症例報告: エビデンスのない統合失調症の発症原因と憑依に関する予測
                                                           榎本卓司
事故:雪崩による二重遭難
日時:1979年12月16日
場所:谷川岳マチガ沢
1.事故状況
4人組の大学生が本谷を登高中に本谷上部より発生した雪崩により全員が流され、内1名が行方不明となった。我々4名は左岸の岩陰におり、雪崩の影響は無かった。その場で救助要請を受け、捜索を始めた。私は事故発生の連絡のため学生のリーダーを連れ下山をはじめた。下方に注視しながら下ると扇状のデブリの左岸に片方の赤い手袋が動いているのを確認した。上方に伝達し駆け寄り、顔面を掘った。呼吸を確認した瞬間に二度目の雪崩が左岸上部東尾根側から発生し全員が巻き込まれた。我々の4名のうち3名が重傷を負い動けなくなってしまった。学生3名は軽傷であった。西黒尾根より異変を察知した地元の山岳会が下山してきて、搬出を要請した。もう一度学生3名を連れデブリを登ったが、行方不明者の位置が分からず、また学生3名は恐怖に怯えていた。時間経過と状況から捜索を私は打ち切った。先行で学生1名を連れ、関係各所に連絡のため走った。現場ではもう一度行方不明者の捜索があったが発見に至らず。重傷者3名は芝そりにて素早く搬送され、警察官の到着と同時に救急車にて病院に搬送され、緊急手術を受けた。

2.雪崩の中
雪崩に流された瞬間に走馬灯体験をしていた。呼吸が出来ず窒息していた。体は大の字で高速で側転していた。ピッケルがザックの肩当てにロープでつながっていたが、体に刺さらないか注意を払っていた。とても冷静で自分の体制を把握し窒息し苦しかったが、走馬灯体験が光速で同時に起きていた。記憶の全ての再現ののち死ぬのを覚悟した瞬間に雪崩から放出され斜面に座っていた。時間は1分から1分30秒程だったと思っている。これは単純に窒息した瞬間から血液中のヘモグロビンから窒息し酸欠になる脳を守るためにイオン化した酸素分子が放出され、イオンの電荷が脳の記憶神経索に到達したことによる連鎖反応だと思う。冷静な自分を把握する信号系と記憶の再現の信号系が同時に存在した。NPN型のトランジスタの増幅信号系と同じである。つまりトランジスタのトリガーとなるベースからコレクタに基準電流が流れる、自己を冷静に俯瞰する信号がこれにあたる。電気的な反応であるから瞬時にエミッタからコレクタに増幅信号が流れる。これが走馬灯体験である。基準電流を1とすると、経験から10倍に増幅された信号系が成り立つ。雪崩から放出され、興奮と少し錯乱していた。
普段は0.8〜0.9cbe(Current Bio Energy)の値であるが、窒息した瞬間や、ストレスを感じた時、或いは恋愛中にどこか冷めた自分がいるのを感じた時、値が100=1cbeとなる。緊急時にはこれらが10倍に増幅される。恋愛中の溢れるエネルギーや不愉快感などストレスがきっかけになり、フラッシュバックが起きてしまう。つまり100×10=101cbeの信号系が出来上がる。

3.サバイバーズギルト
事故後警察官による事情聴取を受け水上の派出所に運ばれた。私は異様に興奮していたのだと思う。見かねた非番になる警察官が隣の温泉に連れて行って下さった。
深夜東京より駆け付けた仲間により、沼田の病院に搬送された。夜明けを待ち都内へ戻ることとなった。病院の待合室で仮眠をとったが、病院中に響き渡る叫び声を聞き、眠れず玄関のスロープに腰掛け煙草に火を付けた。徐々に涙が溢れてきて、自分は生きていることを喜び、遭難者は死んでしまった現実を味わうと相反する現実を持った時、混乱しトランス状態になってしまった。涙が溢れ再び走馬灯体験がゆっくり起こっていた。次から次に自分でも覚えていなかった過去の自分の記憶がゆっくりゆっくり記憶の再現が起き、脳の記憶域に上書きされていった。やがて思い出し終わるとゆっくり将来を夢想した。これら夢想はその後ほぼ全て現実になった。やがて夜が白々と明け早朝学生が私を現場に案内役で迎えに来たが、仲間により拒絶され、彼らは現場に向かい、私は都内の病院に向かった。車中涙がまた溢れていた。これは、10倍に増幅されていた脳内の信号系がそのまま残っていて、それがトリガーになりさらに10倍に増幅されたと考える。脳内の電気的な力は101×10=102cbeの強度になる。これは二つのトランジスタを直列につないだダーリントン型バイポーラトランジスタの構造と同じである。一つのトランジスタ回路しか能内には存在しないので、配線にあたる神経索が太くなると説明した方がよろしい。再燃を繰り返すとき、徐々に過電流の流れる神経索は傷つき疲弊し陰性症状を招き、時間が掛かり修復され完解を招く。この時血液中のヘモグロビンの淘汰が起きていた。強いストレスと微妙な酸素分圧の変化による。二度の連続した走馬灯体験は10×2ではなく、10の二乗になる。ヘモグロビンの淘汰については後述する。

4.青年期
私は事故の翌年大学生なった。夜学に通い、仕事を持ったが、夏休みのころトラスの構造式を仕事先で教育された時、仕事の責任を押し付けられた感覚を持ち拒絶し逃げてしまった。学校、仕事、さらには当時参加していたヒマラヤの8000m峰への遠征全てから逃げて、放り出し辞めてしまった。そんな中、岩登りが唯一の救いで続けた。毎晩日本銀行に近い公園の石垣を一人登り続けた。金がなく山に行けず、石垣を登っていた。仕事に就くも三日通い一週間寝込むことなどあった。徐々に週末山の仕事(ガイド登山、山岳救助活動)などをしたり出来るようになった。小金が貯まると海外に岩登りに出かけたりした。27歳ころ彼女が出来二年ほど付き合うことがあった。はじめ三か月住み込みで金型工場に入り設計をした。半年後には辞めてしまった。二年の経つ頃仙台に住んでいたが東京に戻り根を詰めて職探ししたが、統合失調症の大燃を起こし、仙台東北大学病院に三か月間措置入院となった。この時憑依が起きた。数か月前にアラスカで亡くなった友人が憑依した。完全に病的に起きたが、死者との交信と確信している。これで私のトラウマ強度や増幅率は102×10=103cbeとなった。普通の人(解離を起こしていない人)よりも1000倍強い脳内構造になってしまったのだと思う。後述するが、死んでしまった方は死するときに念を放出し逝ってしまう。この念は空間に様々なものが漂っていて病的反応を起こした方々はその一部を受信し、憑依という形で発症してしまっている。10の三乗以上で送受信は確立するが、病的な範ちゅうである。つまり統合失調症を三度発症するとほぼ103cbeを脳内構造に持つ。発症回数が10のべき乗の指数となる。この大燃のあと長期間にわたり陰性症状強大で仕事や作業することは全くできなかった。障害者手帳を取るべきであった。体力を回復するべきで肉体労働を選び長期間引っ越しの作業をし、体力が回復していった。そこで区切りに機械設計の仕事もこなせるようになった。機械の設計や工作機械で超級品のものを加工設計していた。

5.再燃
機械工場でマシニングセンタを扱い変数やループ処理のプログラムまで組めるようになっていた。会社の業績が悪く、社長ともめていた。3年目の夏に統合失調症四回目を発症してしまった。この時酸素分圧に対して病的なこだわりを持っていた。何かこの病気には酸素の濃度が関係しているとこだわりを持っていた。憑依が起き「答えは黄色」と頭の中に声が響き聞こえていた。発声者はアワノさん、ファナックの従業員でCAMの先生であった。仕事中に居眠り運転を起こし高速道で事故死した様子が見えていた。これで私自身の脳内増幅が104cbeとなった。2002年のことである。この年正月前に解雇され、4月より金属加工の基礎を習いに職業訓練校6か月でCAD、CAMを基礎から勉強した。修了し仕事に就けなかった。仕方がないので保健所に出向き自分のことを相談した。保健師は話を聞いて鳥肌が立つほど怖い話を聞いてくれた。障害者の就労支援センタに同行してくれた。2年ほどその支援センタにてパソコンの基礎を勉強させてもらった。障害者手帳を取り障害をオープンにしろとのこと、私は拒否していた。その後以前面接で断った知り合いの金型工場に潜り込んだが、会社方針と会わずまた、片頭痛がひどく飲んでいる薬を麻薬とされ朝礼時全員の前で問われるなどした。翌日には辞めた。詫びはあったが誰もいないところでのこと。清々して郵便配達を始めた。結構ハードな仕事で、こき使われた。6か月ほど経った頃しごかれて転倒し骨折してしまった。休むも治らず、痛みで鬱になり退職を余儀なくされた。翌年4月、2007年造園の資格を取るために職業訓練校に入校し皆勤で修了した。

6.治験
2007年6月より通うクリニックの先生の勧めもあり治験に参加した。毎週の服薬記録もパソコンにて作成し提出するとコーディネータより喜ばれていた。造園の勉強と両立しこなした。SM13496の治験と私自身のヘモグロビン値の変化の詳細な記録を得た。9月末に造園は修了し三種類の資格を得た。半年の禁欲生活の区切りに九月末に瑞牆山を登りに単独で二泊三日出かけた。当然ヘモグロビン値が単純増加するものと思っていたが、結果減少していた。数か月考えて淘汰が起きていることと結論を得た。この登山でおよそ標高1200mあたりから憑依が始まっていた。高度を上げ1550mのキャンプ地に到達すると懐かしい亡くなった方たちととても楽しく会話できていた。二泊三日を統合失調症の病識を持つ中計画通りに過ごした。そんな中、27歳の時に付き合った彼女がその場にいた。なんでそちら側にいるのと、三日間考えていたら彼女が誤って船から転落し死に逝くさまが見えていた。私が贈った時計のバンドが切れ転がり彼女は追いかけ船の柵を誤って越えてしまった。この時の私の脳内信号増幅力は105cbeとなり、普通の方より10万倍漂流する念を増幅する事が出来るようになっていると考える。これらのことが現実であることの証明は、彼女の行方不明が立証されれば成立する。ヒマラヤ登山において8000m峰を登るクライマーが時に錯乱してピッケルを振り回し死する。これは高所順応の影響で、ヘモグロビンの淘汰が起き発生するイオンのエネルギーが脳機能に障害を起こし錯乱してしまうものである。高所に上がるにつれ酸素分圧は下がる、したがって効率よく酸素を運ぶため体内で古くて弱いヘモグロビンの淘汰が起きてしまう。これが高所で起きると死に逝く。私は無事に三日間を過ごし自家用車を運転し自宅へと戻った。私は下山後エネルギーが溢れ入院しなければならないほど統合失調症の反応がでてしまっていた。およそ二か月は安静にして自宅静養し乗り切った。

7.地震の予知
この時地震が起きることを予知することが出来た。それは地球の地殻が痙攣する感覚があり、私はそれを感知出来ていた。クリニックの先生の携帯に連絡し、山仲間の後輩に電話し連絡していた。また、将来起きるべき大きな地震と津波が東北地方に起きることが感知出来たので、東北大学病院の閉鎖病棟の当直女性看護師F氏に告げていた、2007年11月のこと。地中深くの岩石のこすれあう圧力がエネルギーを発生し、それらが念となり空中を漂流している。わずかな念であり赤ん坊にはこの能力が備わっているが、成長とともに消滅する。私にはその感覚を違和感として検知できる増幅機能が脳内に病的な時に発生している。治験は2007年の11月には中止になったが、およそ2年間左足の脛が魚の側線になった感覚があり、予知は続いていた。

8.人や物質のなくなる時
人は死する瞬間概ね走馬灯体験を起こしている。それは偶然脳波の測定中に心不全を起こし亡くなった方の脳波の記録に詳しい。それらはエネルギーとして体から放出され空間を漂う。これらを空間に漂流する念と呼ぶが様々なものが漂流していると考える。キツネ付きと呼ばれたころもあったが、動物霊を憑依(受信)したものである。これらは脳内の増幅回路の太さや経験値により錯乱し冷静に取れ得られるものの差がある。通常本人に発生するエネルギーは1g/dlのヘモグロビンの淘汰により発生する。体重が55キロであれば13分の1が血液量となる。4230tが総血液量であり淘汰されるヘモグロビン値は42.3gとなる。これがエネルギー源である。この瞬間に増幅率は解離を起こした回数が10のべき乗の指数としてカウントできる。私自身の増幅率は10の5乗が数値である。105=100000cbe
また物質は崩壊する時エネルギーを放出する。それらは僅かな念となり漂流する。

9.酸素分圧

酸素分圧の変化に人間は影響されないと大方言われている。私のように変化に敏感な者もいる。標高1200mで高山病的反応すなわち統合失調症を発症する者もいる。これを海抜0mに対して説明すると高気圧、低気圧の波の振幅が長らく安定していた。最近特に温暖化が顕著で気圧の波の振幅が大きくなってきている。これは海抜0mで生活する者に高低差400mほどの標高差で暮らすことを強いている。高度に敏感な方はその気圧の差に反応してしまう。つまりは酸素濃度の濃い薄いである。人は知らず酸素分圧に同位し、様々な脳機能障害が現れる。うつ、いらいら、事故、喧嘩、犯罪、テロ、統合失調症、脳機能障害などが挙げられる。酸素分圧の変化に同位すると偏執がまず現れる。偏執やこだわりは人を病的な反応へと導いてしまう。指導者が一人狂えば扇動され多くの方が従ってしまっている。オウムによるサリンのテロ、今現在起きているロシアによる戦争もこれらの影響である。偏執を起こしていることに気づく本人はまずいないだろう。偏執を持ち病識として自ら自覚できない人々が大方である。偏執に気付ける病識判断能力を持つ方はほぼいない。

10. 統合失調症
  発症の原因は強いストレスと僅かな大気酸素分圧の変化に同位すると、血液中のヘモグロビンの淘汰が起きる。値は1g/dlである。ヘモグロビンの分解によりイオンが発生し、電荷が脳に達すると様々な解離現象が起きる。発声するエネルギーが全身にめぐりコントロール不能に陥ることがある。脳内に過剰な電荷が流れ脳の神経策や記憶域の神経細胞は傷つき疲弊し、修復されるまで概ね2〜3か月陰性症状が続く。




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