井伊家の祖を祀る神社の桜
佐和山の西麓にある井伊神社に、シダレザクラの巨木がある。シダレザクラは、自生する桜の種エドヒガンをもとに作られた園芸品種だといわれる。 平安時代から庭木として植えられていたともいう。同じ園芸品種のソメイヨシノとは違って、長寿の樹が多い。井伊神社は、十二代彦根藩主井伊直亮が先祖の地である 遠江国の井伊谷から八幡宮を分霊して、創建した宮である。朱塗りの柱や極彩色に塗られた彫刻などに創建当時の華やかさを感じさせる。
花の見ごろ:4月上旬〜中旬
井伊神社:彦根市古沢町、名神高速道彦根ICから車で10分
周辺の見どころ:近くに井伊家ゆかりの龍潭寺、清涼寺、大洞弁財天がある。