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使徒信経の第五箇条

  1. 第五箇条「古聖所に下りて三日目によみがえり」では何を教えていますか。

    使徒信経の第五箇条では、イエズス・キリストの霊魂が御体を離れ、古聖所に下ったあと、三日目に再び御体に戻り、それ以後離れることはなかったと教えています。

  2. 古聖所とは何ですか。

    古聖所とは旧約時代の義人の霊魂がイエズス・キリストの来臨と罪のあがないを待ちつつ止まったところです。

  3. なぜ、旧約時代の義人の霊魂はイエズス・キリストの御死去の前に天国に入れなかったのですか。

    旧約の義人の霊魂がイエズス・キリストの御死去の前に天国に入れなかったのは、アダムの犯した罪のため、天国の門が閉ぎされており、まず最初にイエズス・キリストがこの閉ぎされた扉を開く必要があったからです。事実、イエズス・キリストの御死去によって、天国の門はふたたび開かれました。

  4. なぜイエズス・キリストは、御復活を三日目まで、延ばされたのですか。

    イエズス・キリストが御復活を三日目まで延ばされたのは、本当に死去されたことをはっきり示すためでした。

  5. イエズス・キリストの御復活は、他の人間の復活と同じようなものでしたか。

    イエズス・キリストの御復活は、他の人間の復活とは異なります。イエズスは御自分の力でよみがえられたのに対し、他の人間は神の力によってよみがえったからです。

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