以下は、1998 年 9月 27日に広島市民球場で行われた
広島×横浜 戦 の
観戦記です。
この日は、大野投手引退記念試合ということもあり
相手チームが優勝に向かって邁進している横浜ということもあって、
ホームチームの消化試合は、ほぼ満員の観衆で埋め尽くされました。
1. まさか、この時期に広島へ行くことになるとは、、
広島カープの大野豊投手の引退が発表されたのは、帯広合宿での夜のことだった。それ以前からスポーツ新聞では、早々と引退を決めつけているかの記事が先行していたが、ついに一般のマスコミが報道するようになってしまっていた。
というわけで、引退試合に行こうと思い立ってはいたが、なにせ8月19日にも広島へ野球観戦に行ったばっかりであり、少しためらっていた、というより、どこかのテレビが中継してくれるだろうとは思っていたので、本当に行こうとは思っていなかった。
週間テレビ放映が発表された。27日の引退試合の中継は、関東では皆無。本当に広島行きを決意したのは、この時であった。と同時に、いろいろ考えた。雨が降ったらどうするか、何時の飛行機で行くべきか等。
広島球場のチケットは、プレイガイドでは売っていない。 遠隔地に住む者は、1ヶ月ほど前までに往復葉書かFAXで券を予約するか、当日並んで券を買うしかない。思い立った日は 7日前だったので、往復葉書等は無理である。 そこで、私の在籍する私設応援団「鯉人倶楽部」の広島支部の方に、チケットは確保して頂いた。鯉人倶楽部さんは引退試合の日に「観戦オフ」を計画しており、その集まりになだれこむことにした。
航空券は当日スカイメイトで買う(半額!)。当日まで天気がわからず、出発時も関東は雨であった。だが、到着地の広島は曇との予報。ここでようやく、出発が確約される。
2. 自宅から広島市民球場へ(約4時間20分)
当日は6時40分に家を出る。帯広合宿の時は、飛行機出発の1時間前に家を出て大変な目に遭ったので、1時間半前に出ようとしたが、結局1時間15分前に家を出ることに。 横浜シティエアターミナル(YCAT) で、7時55分発のJASの航空券を買う。広島まで1万1千円強。安い!
JASの飛行機は小柄であるが、シートは色もさわやかで、壁も奇麗である。当日なのに窓側が取れた。名古屋・大津・岡山空港上空経由で、広島着 9時25分。若干遅れる。広島に着いてから、帰りのJAL便のチェックインを済ませる。これも窓側が取れる。
9時55分発の広島空港リムジンバスに乗る。新交通アストラムラインの中筋駅経由で、市民球場に至近の広島バスセンターまで約50分。結局、球場に着いたのは11時だった。