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ある日の一言(2001年1月〜6月)

<母親の部屋> <子供の部屋> <関連リンク> <普通の家>


内容紹介

ある日に起こった出来事、感じたことを一言書きます。楽しみにしててください。


6月23日

 最近よく会社でも外でも、「テレビに出てたでしょう」、と言われる。俺だけじゃなくて妻も言われるらしい。散髪屋なんて俺が入った途端、「体、大丈夫ですか」、と聞いてきたし、上に住んでる人なんて、家の中の場面を見ていて、「この家、うちの間取りと同じだ」、と奥さんに言ったら、「これ、マサキ君の家で、下に住んでる人よ」、と言って騒いでいたらしい(マサキと同じ保育園に通っている子供がいる)。またこんな人が、こんな番組見るのかと、意外な人がテレビを見ているので驚かされる。

 「テレビ出てたでしょう」の後によく聞かれるのは、「どうやって出たの」、である、がこれはもちろんこちらから連絡するんだけど、、俺はいつもインターネットでやってる(多分いろいろな方法があると思うんだが)。マグマグ見たいなメールマガジンで毎日3通ぐらいメールが送られてきて、それはアンケートであったりテレビ関係であったりと、ちなみに「あるある大辞典」や「せきらら白書」などは1週間に2回ぐらいの割合で送られてくる。けど自分で出てみたい、あるいは当てはまるかなと思う内容はほとんどない。例えば最近あったのが、

●もしかして鈍い?反射神経にまつわる経験談募集

〜フジテレビ「発掘!あるある大事典」〜

階段で転んで骨折
いつもどこかに体をぶつけていて、アザだらけ
体育の時間は毎週必ず怪我をして保健室行き
やかんを倒して大やけど
階段を踏み外して骨折
自転車や車に乗っていて、
避けきれずにいろいろなものと正面衝突・・・緊急入院!

ぼくって、私って、反射神経が鈍い?

番組ではそんな経験をお持ちの方を募集しています
最近のお話でも、過去のお話でもOK!
あなたのエピソードをお聞かせください。


●コレは効く!水虫撃退法

テレビ朝日「スーパーモーニング」

ユニークで強力な水虫撃退法で
「水虫が軽減してきた」「すっかり治った!」という
体験談を教えていただける方を緊急募集中!

「焼けた砂浜を歩く」「タバコの火で殺菌」「酢と石鹸で洗浄」
といった知恵から、「中国の秘薬」「水虫に効く食べ物」など
あなたの水虫必殺テクニックをぜひ紹介してください!

 このような情報がメールマガジンで送られてきて、全部合わせると1週間で30件ぐらいはある。俺は今までに6件ぐらい連絡して返事が来たのが3件で、中には今日連絡したら明日電話がかかってきて、明後日に撮影やりますというのもあった。この前の「せきらら白書」がそうで、金曜日の夜に連絡したら、土曜日に電話があり、「日曜日に来てください」、というパターンで周期というかテンポはかなり速い。もちろん俺が選ぶのは撮影が土曜、日曜にあるもので番組担当のディレクターも相手は会社員ということを認識している。

 あっ、そうそう、多分気になってる人がいると思うけど、出演料は当然もらえます。俺が今までに出たのは1回の出演で6千円〜1万円ぐらいで、全て交通費込みである(あたり前だが所得税も引かれる)。けど家族みんなでバスや電車に乗って出かけて、帰りに食事をして帰ってくるとほとんどなくなる。中には出演料5万円というのもあるが、こんなのは内容が少し特殊で、事件に巻き込まれたとか、ストーカーに合っているとか、あまりテレビでは公開したくない内容である。例えば

●ネットサギ&結婚サギ被害

ネット販売で買ったブランド商品がニセモノだった
会員登録した会社が架空のゴースト会社で
多額の入会金やアクセス料を取られた

などのネットサギ被害にあわれた方。

結婚を前提に付き合っていたパートナーが寸前でドタキャン
お金を持って姿をくらました・・・
結婚をエサに様々な保険の勧誘をうけた
付き合っている時は騙されてるなんて思わなかったけど
今考えると・・・

などの結婚サギの被害にあわれた方。

悪質なサギの手口や被害の実態についてお話をお聞かせください。

◇プライバシーは厳守します◇


◎詳細◎
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対象者      :年齢・性別は問いません
取材予定日  :6月上旬(3時間ほどの取材です)
取材場所    :都内スタジオ
撮影        :あり
顔出し      :なし
謝礼:スタジオ出演の場合、現金5万円(交通費別途) 
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 最後に一言。テレビに出るのは、目立ってやろうとか、お金がもらえるとかが目的ではなく、1つの記念である。ビデオなどに残して将来、子供や孫に見せたいと思っている(単なる自己満足なんだけど)。だから出来る限り家族みんな出られるものをと思っている。また番組によっては自分にプラスになる場合もあり、日常では味わえないような経験も出来る。機会を見つけて是非みなさんも出演してみたらどうですか。

6月17日

 6月1日、2日と俺の両親と、家族と一緒に軽井沢に行ってきた。去年ぐらいからみんなでどこかに行こうという話が出ていて、やっと実現した計画だった。午前9時半に中軽井沢駅で待ち合わせ、お互いに車で合流することにした。梅雨入りしたと言われてたけど天候には恵まれた。

浅間山は今でも噴煙が出ている活火山である。

まず最初に向かったのは軽井沢銀座でトリックアート美術館で飛び出す絵を見学した。それから絵本の森美術館、おもちゃ博物館と周り、浅間牧場では馬に乗った。

絵本の森美術館の入り口には少し風変わりな橋があるよ。

マサキは馬に乗れて大喜びしていた。(引き馬は2500円)

浅間牧場ではうさぎの子供も1400円で売っている。

次に向かったのは本日宿泊予定の1130(イレブンサーティ)ホテル。場所は北軽井沢でここは既に群馬県である。このホテルは部屋が異常に広くて1つの部屋にベッドが4つも置いてあり、浅間山を全ての部屋から見ることが出来る。みなさんも是非一度泊まってみては。絶賛間違いなし。

ホテルの前で記念撮影。

次の日は両親と別れて、我々は碓氷鉄道文化村に行った。ここは旧国鉄時代に活躍した、蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル車、寝台車、食堂車、荷物車、ラッセル車、操重車などが屋外に展示されている。見るだけでなく、実際の客車に乗れたり、運転席に座れたり、ミニSLや文化村を1周する汽車も乗れてけっこうおもしろい。入園料金は中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料。

銀河鉄道999を発見。

電車でなく人力の籠を発見。

蒸気機関車アプトくんに乗車。いってきます、バイバイ。園内1周800mの旅にしゅっぱ〜つ。

中学生以上400円、4歳以上小学生まで200円、3歳以下無料

妻とマサキはミニSLに乗車。かなりスピードがでるけど落とされるなよ。

中学生以上200円、4歳以上小学生まで100円、3歳以下無料

手こぎのトロッコを発見。手前のレバーを引くと動き出すよ。1回100円

マサキはやっぱり新幹線がいいのか。1回200円

平成9年まで横川駅から軽井沢駅まで碓氷峠を越えるためアプト式ラックレールが使用されていた。アプト式というのは線路の間に歯車があり、急斜面を電車が登るのに、そこの歯車に引っかけて登っていた山登り用特別レールのことだ。現在、横川、軽井沢間は廃線となり新幹線でしか行くことが出来ないが、この旧信越本線を利用した電車運転体験がここでは出来る。電車はEF63型機関車で、運転する前に学科講習を受け、その後指導員と同乗して本物の機関車の運転体験が出来る。学科講習:30000円、実技講習(走行料):5000円。この滅多にないチャンスをみなさんも体験してみてはどう。

 

6月10日

 国分寺にある東京経済大学に夫婦50組が集まりアンケートをとるという話を聞き、好奇心旺盛な俺は家族みんなで行くことにした。アンケートの内容は夫婦間の意識調査ということで別に難しそうな内容でもないし、休日に家でゴロゴロしてるよりはいいだろうと、電車を乗り継ぎ大学に。マサキは電車に乗れて大はしゃぎ。向こうに着くと子供連れや、老夫婦などかなり集まっていた。50組の夫婦は大きな講堂に集められて、俺達は後ろから2番目の真ん中付近という全く目立たない場所に座らされた。

そこへ大熊アナウンサーが司会者として登場。このアンケート調査はテレビ朝日のせきらら白書という番組が企画したものだ。

当初夫婦間の意識調査ということで集まったが本当のアンケートは結婚までの恋愛遍歴というのが狙いだった。テレビ局は平気で人を騙すから怖いよ。アンケートは大熊アナウンサーが質問をしていき、我々がその答えをフリップに書いて、自分の前に立てる。するとその内容がおもしろければアナウンサーがやってきて質問をするというやり方だ。全員で100人もいるし後ろの方に座っているから、俺達までまわってくることもないなと、気楽にアンケートに答えていた。

すると、ある質問に答えたとき、いきなりアナウンサーがやってきてコメントすることになった。俺としては普通のコメントをしたつもりだが、後からテレビで見ると途中が編集されていて、おもしろい内容(ひどい意見)になっていた。

今回は2回しかコメントしなかったのに意外にテレビに映っていたな。

 

6月4日

 土曜日、日曜日に俺の両親と家族みんなで軽井沢に行って来た。最初の日は晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと変化に富んでいたが、2日目は雲一つない天候に恵まれて良かった。詳細は後日書きます。

 この前、家族みんなで出たテレビ朝日のせきらら白書(5/9(水)20時〜21時)のビデオを入手した。内容はまた書きます。

5月20日

 最近我が家に家族が1匹増えた。子供の日のときに近くで祭りがあってそこでもらってきた1匹の金魚だ。最初は100円ショップで買ってきたプラスチックケースに入れて飼っていたが、元気がなくなってきたので水槽に入れてやることに。するとすぐに元気になり小さな水槽の中で元気に泳ぎ回るようになった。マサキも餌をあげるのが好きでいいんだけど、俺も妻もみんないれるからあっという間に水が濁ってきてすぐに水を換えてやらないといけない。これからは餌は少な目に入れよう。

5月19日

 車のフロントガラスが割られたので修理することになった(詳しくは2/4を見てね!)。通常ディーラーでやってもらうと8万ぐらいかかるのだが、5〜6件ぐらい修理屋に電話で聞いたところ安いところを発見。おまけにそこは我が家まで来てくれて、駐車場で修理をしてくれる。時間はたったの1時間。値段はなんと税込みで56,123円。こりゃいいや、ということで早速お願いすることにした。

フロントガラスを車からはずす作業なんてそうそう見れるもんじゃない。俺はガラスは中から何かでとめているものと思っていたけど、実はそうじゃなくて外からはずす。フロントガラスの周りのゴムを剥がすとすぐにとれる。見ていると意外に簡単そうだ。

きれいさっぱりフロントガラスがはずれた。ここまでの作業はわずか20分ぐらい。この人達だったら簡単に車内荒らしができそうだ。けど車に帰ってきてフロントガラスがなかったらびびるね。

よく考えると5万6千円で安いとか言ってる場合じゃないよな。ガラスを割られなかったら払わなくてもいい出費なんだから、いったい誰が割ったんだよ。また、腹がたってきた。そういえば我が家の法務省(妻)がいうにはこの費用は確定申告のときの控除の対象になるらしい。みなさん知ってた?

5月13日

 5/9(水)20時〜21時のテレビ朝日のせきらら白書という番組に家族みんなで出ました。けどテレビで映ったのはほんの少しらしい。俺は残念なことにテレビを見ることができなかった。ビデオをセットしたけど録画が失敗していて人の話しか聞けなかった。残念だ。だれかビデオ撮ってないかな。

5月5日

 5/2〜4まで家族で北海道に行ってきた。飛行機で羽田から女満別空港に行き、レンタカーで屈斜路湖(くっしゃろこ)、摩周湖、キタキツネ牧場、サロマ湖、網走とひたすら走り続けた3日間であった。

飛行機では子供用にお菓子と、飛行機(JAS)の模型をもらいました。女満別は寒くて最低気温マイナス2℃。もちろん残雪も残っている。

少し高い山にさしかかると樹氷があっておもしろい。右は屈斜路湖(くっしゃろこ)

キタキツネ牧場に到着。20匹ぐらいのキタキツネが放し飼いになっていて、さわろうとするとかみついてくる。「おい、マサキ、キツネをさわってみな。」

「キツネこわいから、やだ。」 ちなみに妻は指をかまれた。

これは塩湖のサロマ湖でホタテ漁が盛んである。周囲を走ると、カニ、ホタテなど海産物を食べさしてくれる店が、ポツポツとある。おっ、風流な吊り橋発見。どれどれ渡ろうかな。何か書いてあるな。この橋私有物につき渡るべからず。はし渡ったらだめだったら真ん中渡るか。

赤い煉瓦の中はあの有名な網走刑務所。今でも多くの囚人が収容されている。おや、ちょうどみんなメシを食ってるときか。メシは結構豪勢で、札幌ラーメンとかも出るらしい。

北海道2泊3日、マサキは相変わらず大暴れをしたけど、あっというまの旅行でした。

 

4月29日

 1ヶ月程前に荻窪の病院で胃と腸のポリープの検査をやってくれるということで出掛けたことがあった。胃は通常の検査と同じでバリウムを飲み、レントゲンを撮る、腸は検便だけ。胃のレントゲンは30枚ぐらいバチバチ徹底的に撮られ、こりゃすげ〜と思ったのは、口にバリウムを含んで逆さにされた状態で、はい飲んでと言われたときだ。おいおいこんな状態で飲んだら鼻からバリウムだよ。と心の中で叫びながら15分ぐらいの苦痛に耐えた。

 後から分かったがこの先生は医学博士で結構有名な人らしく胃腸科医の第一人者らしい。バリウムを口に含んで、胃の中をバリウムが流れているところを撮るなんて普通じゃないなと思ってたけど、さすが専門家。検査終了後、「今度の日曜日に結果を発表しますからまた病院に集まってください」。俺は胃にも腸にも自信があったし、少し前に会社の健康診断をやったから絶対大丈夫だと思っていた。この検査というのは、フジテレビの番組「発掘!あるある大辞典」が企画したもので、精密な検査を無料でやってくれて、おまけに出演料までもらえるといいことだらけ。検査を受けて4日後ぐらいにスタッフから、場所と日程の再確認の連絡と、「もしポリープができてたら家にお邪魔させて頂きますので」と、もちろん俺は、「分かりました、けど多分大丈夫ですから」と、返事したものの、そういえば最近よく酒を飲むから、もしかしたらできてるかもしれないなと、念のために妻に、「ポリープができてなかったら電話するよ、けどもしもできてたら、撮影部隊を連れて来るかもしれないからよろしく」。

 病院は駅前にあり、エレベータで4階まで上がる。エレベータから出るといきなりまぶしいライトがピカッと「おはようございます」と既に撮影が行われていた。おいおいここから撮るのか。病院に入ると中央に20ヶぐらいのパイプイスが設置されていて、その周囲はスタッフと出演者がごちゃごちゃしていた。手続きをすると担当者から「え〜と、○○さん(俺の名前)はここに座って下さい」と、一番前の左端に座らされた。俺以外の人もあなたはここ、あなたはその後ろと、座席が決まってるかのように着席させられた。俺が気になったのはカメラが左前にスタンバイされていて撮影されるには絶好のポイントだった。もしかしたら・・・。

 

 撮影は先生の挨拶から始まり、まず健康に関するアンケートを行った。10項目あって、朝ご飯は食べているかとか、辛いものは好きかとか、チェックした人から数人インタビューされ、俺も4人目ぐらいに話をすることに。自分の当てはまるものに○をつけるのだが、数が多い人ほど胃に負担がかかり健康に良くないとのことで、俺は4つぐらいあてはまった。けどインタビューでは自信をもって「○は4つあるかもしれませんが私はポリープはできてないと思いますよ」と答えた。

その次に胃と腸のポリープ検査の結果が発表されることに。白い封筒が全員に渡され、スタッフより「みなさん、この中に検査結果が書かれてますので、私が、はい、と言ったら一斉に開封して下さい」、カメラのスタンバイが終わり撮影が再開。参加者全員緊張しながら封筒の中身を確認することに。中を見た瞬間俺はびびってしまった。えっ、胃にポリープの疑い有り。赤字でデカデカと書かれていた。腸に関しては全く問題なかった。カメラは俺が開封するところからショックを受けるところまで一部始終を撮っていた。なるほどカメラにとって俺は絶好の撮影ポイントであったわけだ。

スタッフより「ポリープの疑い有りと書かれていた人は残って下さい。それ以外の人はお疲れさまでした。お帰り下さい。」と、みんな帰っていくところを俺は呆然と眺めていた。結局20人中6人が疑い有りと出て、その中の1人は胃と腸の2つとも引っかかていた。世の中にはこんな人もいるんだと、半分ほっとしながら座っているとすぐにカメラがやってきてコメントすることになった。「いや〜、大丈夫だと思ったんですけどね、けどまだポリープの疑い有り、だけだから分からないんですよね。確かに昔、緊張すると胃が痛くなることがあったような・・・。」 先生も、最終的に胃カメラを飲んで、ポリープかどうかの判断が下されるということで、今のところまだ分からないとのこと。少しホッとした。

次に病院の待合室に移動して撮影の準備の間休憩することとなった。部屋の雰囲気は暗かったが、その場の雰囲気はもっと暗かった。ポリープができてるということはガンになる可能性があるんじゃないの・・・。

スタッフより撮影開始の連絡があり、俺が一番手で中に入ることになった。バリウム検査で撮った写真を先生に見せられると、俺の絶対的な自信が徐々になくなっていった。

先生 「ここにポリープの影が見えますね。」 

俺  「えっ、ホントに、怪しいな。先生、まだ内視鏡をするまでは分からないのですよね。」

先生 「・・・いや、・・・」

とりあえず今日の撮影は終了。さて帰ろうかなと思ったとき、スタッフが「ちょっとお話が」と近寄ってきた。

スタッフ 「もしよろしければ、これから家で奥さんのコメントを頂きたいのですが」

俺 「えっ、ちょっと待ってくださいよ。何も言ってないので、電話してもいいですよね。」

スタッフ 「いや〜、連絡無しで行って、その表情を撮りたいのですが。」

俺 「・・・分かりました・・・フ〜・・・。」 

テレビ局のやることは本当に怖いよ。まさか本当に撮影部隊を連れて帰るとは夢にも思わなかった。

 我が家まで車で移動することになった。スタッフは全員で6人だが、1人は別の人の自宅を撮影するということで電車で移動していった。途中でメシ休憩。俺はあ然とした。みんな焼肉とかガンガン食ってるけど胃は大丈夫なの。するとディレクターが、いやみんな多分ポリープできてますよだって。だったら皆さんを撮影すればいいんじゃないの、と言ったら、そのときは誰が撮影するのだって。確かにそうだ。みんな昼も夜も関係なく働いていて大変だそうだ。ここで仮面ライダーの撮影秘話を聞いたり(3/18に書きました)、患者がいないため麻酔なしで腹を切った(手術した)伝説のカメラマンの話を聞いたりとその他いろいろ、また機会があったら書きます。けど俺はサラリーマンで良かったよ。

 我が家のマンションに到着。スタッフが、「それではここから撮影スタートします」、だって。えっ、こんなところからするの。ほら、みんな見てるじゃないの。早く行こうよ。エレベーターにのる前に一度インタビュー、

スタッフ 「奥さんにまず何を言いますか。」 

俺 「そうですね。このポリープの疑い有りという、白い紙を見せますよ。」

 さて、家の中にカメラが入り妻はびっくり。「この団体は何? えっ、ポリープがあったの」 スタッフが妻にインタビュー、うちのダンナは朝ご飯を食べない。夜遅く帰ってくるから食事は寝る前に食べる等々。それ以外にアルコールも飲み過ぎる。そろそろ撮影が終了に近づき、おい、マサキ、ちょうどいい機会だからカメラに撮ってもらえよ。マサキは俺達の後ろでチョコチョコ走り回っていた。

 さて別の日、内視鏡検査を行うときがきた。まずは注射から行います。これは胃を柔軟に?するらしい。このおばさん(看護婦さん)、私はカメラに撮られるのイヤ〜と叫んでいたので俺は言ってやったよ。俺なんて全国的に胃を公開するんですよ。替わって欲しいくらいだよ。けど意外に俺の胃ってきれいだね。自分で言うのも何だけど。

俺 「先生、ところで俺の胃の状況はどうなんでしょう?」

先生 「このポリープは切除するほど大きくはありません」

俺 「よかった」

内視鏡は初めて飲んだけど、むちゃくちゃ気持ち悪かった。よだれを垂らしながら飲んだんだけど、テレビで公開されなくて良かったよ。誰もそんなの見たくないから、出さないのは当然か。

先生から最後にお話がありました。

先生 「これからは胃を酷使しないように気をつけなさい。食事療法だけで直りますから。」

俺 「良かった。どうもありがとうございました。」

俺は次の日から朝飯(コーンケロッグを少しだけど)を食べて、晩飯は早く食べるために会社の食堂を利用することにした。皆さんも一度検査を受けてみてはどう? おそらく5人受けたら2人は見つかるんじゃないのかな。何しろこの先生徹底的に調べるから。

だって俺なんて本当に大丈夫だと思っていたんだからね。みなさんも自分の体、そう思っていませんか。そういう人、一度受けた方がいいですよ。

ここにも出ています

(予告)テレビ朝日に出るかも

4月28日

 これは内容がかっこ悪いから書かないでおこうと思っていたけど、意外にテレビを見ていた人が多く、反響があったので書くことにします。1週間程前の4月22日(日)21時〜22時のフジテレビの番組「発掘!あるある大辞典」に、恥ずかしい姿が出ていました。内容は「ポリープ徹底解明」という題で胃、腸、子宮のポリープについて自己認識してもらうということで、撮影は1ヶ月以上前に荻窪の病院で行われた。その後、我が家にもスタッフが押しかけてきて、一家全員を映されてしまった。詳細は明日にでもまた書きます。

4月21日

 おもしろいことを発見した。gooの検索ソフトで自分の名前を入れて検索すると同姓同名が結構出てくる。また、こんなところに名前がのってるのかと驚くこともある。まず子供の名前を入れると、小学校のサッカーリーグの試合結果が出てきて、そこで同姓同名を発見。妻の場合はなんと22件も出てきて、それも全て本人のモノではなく、また書いてある内容に大笑いした。その人はゲーム、歴史に博学らしく、このゲームでは何セットまでいったとか、織田信長の子供がどうのこうのと、見ているとおもしろい。俺の場合は、3件出てきたけど全部仕事関係で自分本人だった。しかし、こんなところでインターネット上に名前が出てるんだなと、意外に驚いた。みんなもやってみてはどう。

4月14日

 先日「回復!スパスパ人間学」にまぬけな姿が出ていた。放送日は4月12日(木)19時〜20時のTBSの番組で、美人は得する、という実験の最中で1分程度。実際は30分ぐらい撮影されたけどほとんどカットされて取りあえず良かった。撮影場所は赤坂のTBS前の急階段。本当は性格判断ということで会場にやってきたのだが、性格判断テストは真っ赤な偽物。テスト終了後、階段を下りているところでひっかかった。

 性格判断の時に付けられたマイクを担当者に渡すため、階段を下りていると下の方から女の人が2人スーツケースを持って上がってくる。

 2人とも苦しそうに持っていて、「すいません」と声をかけてきた。そこで俺は「上まで運ぶのですか」と聞き、「手伝いましょうか」と、荷物を上まで運ぶことになった。ところが2人の人がそれぞれ荷物を持っているのでどうしようかと迷った。2つの荷物は同時に運べないから、「後から1つは運びましょう」、と声をかけてきた女の人(左側)の荷物を運ぼうと持ちかけた。それがやたら重い。そりゃ20kgのおもりが入っているんだから重いはずだ。

 俺が荷物を持ったのは実は美人の方であった。

女の人が言うには、階段の下で友達と待ち合わせをしていたのだが、実は待ち合わせ場所が上だったらしく、移動している途中だったそうだ。けど地下鉄の駅は階段の下なのに。俺は???を連発させながら、とりあえず上まで荷物を運び上げ、結局テレビ局の企画にまんまと騙されたというわけだ。

4月7日

 土曜日は寒く、成田など首都圏平野部でも雪が降っていたけど、今日(4/1)は絶好の花見びより。家族で近くの公園に行って来た。途中で犬を連れたおじさんに会って、家の近くまで一緒に散歩することになった。まさきにとっては初めての犬の散歩で大喜び。

桜の花がきれいだな。けど、大人はどうしてみんな顔が真っ赤なのかな?

あっ、パパの顔も赤くなってる。

初めてワンちゃんとお散歩だけど、僕ぜんぜん怖くないよ。

ワン、ワン、パパ怖いよ。抱っこして。

3月31日

 バスに乗り込んだら、2つ前の席に小学校低学年ぐらいの子供と母親が座っていて、何か子供が懸命にお願いしているところだった。俺の耳にその会話が入ってきた。子供が、「男のやつでも金髪にしているやついるの、ねぇお願い」。母親はだた首を横に振るばかり。となりの老夫婦が笑いながら2人の会話を聞いていた。どうも内容からすると子供は髪の毛を染めたいらしい。確かに小学生でも金髪に染めてるやつを見て、俺は何だありゃと思っているが、本人にとってはかっこいいらしい。その子供も友達が染めてるから自分も染めたいようだ。子供がまた、「ねぇ、ゆうこと聞くからお願い、お父さんに電話してよ」。すると、母親が何か子供の耳元でささやく。どうもだめだと言ってるらしい。

 そこで俺はふと気が付いた。なるほど、子供がなぜそういうのか分かった。確かに友達も染めているのだが、なんと母親も髪の毛を染めているのだ。こりゃ、おかしい。子供にとっては、僕のお母さんは髪の毛金髪なのに、なぜ僕はだめなの。納得できない。大人はずるいな、となってくるのである。親は子供の手本であり重要な教育者である、とはどこかの誰かがよく言っているが、今日はその現実を見た1つの例である。自分は親として恥ずかしくない行動をとっているのか、他人を見てふと気が付く。あらためて考えなくては・・・。

3月25日

 マサキ、今日はパパと散歩にでも行こうか。おもしろいこと思いついた。よし、マサキ、リュックに入って、どう、見て見ておもしろいでしょう。しかしこれで散歩に行くのは恥ずかしいな。

                              

 マサキの瞬間芸を激写。首を鍛えてプロレスラーにでもなるのか。

3月18日

 先日再び「回復!スパスパ人間学」から電話があり妻のコメントを欲しいとの連絡があった。しかし今回の取材で撮りたいのはダメ夫の生活実態らしい。前回の撮影内容から多分分かると思うので、それはテレビを見たときのお楽しみということにするが、運良く俺はそれに当てはまらなかったので今回はパスした。もしかしたら俺の部分はカットされるかも。

 実は別件で偶然フジテレビ系の取材があり、家の中で家族全員撮られた。これはスパスパより更に恥ずかしい内容なので放送後書くことにしてます。もしかしたら書かないかも。

 その時に撮ってくれたカメラマンが何回か仮面ライダーの撮影の応援をしたことがあるそうだ。俺は以前から疑問だったんだけど、よくビルの屋上とかビジネス街で撮ってるけど、全然周りの人がいないのが気になってた。俺は朝早くとかに撮影してるのかなと思ってたんだけど、そうではないらしい。そのカメラマンが言うには、立入禁止のビルとかでやってる場合が多いらしいが、ビジネス街などは周りに結構ギャラリーがいるそうだ。

 仮面ライダーの役者は大変で、よく監督に「バカヤロ、もっとジャンプできねぇのか」と文句を言われてるらしい。また、夏の暑い日に仮面ライダーがイスに座って休憩しているとき、マスクをとってハアハア、ゼエゼエやってたら、すぐ横で子供が不思議そうにじっと見てきたそうだ。それを見つけた監督が、「こら、子供の夢を壊す気か。もっとしっかりしろ」と渇を入れてたらしい。カメラマンいわく、無敵の仮面ライダーより強いのは監督だって。そりゃそうだ。また今の仮面ライダーは内容が複雑すぎて、子供には理解するのが難しいとのこと。おまけに子供より母親の方のがかなり熱心なんだって。へえ〜知らなかったな。

3月11日

 4日程前にあなたの性格を判断しますという標題でTBSの「回復!スパスパ人間学」が参加者を募集していることを知り応募したらすぐに連絡が入った。その内容は簡単な性格判断テストを行い、結果が出たら妻にインタビューするという企画だそうだ。よし、俺の性格で自分でも分からないところをチェックしてもらい将来の為に役立てようと、即決で決めた。ところで日程は・・・えっ、3日後、早いですね。ということで昨日TBSに行ってきた。

 朝9時半に赤坂駅を出たところのウルトラマンの人形の下で待ち合わせすることに。しばらくすると担当者らしい人が近寄ってきたが、待ってるのは俺1人しかいない。話によると今日10人のテストを行うが、全員の時間を少しづつずらして、スムーズに流れるようにしているとのこと。担当者についていくと以前、秋のオールスター歌謡祭で見学に来たときに待たされた別館の待合室に連れてこられた。中で杖を持った50代ほどの人が1人待っていた。担当者の話によるとどうも予定通りに進んでないらしく、前の順番の人が来るのが遅かったらしく、撮影も遅れてるそうだ。待合室には飲み物とお菓子があり、どうぞ飲んでくださいとのこと。

 30分程してようやく前の人が出ていった。おいおい、あと30分以上も待つの、勘弁してくれよ。そう思ってたら、すぐに担当者がやってきてマイクをつけてくれた。おっ、もうすぐか。更に20分ぐらい待ったところで、やっと俺の番がまわってきた。次に連れて行かれたところは真ん中にテーブルのあるこぢんまりした小さな部屋で、中にハンディーカメラを持った人が座っていた。担当者からこの人がディレクターですと挨拶があり、「長い間お待たせしてすいませんでした。早速性格判断テストを行いますが、その前にカメラに撮りますのでここに立って下さい」、とよく警察とかのポスターに貼ってあるような犯罪者の写真の感じで、直立不動で俺はカメラの正面に緊張して立った。

 2種類のペーパーテストをするのだが、1種類は3分でやり終えてくれとのこと、もう1種類は直感で答えてくれとのこと。「それではスタート」。1枚目は知能テストで同じ形の図形を5択で探す問題や、絵の書いた展開したサイコロを組み上げると、どのサイコロになるかとかで、集中してやった。ディレクターは俺の考えている姿をカメラで前後左右から撮り続けテスト終了。次の問題は全部で50問ぐらいあり、これは3択だ。内容は、いろんなシチュエーションに出くわしたときにあなたらなどうするかという状況を判断するテストである。マイクが付いてるので取りあえずサービスとして、「こりゃ分かんねぇや」とか、ぶつぶつつぶやいたりしてしていた。ようやく全部終了。問題の最後に点数の配点が書いてあり、(a)が15点、(b)が5点、(c)が-5点と書いてあった。なんだこりゃ。ディレクターが「はい、ご苦労様でした。これでテストは終了です。後から採点して、点数の悪い方の家にお邪魔させて頂きますので」。えっ、本当かよ。なんか俺(c)が多かったような気がするんだけど。

 結局15分程度で終了し、なんだ早く帰れるじゃねえか。担当者にマイクを渡そうとすると、「すいません下のところで人が待ってますので渡してもらえませんか」、とのこと。途中まで一緒に行き、担当者はまた別の人を待ってないといけないと言うことで別れた。その人が言うには、階段を下りたところにTBSの本館があり、中のロビーで待っている別の人に渡して欲しいとのこと。別に今ここで渡してもいいんじゃないのと、疑問に思いながら言われた通り階段に向かって行った。なにげに左側を見ると、ベンチで本を読んでる人の横にカメラがあり、俺が歩く方にカメラが向いている。ひょっとして、まだ撮影が終わってないのかも、俺は少しマイクを意識して「何かおかしいな〜」とぼやきながら階段のところに到着した。すると白いテントがあり、大型の固定カメラがこちらを向いている。あとから気付いたが階段の手すりにも小型カメラが取り付けてある。とりあえず俺は言われたとおりに階段を下りて、TBSのロビーに入っていった。しかし誰も待っていない。

 2〜3分ロビーで辺りを見渡して待っていたが、俺に声をかけてくる人はなく、ガードマンがじっとこちらを見ている。なんかやな雰囲気だな。受付の女の子は他の人の対応をしているし。しょうがないからガードマンに聞くことにした。「すいません、これマイクを○○さんに、ここで返すように言われたんですが、担当の方分かりませんかね」。当然ガードマンは何も知らなかった。ふとガラス越しに外を見るとさっきの担当の人が走ってくる。「すいません、何か行き違いがあったみたいで」と俺に説明した後、受付に行き「すいません、出演者です」とカードを受け取り俺に渡すと、ガードマンの横をすり抜け中に案内された。おいおい、今度はどこに連れて行く気だ。エレベーターを上がって、建物内を右に左に案内される。その間、担当者は携帯電話で誰かとやりとりしていて、俺をどこに連れて行くのかを話しているらしいが、内容がなんかいいかげんだ。頼むからしっかりしてくれよ。担当者は「申し訳ございません、いろいろ連れ回して」と言うが、結局口だけで、俺はテレビ局内を連れ回されることとなった。内部にはテレビ番組の視聴率何パーセント達成とか、ポスターが至るところに貼ってあり、結構おもしろい。

 結局行き着いたところはまた同じ場所で、担当者は相変わらず平謝りしている。今度は階段下で別の人が待ってるから、その人にマイクを渡して下さいとのこと。担当者と別れて歩き出し、周りを見るとベンチには相変わらす人が座っている。俺はそんなことは気にせずに階段を下りることに。すると下の方から女の人が2人スーツケースを持って上がってくる。途中まで行くと2人とも苦しそうに持っていて、「すいません」と声をかけてきた。そこで俺は「上まで運ぶのですか」と聞き、「手伝いましょうか」と、荷物を上まで運ぶことになった。ところが2人の人がそれぞれ荷物を持っているのでどうしようかと迷った。2つの荷物は同時に運べないから、「後から1つは運びましょう」、と声をかけてきた女の人の荷物を運ぼうと持ちかけた。それがやたら重い。いったい何が入っているんだよ。すると階段の上からサラリーマン風の人が来て、手伝いましょうとスタスタと別の荷物を持って上がっていった。向こうは軽いのか?。俺が持ったスーツケースは片手で持つのは重く、しょうがないから両手で抱えて持っていった。女の人が言うには。階段の下で友達と待ち合わせをしていたのだが、実は待ち合わせ場所が上だったらしく、移動している途中だったそうだ。けど地下鉄の駅は階段の下なのに。俺は???を連発させながら、とりあえず上まで荷物を運んだ。「ありがとうございました」と別れようとすると、彼女が俺と一緒に下に降りようとする。階段の下を見るとまだ1つスーツケースが残っていた。「あれ、あそこに置いてあった?」と俺はびびってしまった。彼女は「実はまだあるんです、あれも重いんです・・・」。ここまできたら、もう怪しいのも通り越して、「運びましょうか」となっており、どう考えてもこれは俺が手伝わなくてはならないシチュエーションになっていた。いつの間にか俺はテレビ局の企画通りにことを運んでた。

 階段の下まで降りて荷物を持つとさっきと同じぐらい重い。おまけに底の部分に重さが集中していて何か不自然だ。よしここまでやったら次に何が来るのか楽しみだ。俺は荷物を同じように抱えて運び始めた。ちなみに階段と言っても5段とか10段程度でなく、40段以上はあり、おまけにかなり急階段で、こんなところスーツケースを持って登るなんて普通じゃない状況だ。途中に階段が途切れるところがあり、そこで女の子が休憩しましょうと、言ってくれる。1つ目のスーツケースを持ったときもそこで休憩したが、なにげに手すりを見ると小型カメラがこちらを向いて備え付けられている。・・・。よしもうひと分張りするか、とやっと上まで運び上げた。「ありがとうございました」とお礼を言われ彼女たちと別れた。

 いや、まいったなと思いながら階段を下り行くと、レポーターとカメラマンが俺の前にいきなり現れた。「スパスパ人間学の○○です」(レポーターの名前は早口で聞き取れなかった)。「今日は性格判断ということで来て頂きましたが、実はさっきのが本当の狙いで、"美人は得する"ということを実証していただきました。あなたは先ほど女性2人のうち、美人の荷物を持って運ばれましたね。これは・・・」。うわっ、だまされた。道理でさっきの女の子、片方は綺麗な子だと思ったよ。何かあるなと思ったけど、こうなるとは全く分からなかったよ。いつの間にかレポーターの話術に誘導され「美人は好きですか」。「はい好きです」となっていた。おいおいこれを全国区で放送されたらどうなるんだよ。よしここは放送されるかどうか分からないけど、今までのフォローとして「うちのかみさんも綺麗ですから」と、するとアナウンサーが「さっきの子とどっちが綺麗ですか、すかさず俺は「うちのかみさんのが綺麗です」と、全国区放送を期待?して締めくくり。それじゃ本当にお疲れさまでした。とやっとマイクを回収してもらった。              今日はなんか体が痛い。

3月4日

 マサキが産まれてしばらくたった頃、「ぶぁ〜」とか「だ〜」とか赤ちゃん語をしゃべってたり、突然泣き出して、おいおい何で泣いてるのと、訳の分からないことがよくある。そのとき俺はもしこの言葉が大人がしゃべるような言葉に変換できたらいいな、とか考えていて、そういう機械が出来たら売れるだろうなと腹黒く考えていた。俺のイメージではボックスの片側に付いているマイクから赤ちゃんが「バーブー」としゃべると反対側のスピーカーから、「腹へった、メシくれ」てな感じで声が聞こえてくる。その原理は赤ちゃんの声の波長や周波数をフーリエ変換して・・・とか真剣に考えていた。これを周りの人間に話すと、みんな大笑いし、バカにする。バカヤロ、俺は機械の名前も決めてるんだぞ、「ベイビートーク」だ。どうだ、すごいだろ。どっかで聞いた名前なんて言わないでね。おそらく2000円ぐらいなら売れると思うんだけど、どう思う? するとみんなは「そんなの売れないよ」、「誰も買わね〜よ」とか否定的だった。けど赤ちゃんを持つ親は絶対に買いたいと思うはず。

 ところが昨日、妻が見たテレビによるとなんと赤ちゃんの声を大人の言葉に変換する装置(パソコンの画面に出る)を研究開発しているグループが明治大学にいるらしく、テレビで取り上げられていた。俺はそれを聞いたとき、やっぱり同じことを考える人は世の中にいるものだと、俺をバカにした奴らにそれを言わなければとかなり気合いが入った。その装置はまだ研究段階で外販はしてないそうだが赤ちゃんの声の周波数帯によって聞き分けるそうだ。例えば低い周波数だとお腹がすいているとかで、赤ちゃんに食べ物を与えるとすぐに泣きやんだりとか、高い周波数だと怒っていて・・・など、これまでの実験の結果80%程度の正解率だそうだ。けど赤ちゃんが泣きやむ理由が本当にそれかどうかは実は分からないそうだが、俺としては実際に装置を作り上げるというところがこのグループのすごいところで見習うべき点だと思う。機会があれば一度是非見てみたいもんだ。

2月25日

 我が家のマサキは最近よくしゃべるようになってきた。保育園でいろいろ覚えてくるんだろうけど、季節はずれの歌のジングルベルや、犬のお巡りさんを口ずさんでいる。この前買ったトミカの本に車や飛行機などが載っていて、今日も「ヒコーキ」、「ヒコーキ」と朝から本を見て騒いでいた。よしそれならマサキ、今日は飛行機を見に行くか、ということで羽田空港に飛行機見物に。駐車場はP1とP2があって30分200円だ。

 6階に展望台があってマサキは興奮しながら飛行機を見ていた。また子供用の広場もあって、かなり多くの家族連れが見物に来ていた。おっ、新しいJALの飛行機を発見(下の写真の中央)。飛行機は1分間隔ぐらいで離着陸を繰り返していて、空には常に着陸待ちの飛行機が旋回している。マサキは飛行機の滑り台や、カートに乗ったりとはしゃいでいたが、今日は風が強く屋上はさすがに冷たい。「マサキそろそろ中に入ろうよ」、と言うと、「いやだ」、と拒否。最近ははっきりと意思表示するようになってきた。しょうがないな、寒いけどもう少しここにいるか。しばらくして強引に中に戻ることに。

それからターミナルの各階を見て回っていると、やたらめったら内田有紀のポスターが貼ってある。俺はよく知らなかったけど、最近やってるドラマの撮影をここでやってるらしい。これまで羽田空港には4回程しか来たことがないけど、ターミナルが6階まであるとは知らなかったよ。おまけに高島屋とか三越とかも入っていて雰囲気はデパートてな感じがする。

帰りの車でマサキは疲れたらしくぐっすり眠っていた。飛行機に乗ってる夢でも見てるのかな。

2月24日

 先日仕事から帰ると、警察から電話があり、告訴するために署名と捺印をお願いします、との連絡が入ってた。そういえば車のフロントガラスを割られたから警察に告訴状と写真を提出してたんだ。ちなみにこれが俺の書いた告訴状です。早速電話をして、「今から交番に行きますよ」、と俺が言うと、お巡りさん、「今110番が入ったから出掛けないといけないんですよ」、とのこと。その時既に夜中の12時だったからお巡りさんが、「すいません、それじゃまた3日後に連絡します」、とその日は署名出来なかった。よし今日は交番に署名と捺印に行くか。警察官(交番のおまわりさん)は3日交代制らしく、おまけに出勤するときは24時間勤務らしい(もちろん仮眠もとってると思うけど)。警官は大変だな。

2月17日

 今月はいろいろなことがありすぎる。車のフロントガラスは割られるし、試験のために英単語は覚えないといけなかったし。

また試験では久しぶりに緊張感を味わった。その結果、4月から社会人学生として、また学生に逆戻りすることとなってしまった。

 社会人学生の入学試験はその学校によって違うらしいが、口頭試問と外国語の試験だ。けど、同じ社会人学生の人に聞いたら、えっ、英語の試験なんてあるの、普通は無いよ。と言っていたから俺が受けた大学はちょっと変わってるらしい。英語の試験は留学生と一緒で、同じ専攻の人はたったの8人しかいなかった。二次募集だから少なかったのかも。ちなみに日本人で受験した人は俺以外みんな50才前後の人だったので驚いた。

英語の試験は1時間30分でほとんどが英文和訳で、4問中1問を選択して行う。次の口頭試問は1時間あって、最初の40分で自分が会社でやってきたことと、これから大学でやっていきたいことを発表して、その後質疑応答が20分ぐらいある。

英語の試験は、相変わらずぽろぽろ分からない単語が出てきて、悩んだあげく勘で日本語らしく合いそうな単語をあてはめたりしてやったが結局8割ぐらいのところでタイムオーバー。ちなみに後から辞書で調べたら、勘で書いた単語の意味は違ってた。(ショック)

口頭試問は7人ぐらいの先生の前で発表し質問を受けたが、とりあえず厳しい質問もなく終了した。

その日の夜は眠れなかった。少しうとうとすると不合格〜とかいう夢が出てきて、すごいショックを受けてたりとか、次に見る夢は合格してビールを飲んでたりと、朝までそれの繰り返しだった。試験前は熟睡できたんだけど、どうも英語の試験が出来なかったからこんなになったみたいだ。

次の週に結果発表。ちょっと早すぎるんじゃないの。結果はどうあれ、もう少し緊張感を味わっていたかったのに。発表の日の夕方、先生からメールで合格との連絡があり、バンザイ、バンザイ、しかし先生より一言、入るのは簡単だけど、出るのは難しいよ。とのこと。道理で英語が・・・。さあ、これから3年間気合いを入れて、仕事に学校に励みますか。

 

2月4日

 家族で買い物に出掛けようとして駐車場に行ったらフロントガラスに1本の細い線が入ってる。なんだ、こりゃ、とよく見ると、ガラスが割れている。だれだ、フロントガラス割ったのは、先週の雪で割れたか、それとも誰かにやられたか。よ〜く見ると、1箇所何か鈍器で叩いた跡が丸くあり、そこから上下に線が入っている。これはおそらく誰かが叩いたか、何か物を投げたか、とりあえず近くの交番に行くことに。しかし交番には誰もいない。1つ電話があり、そこで内線をかけると、しばらくそこで待ってるようにとのこと。そこで15分ぐらい待ち続けたが誰も来ない。今から買い物に行くため、車の中で妻とマサキが待っている。そこで俺はもう一度電話をかけた。すると今度は住所と名前と電話番号を聞かれ、更にそこで待ってるようにと言う。しょうがないから更に15分ぐらい待ったが誰も来ない・・・。これだけ待ってこないなんて、いったい警察はどうなってんだ。俺達はメモを残して買い物に行くことにした。

 買い物から帰ってくると警察から留守電が入っていて、一度車を見たいとのこと。しばらくすると再度警察から電話があり、いまから被害状況を見て、指紋を採りたいと言ってきた。おっ、本格的だぞ。俺はわくわくしながら待っていた。すぐにピンポンとやってきて、駐車場で簡単な被害状況の調査と説明を、そして指紋の採取を。よくテレビのニュースなどで警察が指紋を採るときに使う大きめの丸い綿が登場、それに何かの粉末をつけて、ガラスの割れた付近をポンポンとたたく。それからシールを取り出してペタッとガラスに張り付けてはがすと、はい完了。見せてもらったけど、何も写ってない。警官曰く、「一応鑑識に回しますが、指紋は採れないみたいですね」。

 それから部屋に戻り更に質問攻めが始まった。ガラスが割れてないのを最後に見たのは? 割れたのはいつ発見しましたか? 誰かに恨みをもたれてることは? 極めつけは、「犯人を知ってますか」、ときた。おいおい知ってたら最初から言うよ。それからこういう事件の場合、被害にあった人は告訴状を出さなければならない。今回のケースで警察に出す書類は、告訴状、割られた箇所の証拠写真、フロントガラスの修理見積書である。写真と見積書はいいとして、いったい告訴状はどうやって書けばいいの、お巡りさん。その答えはこうだ。「それは被害に遭われた方が書くので例えば弁護士とか、本屋なんかで調べて書いて下さい」だと。俺は警察なら、何か告訴状の雛形みたいなのを持っていて、被害に遭った人にそれを渡すものだとばかり思っていたのだけど、それは全く違っていて、何度俺が聞いてもその答えはさっきの、俺達で調べて書いてくれだった。けど粘りに粘って、署内にそういう雛形があったらポストに入れてくれるように頼んだ、がどうもあてにならない。しょうがないから、俺はインターネットで調べることに、するとさすがワールドワイドウエブは何でもあるね。告訴状でヤフー検索すると出てきた。それを元として告訴状を書いた。内容は結局のところ、事故の被害にあったので相手を告訴します、ということを事故状況も含めて細かく書くだけである。

 修理の見積もりだが、俺は車両保険に入ってないから全て実費修理。さてその金額はフロントガラスを取り替えるため約8万円とのこと。なんてバカらしいんだ。いったい誰が割ったんだよ。8万円と聞くと余計腹が立ってくる。車のガラスは3層構造になってるらしくて、表面が割れても内側まで割れて、雨が入ってくることはないそうだ。けど走ってるうちに車の振動でガラスが蜘蛛の巣のようにどんどん割れが広がってくるらしい。あ〜、出るのは金とため息ばかりだ。

 

2月3日

 先週ホームページが更新できなかった。仕事がとても忙しくて・・・、いや、仕事のせいにしたら、だめだ。いつも普通の家を見て頂いてる方に申し訳がない。と言っても先週も土日出勤だったし、書く暇がない・・・、いや、書く暇は自分で探さないと、書くネタも自分で探さないとだめだ。

 先週英語の話題だったが、最近英単語を覚えなければならない状態になっていて、非常に苦しんでいる。その理由は試験だけど、それはまた書くとして、学生の頃よく単語帳を作って一枚一枚めくって覚えたけど、実をいうとそれを今やっている。昔の俺のパターンとしては英単語の本を買ってきて、それを単語帳に書くのだが、たいてい書き終わる頃に英語の試験などがやってきて覚える手前で終了、というのが多かった。

 今回はそうならないようにと、とりあえず一冊本を買ってきて、単語帳を100円ショップで買って、出来る限り暇を見つけてひたすら書き続ける。けどそれを仕事の合間や、夜や、休みの日にするから全然進まない。当たり前といえば当たり前だ。

 家で書いているとマサキが近づいてきて、俺が無視していると、「パパ、ここ(にきて)」、とか叫びながら、俺の手を引っ張ってくる。そうすると俺は、「パパはね、今仕事してるからダメだよ」、というがマサキにそんなのは通じない。当たり前といえば当たり前。更に俺の手をつかんで、「パパ、パパ、ここ(にきて)、ここ(にきて)」、と体の全体重を預けて、俺の手を引っ張ろうとする。たった10Kgぐらいのマサキにと甘く見ると大変だ。さすがに全体重をかけて引っ張られると、イスから引きづり降ろされる。そんなときにはしばらくマサキワールドに付き合うしかないというか、俺の家での仕事だから、やるしかない。またすぐに俺はマサキのスキを見つけて、単語を書き始める、とまたマサキがやってきて・・・、の繰り返しだから家ではあまりはかどらない。

 なんだかんだで、10日ぐらいかかって単語帳6冊にまとめたが、これを覚えるのは更に大変だ。特に仕事で使う専門用語だからちんぷんかんぷんで、おいおい、なんでこんな意味なの、てなものがほとんどで、全然頭に入っていかない。しかも試験の日はせまっている。

 俺の夜寝る前の日課は英単語を覚えること、だがこのやり方がまずかった。それは英単語を見ると眠くなるようになってしまっていた。それが夜寝る前じゃなくて、昼休みとかやってても、英単語を見てると、ウトウトと眠気が襲ってくる。や、や、やばい。英単語が目に入ると、体がお休みモードになって、今から朝まで睡眠だよと、体を刺激してくるみたいで、心地よく眠気が襲ってくる。しかもその試験というのは英文和訳がメインだから、ちんたらと単語を覚えてるだけではだめなのだ。

 とりあえず実家から持ってきた昔の英文和訳の本を開いてやろうとしたが、・・・。絶句、2行の間に5ヶぐらい分からない単語が出てきた。しまった、普通の単語も覚えなくては、そうです、大切なことを忘れてました。英文は全て専門用語で書かれてるわけではなく、普通の単語や熟語がほとんどで、その間にほんの少し、専門用語がのぞかせている程度。

 長文をやってるとそのうち同じ単語がよく出てきて、そういうのは自然と頭に入るようになってきたけど、あいかわらず2行の間にいくつか分からない単語が出てくる。勉強をしてると他のことを考えていて、自分で集中力がなくなっていくのが分かった。まずい、俺の体が英語を拒否している。

 試験の前の日、一生懸命に作った英単語帳で再確認、が3割程度しか覚えてない(なさけない暗記力)。長文は、ぽろぽろ分からない単語が出てくる。しょうがないからこれで試験にトライ。さて結果はまたのお楽しみ。しかし怖い・・・。

1月20日

 最近、中学校時代の友人からメールが届き、あらためて電子メールの便利さに感心している。毎年年賀状では連絡を取っていたが、なんとなく紙切れだけでドライな感じだったのが、メールだと親近感がグッと湧いてくる。そういえば彼の仕事は・・・、英語はどうやって覚えたんだろう。

 先日の新聞にH社は部長、支社長クラスになるのにTOEICで800点ないと、だめだよと書いてあったけど、試験を受ける人全体の1割程度しか取れないのに、なんという高得点を要求するのだろう。無謀なことだ。しかし、これからは世界標準の英語がやっぱり必要になってくるんだろうな。

 正月に大学時代の友人に会った。彼は去年の8月から仕事の都合でアメリカで生活しているが、話を聞くといろいろおもしろい。住んでいるのは普通のマンションだけど、プールとかジャグジーとかあって、車は2台、サンダーバードとファミリアだそうだ。値段は日本の中古車より安いそうだ。会社まで車で通勤するそうだが、途中にフリーウェイがあり、いつも120qぐらいで、ぶっ飛ばしていくらしい。さすがアメリカだ。向こうには外国人用の無料英会話スクールがあって、奥さんも毎日勉強してるそうだ、が4ヶ月生活して、毎日英語漬けでもやっぱり英会話は難しいとのこと。アメリカの長期滞在者曰く、3年は生活しないと英語はものにならないそうだ。

1月15日

 年末、実家に帰る途中で長野県の冨士見パノラマスキー場に寄った。マサキにとって初めてのスキー場だが、元気にそりにのって(引っ張るのは俺と妻だが)はしゃいでいた。きわめつけはマサキを膝にのせてリフトに乗り、上から抱えて滑ってきたことだ。マサキは鼻水を垂らしながら固まっていて(スピードが怖いのか、寒いからなのか分からないが)、下に着いて、顔を見るとこわばらせていた。今シーズンにもう1回は行きたいな。そして今度はマサキにもスキーをはかせたいな。

2001年1月1日

 みなさん明けましておめでとうございます。今年も普通の家を宜しくお願いします。

 


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