伊吹山のニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ
伊吹山の夏を彩る一日花

夏、伊吹山の山頂は高山植物で彩られる。梅雨が明けると、薄紅のシモツケソウや黄色いメタカラコウ、薄紫のイブキトラノオなどが高原を埋めつくす。 そんな高山植物の季節より少し前、静かな山頂にニッコウキスゲの花が咲く。山頂下の駐車場から中央遊歩道を登っていくと、鮮やかなオレンジ色の群落に出会うことができる。 高山植物の仲間としては、ひときわ大きな花だ。ニッコウキスゲは、日本の高山の夏を代表する花の一つである。もとは禅庭花と呼ばれたが、 この花が一面に咲く日光の尾瀬ヶ原の風景が有名なことから、日光黄萓が一般的な名になった。

データ

 

花の見ごろ:6月下旬〜7月中旬

 

伊吹山山頂駐車場:米原市、名神高速道路関ヶ原ICから車で60分

 

周辺の見どころ:ニッコウキスゲが咲く約半月後に3合目ではユウスゲが咲きはじめる。

ページのトップへ