APPLE ][ のコレクション

 筋金入りの「マック屋」を自称するからには、生い立ちのApple Uシリーズを紹介しよう。
  (コレクションで我が家にいるるApple U兄弟 )

               

     Apple II        Apple IIe      Apple IIc     Lisaが、欲しかった

 ついでに、初期のApple IIは整数モニターだったが、後にMicrosoft製の実数モニターに変更された。
 この2種類のモニターを搭載し、切替える改造を行った

 こいつは、俗に言う海賊版、ゲームコンピュータと銘打ってあった。
   (DAVES OLD COMPUTERS AppleU Clonesと言われた)


    


 そもそも、知り合いのドクターから「これがパーソナルコンピュータなるものだ」と言って、s/n 3000番台の APPLE II を見せてもらったことから始まった。周りでは、NECのTK-80なるキットが話題になっている頃だったと思う。8bitならなんとかハードもついていけて、32Kメモリーカードも作らされた。彼が、外国製のキットを買う度に作らされた事は、大いに勉強になった。

 オリジナルのApple IIに傷をつけるのははばかれたので、こいつを32KROMの上半分と下半分に分けて整数BASICと実数BASICを切り替えられる様に改造した。強制スタートのハードSW切換とBASICコマンドでも切り換えられた。フロッピーなるものを知ったのもこの頃だ。最後には、「イケー」ということでApple IIのメインボードにも手を加えた。

 その大いなる拡張性による各種の拡張ボード(部品箱にのこっている)

     
   自作した32KRAMcard(残念ながらICは、他に使った)     80COLUMcard


     
    128KRAMcard                 Z80card(何故かMICROSOFT製の回路図がある)


        
   かの有名な6502アクセラレータ(SATURN社製)    アクセラレータ(国産 AD電子製?)
 

        
    APPLE ][e用アクセラレータ(SATURN社製)      自作したRS232Ccard
 
 
   
    APPLE純正ROMcard(コンパチブルもある)       RAMcard
 
       
     TABLETcard                       ROMWiter
 
 
   Musiccard


 更に、128KMBのメモリーカード、Z80カードを増設し、CPM-86も走らせ、RS232cカードを搭載して、山陰にある総合病院の外科手術データ約1000件をDB-Masterからエクセルに移行させる作業をしたこともある。このシリアルカードは、 AppleUからのデータ出力に活躍した。だた、一回に32KBiteしか扱えなかったのでデータの分割、統合がたいへんだった。


     
    APPLE][のMAINBORDの改造             俗に言ったCOMPATI_BORDの改造


      
   ROMCARDの回路図 YAESU MUSEN CO ,LTDと印刷されている 「八重洲の連中がやっている!
  
  ハムのとしては、「八重洲の連中もやっている」と何故かうれしくなったことを覚えている
  
 「こんなもん」コレクションじゃと言って持っていてどうするんだ?と言われるが、確かにその通りと思うようになってきたのは、歳のせいか?

 動作状態のメモリーを全部ROMカードに作り、SWオンでメインメモリーに展開して起動する専用表示器を作ったこともある。これは、あたりまえだが、起動は一瞬だった。今でも思うが、OSとアプリをこのようにROMカードにしておいて同じ事をすればと思うが、めったやたらに肥大した現代では?

 余談だが、この頃に「VisiCalc」なるものを知り、「これはすごい!」と感じ、コマンドの「LOOKUP」に感動した思いがある。
 BASICなる言語を趣味で覚えてみようかなと思っていたが、この「VisiCalc」をみて、こっちを覚えた方が、趣味と併せて実用になると気づき、以後、アプリケーションの使い方を覚えることに専念した。このVisiCaCalcで頑張っていると、Macintosh Plusが、登場し、EXSEL、マックドロー、クラリスワークス、フォトショップ、イラストレーター、ファイルメーカーと初期バージョンからのおつき合いをする事になった。これらを考えたやつは、頭が良いやつらだから、「やりたいことはきっとできる」と信じて、メニュー、コマンドを片っ端から試した。


 ジャンクの整理をしたら懐かしい工具がでてきたので追記 (2015.03.28)

 巷では、「2DD」のフロッピーを使っていたが、システムが、「2DD」に対応していなかった為、APPLE ][では「1D」しか使えなっかた。
 もったいないと2DDのフロッピーを裏返して使うことで憂さを晴らすことになる。そこで、右側にある切り欠きを反対側に作って使うことが流行した。初めは、ハサミと使い対象位置を切っていた。もっとスマートに出来ないかとの話題から1穴パンチを加工して、一定位置に穴が開くようにガイドアーム取り付けた道具を試作したところ評判が良く10個近く作らされた。
       
 穴明け.工具           穴明けの様子            これでバッチリ使える



 WORD、一太郎は、使う気にはならなかった。仕事の都合でWORDは、嫌々使うけれが、現在でもクラリスワークは十二分に通用し、Macintosh版はAppleWorksになり、iWork '08に変わっていった。所謂、オールインワンのアプリケーションでワープロ、ドロー、ペイント、表計算、データベース、プレゼンテーションの6つから構成されていた。また、パソコン通信の機能もったバージョンもあった。
 Windows版は、Windows95版しかないが、WindowsXP上でも立派に走る。報告書などで、画像、図入りでは、PDFデータにして配布することなる。ワードのバージョンアップは、まさにクラリスワークス化と言える。

 この「VisiCalc」は、Apple II と TRS−80 というマシンで走ったと記憶しているが、このVisiCalcと拡張性によって Apple II は、一世を風靡した。
 周りでは、「TK−80がどうだこうだ」いっている時だったと思う。「マルチプラン」はすでに存在し、「ロータス1-2-3」、「スーパーカルク」と世に出てきたが、1986年に発表されたMacintosh Plus用で登場した「Exsel」に駆逐されてしまった。






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