過去の挨拶
2023(R05)年
会長挨拶
新年明けましておめでとうございます。

皆様には、清々しい新年をお迎えしたことと、心よりお喜び申し上げます。
昨年は大変皆様にお世話になりました、本紙を借りて厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、コロナ感染症、ロシヤ軍のウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイルの連発、円安、物価の高騰等、近年にない激動の年になりました。
そのような環境下でありましたが、皆様の御指導ご協力により、連盟活動も大過なく無事に終了いたしました。

新しい年がどんな年になるか、予測ができませんが、皆様のお力をお借りして、子供達の思い出づくりの場を提供していきたいと考えております。

毎年チーム数が減少し根本的な対策が必要となっています。これからもチーム数は減っていくことと思われます。
子供自ら野球をやりたい子供が少なくなった、少子化時代だけの問題ではないのではないかと思われます。
少年野球を取り巻く環境は厳しくなる、そんな時代に皆様と共に少年野球発展のために努力したいと考えております。

結びとして、御尊家皆様のご多幸を祈念し、今年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
会 長  須田 幸雄
理事長挨拶
 新年明けましておめでとうございます。

昨年も新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年だったものの、4月の磯子区春季少年野球大会は観戦の制限を設けて開催しましたが、コロナの感染状況を勘案して、6月のジュニア大会からは観戦制限を緩和、9月からの秋季少年野球大会および新人戦は平常時に戻して開催することができました。

 もっとも、ベンチ内の指導者へのマスク着用義務や選手、指導者、観戦者の健康チェックシート提出の義務付けなど、完全な平常時の状態にはなりませんでしたが、各チームの指導者、保護者をはじめ多くの関係者の皆さまのご協力により、無事にすべての大会を終えることができました。この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。

 また、10月には、磯子区として初めて、区内全域のチームから選ばれた6年生で構成する、連盟公認の磯子区選抜チームである「オール磯子」が発足し、横浜市大会の各区選抜大会で勝利するなど活躍をしています。

 そのほか、11月には、当連盟所属の屛風浦クラブ出身で桐蔭横浜大学4年の吉田賢吾選手が、ソフトバンクホークスからドラフト指名され、本年よりプロ野球選手として一歩を踏み出します。磯子区からは約17年ぶりのプロ野球選手の誕生になり、今後の活躍を期待しています。

 このような明るい話題がある一方で、各チームの選手数は減少傾向にあり、人数が足りないため大会の欠場や一時期の休部を余儀なくされているチームもあります。チームそれぞれに歴史や方針があり、連盟として何かを申し上げる立場にはありませんが、野球が好きな地域の子供たちに野球ができる環境を整えてあげるのも大人の私たちの役目ではないでしょうか。

 各チームの関係者の皆さまには、地域スポーツの環境を考慮いただき、子供のためを第一に、形はともかく複数のチームを一つにまとめるなど、さまざまなハードルを乗り越えて前向きな議論をしていただきたいと考えています。

 このような選手数の減少に比例して、当連盟の大会にご協力いただいている公認審判員も減少しており、昨年は審判員不足で開催が危ぶまれた試合が複数ありました。本年は、この審判員制度そのものも改定する必要性を感じています。

 また、理事会での正式承認後になりますが、本年4月からの春季磯子区大会からは、子供の健康を守る観点から、投手の球数制限を採用する予定です。このため、試合が大きく変わる可能性があり、各チームとも複数の投手を育成することが必須になりますので、早めの準備をお願いしたいと思います。

当連盟は、礼儀や礼節を重んじる日本独特の〝野球道〞を通じた教育により、健全な小学生の成長の一助になるとともに、少年野球ひいては野球界全体の発展のために今後ともさらなる努力をしていきます。

最後になりますが、関係する皆さまのますますのご健勝とご多幸を祈念して新年のご挨拶とします。
理事長  山下 明良