大原野のノアザミ

アザミ
トゲのある美しい花

アザミは、またの名を棘草という。紫色の玉のような花は見る分には美しいが、葉に触ると痛い。名前の由来は、 驚くという意味の「浅む」から来ており、花を折ろうとするとトゲに刺されて驚くからだという。初夏になると、田んぼの縁などに咲いている。 とりわけ珍しい花ではない。だから「大原野の」と付ける必要もないのだが、たまたまこの写真を撮ったのが大原野だった。近くに、 三成と秀吉の三献の茶で有名な観音寺がある。平安初期に三修上人によって創建された。森閑として美しい寺である。

データ

 

花の見ごろ:6月下旬〜8月下旬

 

大原野:米原市旧山東町、名神高速道路米原ICから車で20分

 

周辺の見どころ:三成と秀吉が出会った観音寺は、伊吹山四大護国寺の一つである古刹。

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