ニコン D-70 CHR病対策
10年以上前にカメラ屋さんが、使っていたD-70を格安で譲って貰い愛用している。何時の頃かは、判らないが枚数表示部分に「CHR」と表示をして撮影できない事が多くなってきた。
このカメラは、自作のワンチップマイコン使ったインターバルタイマーを製作してあるので、十二分に働いてもらわなければならない。
参照:カメラのインターバルタイマーの製作( リモコンML-L3代用のシャッターリモコン )
http://www。maroon.dti.ne.jp/~ja2eib/IntervalTimer/IntervalTimer.htm
この現象が、始まった頃にネットを調べてみると、
ニコンD70の「CHR病」とは、カメラがCFカードの読み込みに失敗したり、画像が正常に表示されなかったりする不具合を指します。
と、有った。CFカードを抜きさして対応できたので数年そのままにしてきた。
しかし、ここに来て頻繁に発生するようになり、我慢できなくなって、改めてネットを調べて対処した。
その結果は、裏ブタを外し、CFカードのフラットケーブルコネクタの確認だけ!!!。
早速、とりかかった。ホームページをあげた方々に感謝し、画像のように白紙に底蓋のネジ位置の概略図を書き、ネジ位置をマークし、両面テープを張って置いた。
ホームページの皆さんの参考にさせていただいているが、一工夫を加えた、両面テープで各ネジを止め置いて、ネジが転がらない様にした。各ネジは、それなりに小さいんで転がったりしたら、探すのに苦労する
ネジは、回り止めの塗料らしき物が塗布されているので、若干硬めだが、しっかりとドライバーを押しつけ、ゆっくりと緩めて、滑らないように注意する。
分解した様子
ネジに長短が、あって所定の位置に戻すのに苦労することからこのように間違わないようにしている
ホームページから、このフラットケーブルコネクタの接触不良に因るものらしい。ならば、押さえてやれば、より改善されるのでは?と考え、
郵便はがきを短冊状に切り、4回程折りたたんだ物をかいものとして、組み立てた。
よっしゃと意気込んで組み立て、電池を入れ、電源オン!!!。ばっちりだ。数回繰り返しても、「CHR」は表示されない。
USB端子のカバーが、収納できない!。
「えっ 何だこれ?」。収納すべく、押し込んだが、動きもしない。仕方ない、もう一度、裏ブタを分解して確認して見た。
USB端子の横に小さな縦長の四角い空間がある。「これ?」、外した落下防止リードを入れてみると素直に入って行く。
解かれば、簡単だ!!!。ここに落下防止リードを差し込みながら組み立てれば良い。でも、ちょっぴり面倒だった。
子供が、画像処理関係の仕事に就職し、入社時に持っていればデジカメを持って来るようにと上司から言われた。と、言って自分のコンパクトデジカメを会社に持って行った。
帰宅して、曰く、「私も一眼レフカメラが、欲しい」。仕方ない入社祝いの追加でミラーレスでも買うかと、仕事帰りに下見にカメラ店を見に行った。そこそこの値段で陳列してある事を確認した。次の日、購入すべく子供を伴いカメラ店に出向いて、目的の陳列棚に向かった。候補のカメラの隣に中古のD70キットが、ほぼ同じ値段で並んでいるんではないか。これなら、候補のカメラを手に取ることなく、このD70を買い、二台持つことになった。
と、言う事で、二台のカメラにD70CHR病対策を施した。そして、表示パネルに共通の表示が、現れた。二台ともクロックマークの「CLOCK」の文字が、点滅している。原因は、解からないが、二台とも同じ症状が現れたと言う事から考えると、この作業を行う為に、裏蓋を外すとこうなるのだろうと想像した。これは、「日時の設定を正しくせよ」との表示なので二台とも、現在日時に設定し直した。(撮影をしなかった。 メーカー取り扱い説明書より)
こんなエラー表示(CLOCK点滅) メニュー 日時時間設定
制作したインターバルタイマーを使うには、このD70に活躍してもらわなければならないが、何せ2004年3月の発売!。
カメラ用アクセサリー ・ リモートコントローラー・リモコンML-L3が、使える機種ならなんでも良い。
ちょっと古いが、「D75000とAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR」の組み合わせなら、当分楽しめるだろう
また、COOLPIX P900あたりも面白いかも?
いずれにしても現在の機種は、高嶺の花!!!。
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