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第四十一課 第一の掟

第一 主日と祝日とを聖とし、ミサ聖祭にあずかるべし。

  1. 公教会の第一の掟は何を命じていますか。

    公教会の第一の掟は、主日と守るべき祝日とを聖とし、ミサ聖祭に与るべきことを命じています。

    主日の中で特に盛大に祝われる主日は、御復活祭(春分後に来る満月後の最初の日曜日)と聖霊降臨祭とであります。

  2. 主日の外に、日本で守るべき祝日は幾日ありますか。

    主日の外に、日本で守るべき祝日は四日あります。即ち、イエズス・キリストの御降誕祭(十二月二十五日)、御昇天祭(御復活祭後四十日目の木曜日)、聖母被昇天祭(八月十五日)、諸聖人祭
    (十一月一日)であります。

    守るべき祝日の外にも、公教会の定めた数多の祝日があります。(公教会祝日表参照)

  3. 公教会は、何のために、是等の祝日を定めましたか。

    公教会が是等の祝日を定めたのは、イエズス・キリスト及び聖人達を記念し、且、信者をしてその鑑にならわせ、徳に進ませるためであります。

  4. * どのようなことが、公教会の第一の掟に背きますか。

    主日と守るべき祝日とに、重大な理由もなくミサに欠席し、或はミサの主な部分に与らず、又は之に注意を怠ることなどは、教会の第一の掟に背くことになります。

    重大な理由とは、一、病気、旅行、交通の障害、二、看護その他愛徳の義務を果す場合、三、職務上止むを得ない場合などであります。

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