
 仕上げはなかなか良かったです。タンデムステップ装着も問題ありません。
 ノーマルマフラーを付けると振動がきつかったです。ユーゾーチャンバーなら
 問題有りません。O&Mチャンバーは取り付け位置がノーマルと同じなので
 振動が有るかと思ったらそれほどでもなかったです。軽いからでしょう。

☆スイングアーム
 R1−Zのスイングアームですが、ノーマル形状と一寸似てる為、一見
 良いように思えます。しかし、鉄製の為「重い」そして、「長すぎる」
 という問題が有りました。
 FZRシリーズのスイングアームの方が良いです。アルミ製、そして、
 前傾45度のジェネシスエンジンの為、ホイールベースを短く保つには
 スイングアームが短めになっている為です。
 FZR250のダブルディスクのタイプが良いと思います。それ以前の
 鉄フレームのタイプはホイールのリム幅が狭いので格好がいまいち。

☆キャリパー
 ノーマルキャリパーは付けた事が無いです。初めに付いていたのがRZ−Rの
 フロントフォークなんで。そして、キャリパーはXJ400Z用の対向2ポット
 でした。これは形が昔のTZみたいで雰囲気が良かったです。
 その次がRZR用のキャリパーです。同様に対向2ポットでしたが、何故か
 XJ用より効く気がしました。
 パッドはAP製を使っていました。評価は○です。
 そして、最後に選んだのがR1−Zのキャリパーです。これは異径対向4
 ポットであり、’90年代のブレーキというのはものすごく効く!事が
 身にしみてわかりました。以上のキャリパーはすべて取り付けピッチ83mm
 です。FZR400等は90mmピッチのキャリパーを使用してますので
 ご注意下さい。
 勿論、FZR250Rフォークに替えた今でも、このキャリパーを使用
 してます。

 なお、TZR250R(’91〜)のキャリパーも使用可能です。
 R1−Z、FZRのキャリパーに比べ、若干ピストン面積が小さい為、
 マスターシリンダーは14mmというサイズがノーマルで使われて
 います。その他はTZ用キャリパーが使用可能みたいですが、詳細未確認
 です。
 SDR、RZ125,TZR125はRZ−Rと同じキャリパーの様です。
 すなわち、上記に示した異径対向4ポットキャリパーが使用可能という事
 です。ただ、本当に交換する前には良く確認して下さいね。


RZの群 : これは、第一回RZミーティングの光景です。
        奥多摩湖畔で開催されました。’92年頃?
        そのとき、RZを連ねて奥多摩周遊をゆっくり走ったのですが
        凄まじい白煙で、死にそうでした(笑)
        (RZのツーリングクラブが無い訳がわかりました)
        その後、数年してReizとか4L3親睦会に分裂した様です。
        写真は奥多摩周遊の湖側料金所跡わきです。


Back[ 愛車紹介に戻る ]


Home [ トップページに戻る ]