2001年2月 網走合宿(1)


1: 今回はオンシーズン

今回は、れっきとした目的があって北海道へ行くことになった。その目的とは、サークルの卒業生追い出し合宿、通称「追い旅」に参加するためなのだが、この合宿、行き先は4年生に委ねられている。というわけで、我々4年は全会一致をもって、北海道を合宿地としたのである。どうしようもないね。(苦笑)
というわけで、今回は一人旅でない以上、サークル(悪く言えば鉄研)の構成員と時間を共にすることが多かった。

さて、私の網走訪問は2度目となる。1回目は、当ページでも取り上げた、一昨年12月の旅行だが、あのときは監獄以外、どこも休業だった。観光案内所すら閉まっていた。しかし、今回は網走市にとって最大のオンシーズン、つまり流氷期である。その心配は無用であろう。

今回の旅行行程を書いておくと・・・

2月26日 羽田空港>女満別空港>オホーツク水族館>オホーツク流氷館>砕氷船おーろら号>北浜駅>網走駅>ホテル

2月27日 ホテル>北浜駅(笑)>網走駅>網走ビール館(昼食)>東相内駅>網走駅>女満別空港>羽田空港

往復はJAS便である。鉄研らしからぬ行動。当然であろう。網走など、まともに列車を使ったら1日かかる(本当に丸一日以上かかる)のだから。しかも、JASの割引を使うと片道12,250円で、列車を使うより半分以上安い。

朝、羽田空港。同じ便に、サークルの4年生が2人乗ることになっている(席はバラバラ)。例によって、到着地の気温を見てみる。

−19度。(晴)

なんだそれは。まあ、温度計が壊れたのだろう。(笑)

東京から約2時間弱。我々は女満別空港に降り立った。気温は若干上がっていて−15度

 

2: ちゃんと観光する私

網走に着いたら、まずは「まるかじりパスポート」を購入するのが通というものであろう。これを2,000円で買うと、女満別空港から網走駅までの750円がタダになり、監獄・流氷館の入場料がタダになり、タクシーも2割引となる(これは重要)。

とにかく、それを買って市内行きバスに乗り込む。


↑ バス車中より。防風林など、いかにも北海道らしい。

 

バスの中は暑い。外は−10度でも、屋内では+20度くらいある。天気が良くてなによりであった。北海道でも東のほう(太平洋側)なので、天候が安定しているのだろう。

網走駅に到着し、大荷物をコインロッカーに預ける。ここで2人と別れる。2人は監獄のほうへ、私は監獄へは行ったことがあるので(以前の旅行記参照)、クリオネがいる水族館へ。

水族館方面のバスに乗ったが、ここではじめて、網走に住宅街があることを発見した。なーんだこんなところにあったのかぁー、といった感じ。さすが人口4万もいるのはダテじゃない。

水族館に来て、まずはこんな動物に出会った。


アザラシ。右の腹をボンボン叩いて、エサをせびっていた。

 

ここで、大雪が降り始めた(後で聞くと、監獄のほうはずっと晴れていたらしい)。雪男Silenceの誕生である。とにかく寒いので中に入ると、クリオネがいた。撮影禁止なので、写真は撮影できず。あとはカニ、熱帯魚(なぜだ)、オホーツクにしかいない魚、などがあった。
ラッコ館なるものもあった。ここで写真をとる。しかし、撮った後気付いたのだが、「フラッシュ撮影禁止」と書いてあった。ごめんよぅ>ラッコ君。

水族館を出ると、手袋がひとつ無いのに気付いた。これが後々、致命傷になる。そして、バスを待つ間、こんな光景が。


イヌ。よく寒くないものだ。

 

これは展示用ではないらしい。

しかしこの犬、この後私の所へ近寄って、うなり声を上げる。この近辺の動物は、みなエサに困っているらしい。ともかく、恐いので離れる。しばらくして、30分間隔のバス到着。次の目的地は流氷館。ここで、先ほどの二人と合流する。

しかし、この水族館の前にバス停はなく、少し離れたところにある。親切に道を教えてくれた地元住民に、感謝の意をここで表したい。

あと、、、間違えやすいんだよねー、水族館と、流氷館。

 

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