1998年 9月 北海道帯広への旅 (1)
1: 帯広までの切符を買うにも一苦労。
前回の九州別府合宿の話は、楽しんで頂けましたでしょうか。 時の経つのは早いもので(本当に早いな) 別府合宿に次ぐ当鉄道研究会の一大イベント・夏合宿を迎えました。今回は帯広市近郊の十勝川温泉という場所で、、、遠い(^^;;; 合宿は9月1日から3日まで、2泊3日。行きは飛行機、帰りは「北斗星」で帰ろうとプランを立てた。
さて、話は1ヶ月前にさかのぼり、8月3日、午前5時半。珍しく早く起床し、一ヶ月後の9月3日に乗る予定の「北斗星2号」の最高級1人用個室「ロイヤル」の鍵を手中に収めたく、緑の窓口が開く6時前に最寄り駅へ向かった。 ほかには誰も並んでおらず、私以外誰もいなかった。もちろん、その後はシャッターが下りている緑の窓口の前にしがみついていたことはいうまでもなし。 1ヶ月前の10時から発売される鉄道の切符は、その日の6時から予約を受け付けてくれる。10時になると駅の人が発券機を叩いてくれるが、順番なので1番最初に並ぶ必要があった。 ロイヤル級の個室になると、2番め以降ではまず部屋が埋まってしまう。
「トワイライト個室は5秒、北斗星10秒」ともてはやされている個室群の中でも一番取りにくいロイヤルは、1編成に4室しかないもので、なかでも北斗星2号のロイヤルにしかない「ある装置」を作動させたかった私は、この列車のロイヤルにこだわった。 ・・・6時に指定席予約の紙を出し、あとは10時まで「果報は寝て待て」というわけで寝る。 10時過ぎ、ふたたび駅へ向かって 「朝に予約した者ですが、、」 ・・・取れていた。 ついでに勢いで「北斗星ディナー予約券」も頼んでしまう。ロイヤルでは、懐石料理を部屋まで運んでくれるので、その予約をするが駅の人に 「ディナー予約ぅ?」と言われた(笑) 嫉妬を通り越して、怨んでいるようにも見えたがお構いなしに話をすすめる。 ロイヤルを取って、北海道の海の幸たっぷりの懐石を食わずして何を食う。
帰りの切符は取れた。(乗車券は買い忘れたが笑) そして行きの切符は、飛行機だが、既に7月上旬に「4週割引」で取っている。これは帯広まで、半額の14,200円で行けるもの。スカイメイトと同額な上、座席指定も出来る。
----冒頭から意味不明な文章で失礼(^^; もうすぐ旅行記になります。
と、ここまでは順風満帆。しかし8月下旬から、何やら大雨が降りだし、東北本線が寸断されてしまった。「北斗星も、どうやら1ヶ月近く運休か? 運休したら、払い戻して稚内でも行くか」、とか考えていた。ずいぶん楽観的だったものだ。(しみじみ)