7: 再び北浜駅へ
2月27日(火)、2日目の朝である。朝食を食べに食堂へ向かうが、人がいっぱいいる。大半が観光目当てのオバ(ア)チャンだが、(我々も観光目当てだが)、中には若いのもいた。
我々のサークルは、わけのわからない所へ行く面々(ウトロ方面。ちなみに、この人達の携帯は終日不通だったらしい)を除いては、送迎バスを使う。
どこへ行くかは、直前まで迷っていたが、結局4人(前日とは違うメンツ)で、北浜に行くことになる。北浜10:14着。
↑ 北浜駅で降りる。右側の柵の向こうはオホーツク海(流氷におおわれている)。4人のうちの1人は、20分ほど後にきたノロッコ流氷号、という列車で知床方面へ。
↑ 北浜駅から、海のほうへ歩く。黒い岩とおぼしき物は、実は流氷の氷であった。このへんは、実はもう海の上らしい。これ以上の進行は断念した。
さて列車で帰るか、と思ったら、列車がない。次の網走方面は、11:52発であった。まだ90分近くもあるので、駅などを散策。
↑ 北浜駅の駅舎の中。定期券・航空券の半券などがビッシリ。
↑ 駅の表示板。JR北海道では、帯が薄緑である(東日本は深緑)。左下は流氷の塊。
↑ 線路は続くよどこまでも♪ 左側が駅のホーム。網走方面を望む。
こんな写真をとっていても、11時52分はいっこうに来ない。駅舎で暇を持て余しているうちに、続々と観光バスが駅の前にとまる。とまっては1分で再び走り出し、それが何回続いたことか。要は、ここが北浜駅ですよお、と言って、車窓から記念撮影をして、すぐ走り出すのだろうが、傲慢なバス(笑)は、わざわざ観光客を降ろす。
そのたびに、観光客がドヤドヤと駅構内に入り、記念撮影をしては、帰っていく。そうこうしているうちに、列車が遠くからやってきた。
が、ここでまた傲慢なバス(笑)が来る。今度はバスガイドまで降りてきて、
「はぁ〜い、皆さんはラッキーですねー、ちょうど列車が来てくれましたよ〜」
と、のたまう。それじゃあ、90分以上も次の列車を待ち続けていた我々は、
「超アンラッキー」
だと言うことか?
しかし、バスガイドも、客を満足させるのに四苦八苦といったところか。接客も楽ではない。というか、ホームの端ぎりぎりまで接近して写真を撮る客もいて、かなり危なかった。同行者ともども忠告したが、直前までどかなかった(私の場合忠告になっていなかったかもしれないが)。
何なんだこいつらは。
あの観光客は、北海道の列車を列車ではなく、遊園地のアトラクションとしか見ていないように思えた。
で、その列車に乗り込む。整理券方式。そもそも改札口が無ければ、切符売り場もない。やっとのことで網走に到着。網走では、網走ビール館というところで、バイキングを食する(980円)。
↑ 網走ビール館。地ビールなどが豊富で、食べ放題もある。駅歩5分。
土産物店へ行き、網走駅で皆と別れる。ここからは、単独行動となる。