2: 我が家から帯広まで (約2時間40分)
こないだの九州合宿の時も書いたように、私は南関東(横浜市)に住んでいる。羽田空港までは、横浜駅東口のスカイビルにある「横浜シティエア・ターミナル」(通称YCAT)からのバスに乗るのが一番楽である。 9月1日。合宿初日。 午前9時50分。 家を出る。(飛行機の出発時刻は11時だったのだが笑)
横浜のYCATに着いて、バスに乗ろうとすると早くも血の気が引いた。「これに乗らないと間に合わないかも?」 しかし、たくさんの人が並んでいてこれには当然乗れない。そして次の 10時10分発のバスのために並ぶが、「これに乗ると、羽田に着くのが45分、搭乗手続き終わっちゃうかも」というわけで、急いで列から離れYCATに戻り、YCATで搭乗手続きをする。これでひと安心。だが、こんなことをしていたので、既に長蛇の列が(笑) あと3人分遅かったら、バスに乗れなかったことでしょう。 ほんとに、この切羽詰まったような性格は早く直したい。
羽田に着いたのは43分。「まもなく搭乗手続き終了」という掲示が出ている。搭乗手続きはしてあるので、急いで手荷物検査場(出発ゲート入口)へ。本当は 15分前である 10時45分には搭乗口に居なくてはいけないが、検査場通過が46分。当然、マイルを貯めるなどと悠長なことはやっていられない。搭乗口はどこだ? 89番? 聞いたことないなー。 急がなきゃ。 あれ?ここから下に降りるの? 下に降りたら、89番発見。まだ搭乗口は開いていない。良かった(^^; ちなみに、89番は搭乗口から飛行機まで専用バスで移動でした。
飛行機は、ほぼ定刻に出発。 猪苗代湖を経て宮古から三陸沖に出て、しばらくは海の上。しかし、全行程とも厚い低気圧の雲によって、ほとんど視界ゼロ。高度1万メートルなのに、なんで雲に包まれているんだ?せっかく窓側取ったのにー。 しかも三陸沖に出てからは、多少揺れた。機内サービスの飲み物は、早めに飲んでおいた。
飛行機が高度を下げると、ほどなく北海道の陸地に入った。自身初の北海道。出発時の慌ただしさとは裏腹な、のどかな風景が広がる。 襟裳岬の東から進入し、そこから約10分で帯広空港に到着。12時半。家を出てから、まだ3時間にもなっていない(笑)
空港から、帯広駅までバスがあるのでそれで移動。片道1,000円。昼飯は、空港で食べているとバスが無くなってしまいそうなので、駅に着いてから食べることにした。
帯広空港から帯広駅までのバス。 途中の停留所は「大正29号」「大正28号」・・・という芸のない名前が続き、それが終わったと思いきや、お次は「川西20号」「川西19号」・・・。ご丁寧にも「号」は順序良く、番号が飛んだりすることはなかった。 沿道には、「グリュック王国」と書かれたペナント(?) が、全ての電信柱に付着していた。帯広版ドイツ村って感じなのでしょうか。
帯広市に入ると、今度は交差点の名前が「西4南20」「西4南19」・・・(・_・; まさに碁盤の目そのもので、都市開発する前に道を作ったことがバレバレなのでした(^^;
帯広駅前バスタッチ(バスターミナル) に着き、新しい帯広駅の駅ビルで昼飯。(駅ビルといっても2階建てでしたが) 非常にのどかで、ここしかレストランがないのに、客は2人。 みな本を読んだりして、まったりとしていた。 駅前なのに、ほとんど人がいない。十何万という人口は、どこで暮らしているのでしょうね。