給電点でフィーダーとエレメントの接続の切断の修復


 ある日、シャックのほとんどのものに回り込みが、発生した!。実験中の基板にあるLEDが、チカチカと光る。何事かとSWRを見ると「無限大」を示していたのでその日の運用を止めた。一応、アンテナカプラーの再調整をしても何も改善はできなかった。

  どこか、切れたのではとアンテナの給電点を眺めると「切れている」!。目視でやっと見えるが、望遠カメラで確認すると間違いなく切れている。
 以前、同じ用に実験した時、リード線を追加に使った圧着部分。
 この同軸エレメントは、風に吹かれて大きく揺れるので、その移動量を十分に吸収できなかったと思われる。
      
       300oの望遠                                       1440oの望遠

  ちょうどXYL用にと光学60倍のコンパクトデジタルカメラを買ったので、物は試しと同じ位置から撮影比較してみた。
 300oの望遠なら手持ちでも何とか撮影できたが、1440oの望遠では、この位置での静止は不可能で数打ちゃ当たるとばかりに撮影した1枚。

 切れたら繋ぐと当たり前の作業が、待っている。そこで、以前に挑戦した、マストのステー代わりにエレメントを使うAWXもどきに復旧してやろうと考えて、フィーダーとエレメントの接続部分を作って電柱に登った
 エレメントを着けたままだと人力では大変だろうといわゆるシメラーを持ち上げて、マストパイプの上げ下げをした。この方法なら、6メートルのパイプも作業できるだろうと感じたが、2メートル揚げる事と得られる成果を考えるとこのままでも良いか?と思うが、より高く揚がったアンテナが・・・・・・・・?。 思いは、残る
     
     給電点の様子 (接続リードが、長すぎた。過ぎたるは、及ばざるが如しか?


     
 実際には、引っ張る方向の都合でエレメントは定義通り90度展開にはなっていない。その気になってほぼ90度の位置に数メートルの柱を建ててやればもう少し見た目にスマートになる思うが、取り敢えずとした


     
     エレメントが、風に吹かれた状態(3Km程北にあるアメダスのデータで風速10m/sを観測している日だった。)


今の状態は、「ダブレットアンテナの破損 復旧とAWX化の顛末
」にある仮復旧のアンテナの状態に近い
 


 当然のことアンテナカプラの調整が、待っている。
   
 タップは、中央から3ターン                       タップは、中央から7ターン
 これまでのフィーダーへのタップ位置                 AWXもどきに改造後

 フィーダーへのタップ位置が、外側になったということは、給電点のインピーダンスが高くなったことになるのかな?。
 また、バリコンの容量も少し羽根が抜けた位置に変わっている
 これ以上に抜けるとバンド切換え働きそうな所になっているので、コイルを少し短絡しなくてはならなくなるかも?

 タイトのリレーを加工して4回路2接点のラッチングリレーを作って3・5MHzと7MHzの2バンド化に再挑戦も。 いつになるか????
 今は、見えているラッチングリレーを使ってON/OFFのコイルをショートする方法で7MHzに使ったが、もうこの手は出来ない。




                                        
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