−6/5(水)− ![]() 中央駅より1時間ほどで到着。そこからバスに乗って広場に。みんな観光客だったから、集団について行くだけでOK。 バスを降りて、商店街を抜ける。雨のブル−ジュってGoodです。ときどき馬車が駆け抜けていく。石畳の道をひずめの音を響かせて。 水の街と言われるこの都市はボ−トでの周遊がお勧めだったけど、雨じゃあね…って事で歩いてみた。 ![]() カリヨンの音が響き渡る。ここのベルフォ−トは一般人も登れる!もちろん挑戦。細い螺旋階段をひたすら登る。カビ臭いのが歴史を思わせる。 最初の休憩所は歴史館のようだ。カリヨンの楽譜や、時計の針が展示してある。更に登る。 ![]() またしても写真を頼まれた。女性の一人旅。中国人かな?ヨ−ロッパって女性の一人旅が多い。 教会を眺めながら、運河のほとりを歩く。 ![]() 「コンニチハ!」なんと日本語で声をかけられた。アクセントの違いもかわいらしい。「こんにちは!」と返事をすると手を振りながら通り過ぎて行った。楽しい気分になった。 メイン通りから1本横道に入ると静かな住宅街だ。人はもちろん、野良猫も野良犬もいない。シ−ン。しばらく歩いてメインに戻る。魚市場だ!でも時間が遅かったため片付けモ−ドだった。 ![]() 海辺の町まで出てから食べよう!その前にノドを潤すビ−ルを!今日初めてのビ−ルは「Jupiler」癖無し。 水代わりでお代も1.7ユ−ロ。安い!元気が出たので出発。 辿り着いた海辺の町「オステンド」。 海峡を越えればイギリスまですぐ。駅の前は漁港でレストランが建ち並ぶ。さすがリゾ−ト地。立派なリゾ−トマンションがある。 店を探して街をブラつくと「オッ!」良さげな店があったので入ってみる。やっぱり飲み屋か…なんで私達の目は飲み屋にしか反応しないんだろう……。 |
![]() ![]() 苦労して2品を注文したはずなのだが、強面のウェイター君はとってもケゲン顔。どうやらオランダ語とフランス語で併記してある同じ物をひとつづつ注文していたらしい。こいつはお恥ずかしい!!苦戦して注文をした結果、シェ・レオンでみんなが食べてた「黒い鍋」の料理が出てきた! ム−ル貝のホワイトソ−ス蒸しで、非常にウマイ!!量ももちろん文句無しの1品。 これで思い残すことは無いぞ!ここでもビ−ルを2杯頂いた。 ![]() 町を出る前に教会を1つ訪ねた。ここで、日本語を勉強中という牧師さんに出会ったのだが、イヤイヤ、学校で勉強しているのかと思うほど上手だ。でも実は独学だって。この牧師さんのおかげで、素晴らしいステンドグラスがいったい何を描いているのか、よくわかりました。ありがとう! ![]() 実はこの電車、南駅が終着で、すでに別の路線として、新しい場所に向かっていた。そんな…場内アナウンスがわからなかったよ… ヨ−ロッパは人がいる改札などほとんど無く、信頼関係のみ、不正をしないのが当たり前で成立している。だから、もしチケットを持っていない事が判明すると、厳しい罰則が課せられるそうだ。そんな話をガイドブックで勉強していたからアセッタのなんのって…もう、車掌さんが来ないようにビクビク。 IKESさんがいろいろ話しかけてくるのを「何でそんなに平気でいられるの?信じられない!!」って感じで受け答え。(編者注;旅行者だから大目に見てもらえるくらいに考えてたので、、、)口数はいつもの10分の1にも満たず「ああっ…異国で犯罪者のレッテル貼られるのか…」と悲観的想像をしながら、次の駅への到着を願っていた。 ![]() とりあえず犯罪者のレッテルとはおさらばだ。縁あって辿り着いたのは「ル−ベン」という「ステラ」のブリュワリ−がある学生の街だ。一直線道路の先にお城みたいな大学が見える。帰りの電車まで時間があるから、とりあえず乾杯!もちろん「ステラ」です。すっきりしたところで「ヒュ−ガ−デン」と「レフ」を頂いた。今日は保守的で、新しいビ−ルは飲みませんでした。 今日はトラブル続きなのか?帰りのチケット購入時にまたもやプチトラブル発生。駅の窓口は1箇所。私達の前に並んでいた女性がイマイチ土地感が無かったのか、地図を広げてやり取りを始めたのだ。まあ、私達だってこんなコトくらいある、が、長い…。 電車の時刻はどんどん近づいて来るのに、一向に終わる気配なしってところだ。後から来た少女が心配で泣きそうな顔をしている。これに気がついた男性が窓口に座ってくれた。少女がお願いって顔で私達を見ている。こんなコトで日本人の印象を悪くするのは論外なので、順番を譲ってあげた。で、いざ、自分達もギリギリ。走る、走る、走る。 ![]() ブリュッセル北駅は中央に比べると随分近代的な作りで、随分と無機質に思えた。人もまばらで、駅周辺にはお店の類も無く、本当に通勤にだけ利用されている感がある。同じ近代的でも南駅の方が好きかな。トラムに乗ってホテルの近くに向かう。 今日の夕飯は近場を探した結果、フランスの空港にも入っていた「カバのお店」(編者注;カバの肉は出ません。カバのイラストが目印の「ヒッポ」という店です)になった。遅いお昼だったせいかピンと来る物が無くて、ビ−ル&サラダってパタ−ンに…ヘルシ−なのか、不健康なのか、微妙なトコです。 かなり遅い時間帯なはずなのに、お店は混んでいて、みんなデカいステ−キ&多量のフリッツをバクバク食べている。胃がモタレナイノカ…? 明日は帰国日。この国ともお別れ…かなり寂しい。やはり気に入ってしまったのです。ベルギ−という国を。 |