−6/3(月)− 今日は憧れの「アントワ−プ」へ行くのだ。名作「フランダ−スの犬」ゆかりの地。私と同世代の人はきっと、アニメを見て泣いたでしょう??「懐かしの〜」でラストシ−ンが流れると私の涙腺はイチコロです、今も。 まずはホテルで朝ご飯。完全にバイキング。「うわ〜っ、こんなに泊まってるんだ」って思うくらい満席です。パン・チ−ズ・ミックスベジタブル炒め・ソ−セ−ジ。種類は豊富だけど、味は… でも食べた。お腹一杯。 9:30am出発。今日は電車で移動。まずはトラムを乗り継いで「ブリュッセル中央駅」へ。平日の朝だから、駅は焼きたてワッフルとコ−ヒ−の匂いが漂う。ビジネスマンで混み合ったトラムを降りて地下道を通り駅に。 綴りを覚えてて良かったよ!アントワ−プ、なんとか時刻表で確認。切符をどこで買ったらいいかわからないので観光案内所へ。ベルギ−にはいたるところに案内所がある。教えてもらった通り、チケットを購入。車両に書いてある数字は、1は一等席・2は二等席を意味している。椅子はかなりカタメ。腰痛持ちの人は気をつけて! ![]() しかし、乗り場がわからずバスの運転手さんに聞く。「グロ−テ・マルクトに行きたいんだけど?」と聞くがうまく通じない…。でも何とか確かめて、地下乗り場へ。券売機にブリュッセルで購入したチケットを入れるのだが…受け付けてくれない。 ![]() ![]() トラムを降り、地上に。こじんまりした駅前広場。見慣れたホテル名があった。ホリディ・イン。町に合った造りをしている。さすが世界に展開しているだけあります。ル−ベンスの像を見つつ良さげなカフェを探索。あったぞ。マクドナルドの隣、地元のおじさん達がお店の人と楽しそうに語らってる。ビ−ルも美味そうだ!初めてテラスで飲んだ「デ・コ−ニング」。く〜っ、ウマッ!レフに似ているけど、もう少しスッキリした味。もう1杯をグッとこらえてノ−トルダム寺院に。 |
![]() フリッツを食べながらノ−トルダム寺院に向かう。「グロ−テ・マルクト」広場。池の無い噴水がめずらしい。 ネロとパトラッシュは毎日ここに通っていたんだなぁ…石畳の通りを歩きながら、アニメのシ−ンを思い出す。 ![]() 迫力ある絵に圧倒される。この絵を見ながら二人(編者注;ひとりとイッピキだろ)は眠りについたんだ。ウルッと来る。一人で地下に下りた。 レンガを作る蔵みたいになってる。ちょっと息苦しいかな?鍾乳洞にいるようだ。怖くなって地上に帰還。 そういえば街中にもあった。なんだ?って思ったけど、そうか、レンガを作ってるんだ。 ![]() 川沿いに出てみた。海洋博物館があったけど休み。 この町にはブリュワリ−があるって聞いたんだけど、場所がさっぱりわからない。広場の観光案内所に戻って教えてもらった。「デ・コ−ニング」ブリュワリ−だ。タクシ−に乗るかトラムに乗るか、すごく迷ったのでス−パ−に立ち寄る。いろんなモノが売ってる。海産物はかなり面白い。イセエビが生け簀に入ってるなんて。他にも珍しいものがたくさんある。ビ−ルコ−ナ−に行く。知らない銘柄がたくさんあった。2本ゲット。 さんざん迷ってトラムの乗ることにした。ポイントは公園。気をつけて見てないと。地図を片手に必死に…と頑張ってる間に通り過ぎたみたい。随分離れたようだ…降りるタイミングを逃したので、そのまま観光。この辺のバ−の看板に書いてあるビールは「DUVEL」。赤い悪魔と呼ばれている銘柄。サッカ−のベルギ−代表もこう呼ばれている。どんな味かな?なんて考えているうちに終点。あれ?ホ−ボ−ケン村に到着?そう、偶然にもネロとパトラッシュが通った(であろう)道を辿っていたのだ。村といっても、キレイな町でありました。しっかし、この距離を毎日歩いた!?信じられない。遠かったよぉ…。 ![]() |
公園が近づいてくる。今度こそ!無事降りれた。が、周りを見渡しても「近代的な会社」と「アパ−ト」しか目に入らない。あの古そうな門は?と向かうが、どうも違うみたいだ。う〜ん、どこだろう?近所をウロウロ。会社から自転車や車がたくさん出てきた。5時、終業時間だ。やばい、ブリュワリ−も閉まっちゃう。意を決して、その会社の守衛さん(さっきからケゲンそうに私達を見てたんだよね)に話しを! 「この辺りにデ・コ−ニングというブリュワリ−が…」聞いてみた。どうやら工場自体は知らない様だったので住所のメモを見せると、わざわざ守衛室に入れてくれて、地図を見ながら探してくれた。 ![]() なんだか賑わっている一角を横目に受付に。「工場見学したいんですけど!」。でも、答えはとっても悲しくて「さっき最後の回が終了したの」 あの盛り上がっている集団、見学終了後の晩餐だったのか。クッソ−、ウラヤマシイゾ。受付の人に直営のお店を教えてもらった。目の前にあるらしい。悔しいけど仕方なし。 ![]() ![]() 甘くてコクもあって、泡まで美味しい。せっかくだからもう1杯。「MAES」という名のビ−ル。これは日本のビ−ルに似ている。 ![]() オナカスイタ、ブリュッセルに帰ろう。結局お昼抜いちゃったし。アントワ−プ駅に向かってトラムに。 ホテルに戻り、身支度を整えてから再びお出かけ。トラムにも乗り慣れてきた。快適、快適。今日はレストランに行こう!通りが全てレストランという道を歩く。ナイフとフォ−クを並べたテ−ブルが両脇にビッシリあるため、すれ違うのが大変だ。 呼び込みギライの私達は、声をかけてきた店をことごとく無視して歩いた。すると1件、全く無関心って感じの店があった。これはいいね!ここにしよう。「シェ・レオン」という名前のこの店は、とても家庭的な店だ。昔からある漁師さんのお店みたいで、内装もそれっぽい。 とりあえずビ−ル(日本的だ)。ここにもオリジナルビ−ル有り。ゲットしました。 |
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