黒田川のヒガンバナ

彼岸花
生命力に満ち秋の実りに似あう花

黒田川は、天野川の支流である。米原市と長浜市を隔てる横山丘陵の東を南へ流れ、醒井の手前で天野川に合流する。 秋の彼岸の頃になると、黒田川の河畔にヒガンバナが咲き始める。とりわけ大鹿から本郷にかけての堤に多い。中国から帰化したというが、 稲作の伝来時に土とともに混入して広まったとか、土に穴を掘る小動物を避けるために、有毒な鱗茎を畦や土手に植えたともいわれる。 田んぼの畦に群生するヒガンバナは、黄金色の稲穂や白いソバの花と見事なコントラストを見せる。

データ

 

花の見ごろ:9月中旬〜9月下旬

 

ところ:米原市大鹿・本郷の黒田川沿い、名神高速道路米原ICから車で10分

 

周辺の見どころ:大鹿の集落は通り沿いの生垣が美しいところ

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