2011.12.31

ジョセフ・バーナーディン枢機卿の著書には警戒を

 
 
シカゴ司教区のかつてのトップ、故ジョセフ・バーナーディン枢機卿
(Joseph Louis Cardinal Bernardin, catholic-hierarchy
彼の本は二冊ほど邦訳されているようである。(上の左右の画像)
amazonの彼の本のページには、おそらくカトリック教徒のものだろう、次のような言葉を含む読者レビューがある。
(彼は)性的虐待をしたという偽りの告発を受け
幼児虐待の濡れ衣をきせられ、疑いが晴れた時には癌におかされていた。
私は、そんなに断定調で書いていいのか、と思う。
そして、再びいつもの形容詞を置きたくなる──「イノセント」。
それが本当に「偽りの告発」「濡れ衣」だったのか、疑いが本当に「晴れた」と言えるのか、疑わしい。
とは云え、私は調べていないし、調べる気もない。
ただ、私はここに、彼に関して三つの事を置こうと思う。
1. シカゴ・カテドラル
彼が少なくとも「維持」していたシカゴ・カテドラルは非常に異形で不気味である。空位論者のサイトで確認して下さい。CLICK
2. サタニスト
彼をサタニストであるとする、それは多くの声がある。検索
その中の一つ: マラカイ・マーチン神父の “小説仕立て” の本『Windswept House』では、「バチカンでの悪魔儀式を補佐するために、それと時を合わせて行なわれたアメリカでの悪魔儀式」(参照)というのが描写され、それを執行した聖職者として「Leonardine 枢機卿」というのが登場するが、一説では(TRADITIO)、これはバーナーディン枢機卿をモデルにしたものだろうと言われている。
他にも多くの記事がある。
1は「感じ方」の問題であり、2は「推測」だろう、と言われるかも知れない。
しかし、次は「事実」だろう。(だから文字色を変える)
3. ガリレオ・ガリレイ賞
(1) フリーメイソンは、ヨハネ・パウロ2世教皇様の場合と同じく、彼にも「好き好き光線」を照射した。ガリレオ・ガリレイ賞である。
(2) バーナーディン枢機卿はその “死後受賞者” となった。しかもそれは、彼の死後、フリーメイソンが勝手に与えたというのではない。彼自身、生前から、それを了解し、且つ《同意》していたらしいのである。
(1) (2) と番号を振って分けたのは、本来私達にとっては (1) だけで十分だからである。(1) だけで十分に赤い赤信号である。
レムナント - ナショナル・カトリック・バイウィークリー
故バーナーディン枢機卿、フリーメイソンから死後表彰を受ける
1997年5月31日
Stephen Vance
バーナーディン枢機卿の通夜と葬式が数多のスキャンダルの種であることは別に秘密ではない。そこではシカゴ・ゲイ・メンズ・コーラスが歌を供給した(それは同枢機卿によって前もって手配された)。そして、正装した(in full regalia)メイソン員たちがあたかも「儀仗兵」としての役割を果すかのように同枢機卿の遺体の横に並んだ写真が世俗の新聞に掲載された。それ故、同枢機卿が最近、フリーメイソンの友好勲章「フリーメイソン・ガリレオ・ガリレイ賞」の死後受賞者となったことを知っても、ほとんど誰も驚かないだろう。その賞(それは過去、ビル・クリントン大統領やダライ・ラマといった人達に与えられた)は、フリーメイソンによれば、同枢機卿が「壁(barriers)を取り除き、理解と寛容の橋を築いた人物」であったが故に与えられたのだった。イリノイ州のメイソンのリーダー、ハワード・グラフは、枢機卿が死亡する数ヶ月前に、同賞をバーナーディン枢機卿に授ける許可をグランド・オリエントに請願していた。バーナーディンは死去前、「自分が対話に参加した印」として同賞を受け入れる意志を示していた
It is no secret that Cardinal Bernardin's wake and funeral were the subjects of numerous scandals. The Chicago Gay Men's Chorus provided the musical accompaniment (prearranged by the Cardinal), and Masons in full regalia were pictured in the secular newspapers, as they carried out their "honour guard" role, alongside the body of the deceased Cardinal. It should hardly surprise anyone, then, to learn that Joseph Cardinal Bernardin recently became the posthumous recipient of the Fraternal Order of Masons' "Masonic Order of Galileo Galilei Award". This award - which has been given to the likes of President Bill Clinton and the Dalai Lama in years past - was conveyed upon Bernardin because, as the Masons put it, he was "a man who removed barriers and built bridges of understanding and tolerance." The Masonic leader, Howard Graff, of Illinois, had petitioned the Grand Orient for permission to bestow the award on Bernardin months before the Cardinal had passed away. Bernardin had already agreed to accept the award as a "sign of his commitment to dialogue," before his death.
「理解」と「寛容」と「対話」である。つまり、「ヒューマニズム」である。
すこぶる分かり易い話ではないか。
この爽やかな笑顔を見たり、この人の著書の中にあるだろう「敬虔」以外の何ものでもないように映るだろう言葉を読んだりすると、人は「迷う」のだろう。
しかし私達は上の記事にある二、三の内容だけで「お腹いっぱい」になるべきである。少なくともそれが「警戒」というものである。
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