1993年の夕方、庭に植えてある「きささげ」の幹に留まっている蝉の様子。ここまでの年は少ないが、年々とくり返される風景である。(その数に圧倒され、フィルムを買いに走った)。

 真夏の朝、5時半位から始まる庭の「蝉軍団」と路地一本離れた小学校の運動場の「蝉軍団」のこれでもかの大合唱合戦に悩まされ続けながらも「今年も夏が来たなあ」思うのでもあるが。
あぶら蝉の羽化

 娘が、学校の帰りに隣の小学校横の歩道を横断している蝉の幼虫を見つけ、今さら庭に蝉が一匹増えたところで庭の蝉の騒々しさは、大したことは無いと言って庭の檜に止まらせた。 わが家の庭では、小学生のころから羽化したての蝉、地中から出てきた幼虫をよく見ていたが、小学生のころを思い出して、夏休みの自由研究よろしく羽化するのを20時15分から24時05分までじっくりと観察してみた..

 気づいたことは、段階的に変化し、その変化する時は比較的早く変化し、いったん変化するとしばらくはゆっくりと落ち着くのを待っているとの印象を受けた。姿が、成虫になり羽を乾かす時間は、かなり長い時間が必要になるらしい。

 デジタルカメラでなければこのような観察写真を撮ることはないだろうなと思いながら、時代の流れを感じたのは歳のせいなのだろうか?。
 当然、写真の時刻も画像のデータから読みとっているが、カメラに定時間隔で自動撮影する機能が欲しくなった。

 2015年1月頃から試作を始め、実用化した。
     http://www.maroon.dti.ne.jp/~ja2eib/IntervalTimer/IntervalTimer.htm

きささげの実
【ノウゼンカズラ科 キササゲ属】

 長細い実が、 ささげ豆に、似ていて、庭木にすると雷が落ちないという 迷信もあるそうです
 非常に利尿(りにょう)作用が強く、腎炎(じんえん)やネフローゼによる顕著(けんちょ)な、むくみや蛋白尿をおこしたときの利尿薬として非常にすぐれていいるそうです。 乾燥した果実・梓実(しじつ)を2〜3センチに刻んで、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回くらい父親は、飲んでいました。
 父親が、ネフローゼ症候群と診断され、これらの木は30数年前に実家の菩提寺から苗木を移植したものです。

姿
時刻 20時15分 20時36分 20時48分 20時53分
姿
時刻 20時56分 21時9分 21時16分 21時28分
姿
時刻 21時33分 21時34分 21時35分 21時36分
姿
時刻 21時39分 21時41分 21時44分 21時48分
姿
時刻 21時54分 22時5分 22時17分 22時40分
姿
時刻 22時58分 23時23分 23時29分 24時5分


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