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第八条 聖霊

第十七課 聖霊の御降臨

  1. 御昇天の後、どんなことがありましたか。

    イエズス・キリストは、御昇天の後十日目に、御約束通り、使徒達に聖霊を御遣しになりました。之を聖霊の御降臨と申します。(ヨハネ 14:16-17、徒 2:1-3)

  2. 聖霊は、どのようにしてお降りになりましたか。

    聖霊は、使徒達の集って居る所に、大風に似た響(ひびき)と共に、火のような舌の形で現れ、各々の上にお降りになりました。(徒 2:1-3)

  3. 使徒達は、聖霊から、どのような御恵を受けましたか。

    使徒達が聖霊から受けた御恵は、御教の意味をよく悟り、勇気に満ち、諸国の言葉を語り、奇蹟を行うなどの事でありました。(徒 2:3)

    使徒達は無学で欠点も多く、聖霊を受けなければ、イエズス・キリストの御命令通りに、御教を万民に伝える事が出来ませんでした。

  4. 使徒達は、聖霊の御降臨の後に、何をしましたか。

    使徒達は、聖霊の御降臨の後、諸国へ分れ行き、患難恥辱を甘んじ受けて、御教を弘め、奇蹟を以て之を証し、終(つい)に殉教いたしました。

  5. 聖霊は人の霊魂の中で何をなさいますか。

    聖霊は聖寵を以て人を聖ならしめ、その智慧を照し、心を強め給うのであります。(ヨハネ 16:13-15、徒 6:8-10、コリント前 6:11)

    真理を認め、救霊(たすかり)を得るために度々聖霊に祈らねばなりません。

  6. 聖霊は、公教会に於いて、何をなさいますか。

    聖霊は、世の終まで公教会を護り、また、之を導き給うのであります。(ヨハネ 14:16、マテオ 16:18)

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