YAMAHA RZ250 1980 ( 1991 - 2000 )
学生時代からの悪友より購入。そいつが手に入れた時から数えると、10年のつきあいであった。
購入当時はまるで人気がなく、解体屋さんにゴロゴロしてました。
初めから350ccでしたがクランクが寿命だったので、すぐに解体屋より焼き付いた250ccのエンジンを¥15,000で購入し、積み替えました。
フロントフォークはRZRの初期型のφ35がついてました。
この写真は’92年頃、おいらんぶちの手前にて。
18インチもなかなかいいですよね!
同じくRZ。使用後・・じゃない、改造後。手を入れていないのは、外装とクランク、ギア、電装系位(イグニッションコイルはTZR用に交換しているが)となりました。
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するとそのころのエンジン外観のアップが表示されます。
この頃は369cc、口径30mmのTMXキャブをエアクリーナーレスで装着。調子が悪い時に後輪57PS。
チャンバーは、ユーゾークロス、O&Mクロスを試しましたが、結局音がうるさく、乗りにくくなるだけ(特にユーゾーは)だったので、解体屋製のTZR250(1KT)ノーマルチャンバーを取り付けてます。
結構イイですよ。
他のパーツについて
☆クラッチについて
370cc時代には、クラッチが滑り、バーネットの強化クラッチを入れていました。
確かに滑らなくなりました。しかし・・重い!とにかく重い!
しかも切れが悪い!
と、いう訳でドラッグレース以外ではお勧め出来ません。
☆リードバルブ
ボイセン製リードバルブも付けています。
これはFRP製で、低速用、高速用の2つの開口部が有ります。
4年以上使ってますが問題有りません。性能アップはよくわかりませんが・・
ひょっとして、ノーマルより耐久性が有るかも知れません。
ちょっとお勧めです。
☆インテークチャンバー
インテークチャンバーもなにげに装着してます。
これは解体屋さんで500円で入手しました。ブーム前はこんなもんです。
性能は?です。格好だけで付けてます。
☆バックステップ
バックステップは昔、O&T製も付けた事が有ります。
ノーマルステッププレートとの交換タイプです。ステップ等はノーマルを
使用します。
仕上げはなかなか良かったです。タンデムステップ装着も問題ありません。
ノーマルマフラーを付けると振動がきつかったです。ユーゾーチャンバーなら
問題有りません。O&Mチャンバーは取り付け位置がノーマルと同じなので
振動が有るかと思ったらそれほどでもなかったです。軽いからでしょう。
☆スイングアーム
R1−Zのスイングアームですが、ノーマル形状と一寸似てる為、一見
良いように思えます。しかし、鉄製の為「重い」そして、「長すぎる」
という問題が有りました。
FZRシリーズのスイングアームの方が良いです。アルミ製、そして、
前傾45度のジェネシスエンジンの為、ホイールベースを短く保つには
スイングアームが短めになっている為です。
FZR250のダブルディスクのタイプが良いと思います。それ以前の
鉄フレームのタイプはホイールのリム幅が狭いので格好がいまいち。
☆キャリパー
ノーマルキャリパーは付けた事が無いです。初めに付いていたのがRZ−Rの
フロントフォークなんで。そして、キャリパーはXJ400Z用の対向2ポット
でした。これは形が昔のTZみたいで雰囲気が良かったです。
その次がRZR用のキャリパーです。同様に対向2ポットでしたが、何故か
XJ用より効く気がしました。
パッドはAP製を使っていました。評価は○です。
そして、最後に選んだのがR1−Zのキャリパーです。これは異径対向4
ポットであり、’90年代のブレーキというのはものすごく効く!事が
身にしみてわかりました。以上のキャリパーはすべて取り付けピッチ83mm
です。FZR400等は90mmピッチのキャリパーを使用してますので
ご注意下さい。
勿論、FZR250Rフォークに替えた今でも、このキャリパーを使用
してます。
なお、TZR250R(’91〜)のキャリパーも使用可能です。
R1−Z、FZRのキャリパーに比べ、若干ピストン面積が小さい為、
マスターシリンダーは14mmというサイズがノーマルで使われて
います。その他はTZ用キャリパーが使用可能みたいですが、詳細未確認
です。
SDR、RZ125,TZR125はRZ−Rと同じキャリパーの様です。
すなわち、上記に示した異径対向4ポットキャリパーが使用可能という事
です。ただ、本当に交換する前には良く確認して下さいね。