YUTAKA OHNO, Forever... (4)


6. 正田選手も永遠なれ

↑ 代打正田のコールに観衆は総立ちになる。
写真右端に指が入ってしまったのが悔やまれる。

7回表、代打正田。おそらく観衆の大半にとって正田の最後の打席となるためか、声援はひときわ大きかった。さすがに、カープ一筋である正田は、カープファンの信頼も厚い。

正田はその後、残念ながらセカンドゴロに倒れる。正田は、あとは2日後の引退試合を残すのみ。正田選手もお疲れ様でした。

ここで横浜、投手交代。この間、係員がジェット風船の後始末。その時、下のような光景が。

↑ 係員に混じって、ジェット風船を拾う佐伯選手。
これには、カープファンの喝采を浴びる。

7回裏は、結局カープは無得点。 このイニングで、ピッチャー黒田に代打が出ている。ということは、次の回はピッチャーが替わる。 ピッチャー、大野??

↑ スコアボードを見つめるファン。
そして、リリーフカーの出てくるライトポール際に注目する人も。

8回表。ピッチャー大野のアナウンスは聞こえなかった。アナウンスのある前に、ライトポール際のファンが異様に盛り上がる。リリーフカーに大野が乗っているようだ。そして、これを見た球場全体のファンが一斉にライトポール際に注目する。

リリーフカーが見えた。・・・大野、登場。

↑ リリーフカーに乗って、大野投手最後のマウンドへ。
集まった 29,000人が総立ちで送り出す。

普段ならば、リリーフカーの運転手は係員の人なのだが、この時はマスコットのスライリーが運転していた。このスライリーは、試合の合間にリリーフカーを乗り回して遊んでいる事はしばしばだが、正当な理由でリリーフカーを運転するのは初めて見る。

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