1977年4月25日
E = エクソシスト
B = 悪霊ベルゼブブ
E: 主イエズスの聖名によりて、ベルゼブブよ、真実を語れ! イエズス・キリストの尊き御血の聖名によりて、語れ!
B: 彼女が〔上を指差す〕私に言わせる。ああ! ああ! 教皇を取り巻いている枢機卿達の何人かは狼である。そして...
E: In the name of Jesus, continue! In the name of the Most Holy Trinity, Father, Son and Holy Spirit, tell the truth, nothing but the truth, say what the Blessed Virgin orders you to say!
B: ... もし彼らがそうでないならば、そのような高度の技術、すなわち一人の男を使って第二の教皇の役──あるいは真の教皇は後ろに置かれているから、これは「第一の教皇の役を」と言うべきか──を演じさせるということをもって状況を掌握する、などということはできないだろう。
E: Continue, say what you have to say, in the name of Jesus!
B: 彼らはそのようにしていると言われている。何故なら、彼らはそのようにして、真の教皇に多くの容赦ない苦しみを、本来彼には耐えねばならぬ所以などない苦しみを与えているからだ。
E: Continue, in the name of Jesus, speak, Beelzebub!
B: しかしながら我々は、そこに第二の教皇の働きがあるということを人々に気づかせないように、あらゆることをしている。我々は全人類をひとまとめにしたものよりも賢い。我々はそれを隠しておくために、あらゆることをしている。
E: Speak, Beelzebub, in the name of Jesus!
B: 私は、彼らは高度の技術をもってそれを隠しおおせる、と言っているのだ。そして、「伝統主義者」の司祭達や平信徒達でさえそれを信じたくない、認めたくない、と言っているのだ。それが現実だ、残念なことに。お前達にとって残念という意味だが。
E: Speak, in the name of the Most Holy Trinity!
B: 彼らは言う。「そんな筈はないですよ。そんな可能性はありません。そこにはただ一人の教皇がいるだけですよ」。
E: What else must you add? In the name... !
B: こう言われなければならない。「聡くあれ。蛇のように抜け目なくあれ!」
E: Speak, Beelzebub, in the name of Jesus!
B: 蛇のように聡く、抜け目なくあれ。しかし偽りを証明しようと焦ってはならない。何故なら...〔言葉が途切れる〕
E: In the name of Jesus, speak only the truth!
B: 何故なら、そこには実際に、支配が〔大声で言う〕あるからだ。偽教皇、教皇の替え玉による支配があるからだ。人々が徐々に目覚めさせられることが重要である。何故なら、彼らは皆ほとんど寝ているからだ
E: Beelzebub, what else must you still say, in the name of Jesus... ? Speak only the truth, say what the Blessed Virgin wishes!
B: 我々は今、平信徒達、司祭達、そして司教達を混乱させている。そして、他の者に関しては神のみぞ知るだ! 我々はあらゆる人間をあらゆるところで混乱させようとしている。彼らの耳に囁こうとしている。我々はヴァチカンに出入りしている枢機卿を盲目にすることさえできる。我々はこのようにして、人々が初めのうちは全く気づきさえしないように、物事を手配することができる。
今日、手術の技術は非常に進歩している。それ故、やがて、手術を受けた当人までがそう感じるほどに、一人の人間を他人そっくりに作り変えることができるだろう。呼吸に関しては難しいとしても。そして、一人の男が偽物としてヴァチカンに住む時、枢機卿達は暇を見て彼と話し、真の教皇の全ての習慣と特徴を彼に教え込むことができる。それ故、彼がこれら全てを模倣することには何の困難もない。ただ、時々は、彼は小さなミスを犯す。しかし、誰もそれに気づかない。
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