裏庭の手水鉢が、倒壊。


 小学校3年の夏、この家に引っ越して来たときにはすでに鎮座していた。従って、約70年以上を経ている事は、間違い無い。昨年に傾斜に気付き、臼の底にレンガを楔型に削って、水平に直したのだった。

 しかし、今年の春先により傾きが、大きくなった事に気が付いたが、「少し傾いたな」と眺めていたら7月になって(fig_01)の画像の様に倒壊した!。

 想像だが、(fig_01)画像の右45度方向3mの所に直径45cm程の所に腐ってぼろぼろ榎木の切り株が有る。数年前にこのままでは、手に負えなくなると思い、地上50cm位から切ってしまったもの。どうも、この木の根っこが、手水鉢の下を通っていてこれも腐敗した為、上に有ったこの手水鉢の基礎が。沈下したのではと想像している。

 大腸癌手術後、抗がん剤治療の薬の副作用で、「集中力や、やる気」が減退していたが、9月26日で終了し、副作用も軽くなり、今年の猛暑も和らいできたので、「やるか」と思えた事から夕方2時間の作業として、三日間の作業を開始した。


                   
           fig_01              fig_02                  fig_03
 
        (fig_01) 倒壊してしまった。幸い、ズルズルといったらしく、臼にひび割れは、出来てはいなっかった。
        (fig_02) 単管パイプで鳥居形に組み立て
        (fig_03) チェーンブロックで台座を吊り上げる

               
                  
           fig_04               fig_05                 fig_06

        (fig_04) 台座の地面を確認するとやはり、沈下している。
        (fig_05) 瓦礫をいれ、台座の基礎作り。
        (fig_06) セメントで固める。


                
           fig_07                fig_08

        (fig_07) 台座を基礎に据える 臼が、待っている
        (fig_08) 次は、臼の番 水平を確認して鎮座させる 


               
          fig_09               fig_10 (画像:googleマップより)

    (fig_09) 完成!!。
       雨樋をで屋根の雨水を流し込む。おまじないだが、臼の中には、銅イオンの殺菌効果を期待し裸の銅線が入っている。
    (fig_10)
       Googleの衛星写真で流れ込む屋根の面積を確認して見た。(約畳で6畳弱だが、一雨降ると溢れる)

            
         fig_11                  fig_12 

     (fig_11) 9/29の夜明けに降った雨でこの通り満水
     (fig_12) 水溜りにならないように屋根の雨水を雨樋を使って集め、給水している                     


  これ迄、夏の暑い日には、雀やむく鳥達が、水浴びに来ていたが、これで再び戻って来てくることを楽しみにしている。
   何時かには、撮影したい思いも






                  

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