2014.03.18

現代世界憲章は反キリスト文書である Part 9

 現代世界憲章は24番とAA1025の類似のことを「小さな事」と思った人も多いことと思います。
 確かに小さな事かも知れません。しかし、私達に必要なのは「ヒント」ではないでしょうか。ヒントを掴まない人は結局何も掴まないのではないでしょうか。
 そして、「ヒント」というものは、先ず「感覚」で掴まれることが多いものであります。

なら

均す人

現代世界憲章29より「すべての人は理性的な霊魂を恵まれ、神の似姿として作られ、同じ本性と同じ根源を持ち、キリストによってあがなわれ、神から同じ召命と目的を与えられている。」

 「同じ」「同じ」「同じ」・・・

現代世界憲章22より「事実、神の子は受肉によって、ある意味で自分自身をすべての人間と一致させた。キリストは人間の手をもって働き、人間の知性をもって考え、人間の意志をもって行動し、人間の心をもって愛した。かれは処女マリアから生まれ、真実にわれわれのひとりとなり、罪を除いては、すべてにおいてわれわれと同じであった。」

 「同じ」「同じ」「同じ」・・・

 気持ち悪っ。

 私は思うのです。
 世の神父様方は「言葉」というものにもう少し敏感になっては如何かと。
 言葉の「姿」から話者の「人間」をもう少し感じては如何かと。

現代世界憲章 (Gaudium et Spes)

日本語版全文(外部サイト、タイプミス多し)

各国語版入口(バチカン公式サイト)

次へ
日記の目次へ
ページに直接に入った方はこちらをクリックして下さい→ フレームページのトップへ