第30回 津久見ふるさと振興祭鉱山見学会参加
2012年10月27日の未明に出発し、28日午後の鉱山見学会に参加し、高千穂峡、阿蘇、別府の地獄巡りと回り、31日の午後2時40分頃に自宅に戻る往復2400kmのロングド ライブになりました。
前回の2010年10月24日の第28回の見学会では、小雨煙る中の見学会で鉱山の現場がかろうじて見える程度だったので、山から四国方向の景色が見えなかった。その思いがつのり、一昨年に続いて挑戦でした
前回は、事務局から「午前か、午後か」を選べますと事務局から問い合わせがあり、本当に愛知県豊橋から参加しますといったら「えっ」と驚かれ、受け付けで「本当に来た」と言っているのを聞いたが、今回も「豊橋ってどこですか?」と訪ねられた。
この景色の向こうに四国が見える。それを観たくて再度のドライブでした 津久見の石灰鉱山からの四国方向への景色です
ふもとの津久見ふるさと振興祭り会場で見学会の出発を待っているときに突然のどしゃ降りに遭う天気で、東方向は霞んでしまい残念ながら四国は見えなかった。しかし、鉱山では雨は降っていなかったと聞いてびっくりした。事実、地面は、乾いている状態だった。
向こうに四国が見える景色が、観たくて2度目となったが、四国は見えなかった。3度目は、.....?。
この案内図が、鉱山の展望台にあります (この見学会以外では、鉱山関係者しか登れない)
鉱山の人で同年輩の方が居たので「40年前、自走式ドリルのテストに来ていました」話したら、コンプレサーを搭載した自走式ドリルを
使っていましたと聞かされ、「商品化したんだ」と思った。私は、完成を見ずに父が病に倒れてしまいこの会社を退職した
この高千穂峡も観たくて
荷卸峠パーキングエリアを過ぎ、吹田JCTから460Km付近手前の左カーブの
直前で見える KDDI(株) 山口衛星通信所 のパラボラ郡
これまでは、ここを深夜、もしくは上り方向に走行していたので見たことはなかった。
今回は、夕刻の17時頃の下りなのではっきりと確にんできた。ここを通過して
間もなくして、小雨が降りだしたのが、雨が降っていたら見えなかっただろう
大分道の別府サービスエリアの横にある放送用のアンテナ群
この両端の鉄塔の先端をつかったダブレットを?
津久見鉱山の見学
津久見鉱山 (2年前と少し採掘場の標高が下がっていました(ベンチカット工法でベンチ高さは、15メートル)
やはりでっかいホイルローダー
90トンダンプもでっかい 後方の断崖1段が15メートル
************************************ 高千穂 *************************************************
鉱山見学会を午後3時に終わり、佐伯市、延岡市を経由して、高千穂に入った。
国道10号線から218号線入り延岡市内で日が沈み、夕闇が迫る中を走行したが、快適なドライブで予定よりの早く高千穂の宿に到着した
夕方だったので3,5MHzのコンデションもよく、遥るか1000km先の豊橋のローカル局とQSOも出来、おなじみ局ともQSOしながら走行できた
途中、なるほどと思わせる道路標識があった ほとんどは「登坂車線」とあるが、これならその通りと思えた
日もとっぷり暮れ、夜のとばりに包まれてから着いた高千穂の宿で教えてもらい夕食後、観に行った高千穂神社の夜神楽
案内によると毎夜「8時から催されている」そうで、この夜神楽は、見応えがありました
写真撮影、フラッシュ撮影も可を確認して、デジカメの特徴を生かして、数打ちゃ当たるとばかりに連写した
手力雄(てぢからお)の舞 鈿女(うすめ)の舞
天の岩戸を捜す様子を表現 天照大神を岩屋より誘い出そうとする舞
戸取(ととり)の舞 岩戸は閉じている 岩戸が開いた
天照大神を迎え出す舞で勇壮で力強く舞う舞 この舞の中で岩戸が開く!
御神躰(ごしんたい)の舞 舞台中央の岩戸が、開いているが見える
イザナギ、イザナミの二神が、極めて夫婦円満を象徴している 腰をくるっと回して、クイっと振るその腰の振りは、絶妙!
この季節には、よく観られますよと教えてもらい、朝5時半に起床。 雲海を照らす日の出を待ちました
車で10分程の「国見ヶ丘雲海茶屋」に向かいました
日の出直前の景色
刻々と雲海の姿が、変化する。 日の出直前
ご来光
念願の高千穂峡! 手漕ぎボートで ボート乗り場の入り口の橋の上から
高千穂神社 天岩戸神社
ここ高千穂は、高千穂峡が観たくて訪れたが、夜神楽、夜明けの雲海と予期しないものを楽しむことができた
もっと観る所は有るが、次の阿蘇火口への時間を考え、天岩戸神社を後にして、国道325号線で阿蘇に向かった
************************************ 阿蘇 *************************************************
10月29日の午後、高千穂峡を発ち、国道325号線で阿蘇に向かいました
外輪山を越えたふもとで給油して、「阿蘇に登るんだけど」と尋ねたところ、「前の信号を含め、3つ目の信号を右折する」と
説明されましたが、2つ目の信号は、数100メートル先に見えたので、もうすぐと思ったが、3つ目は行けども出てこず、何と5キロも先でした。
この阿蘇山ロープウェーで阿蘇山西駅から火口西駅に降り立ったと思ったら「阿蘇火山西火口規制で火山ガス発生により、火口周辺立ち入り禁止
規制となった為、このままお帰りください」とのつれない案内で乗ってきたゴンドラからホームに降りただけでそのまま回れ右と同じゴンドラに搭乗し、
出発した阿蘇山西駅に戻らされました。勿論、往復料金は、払い戻しです
火口付近立ち入り禁止の掲示板 当然ロープウェイの乗るときには禁止ではなかった。わずか数分後に規制になった
火口の見学は、またの機会があるけれど、貴重な経験と思うことにした
阿蘇ロープウェイ登りのゴンドラから下りとすれ違う 降りたら規制の看板に替わっていた
草千里 ここの野焼きを観てみたいと思うが 春3月彼岸の頃らしい
草千里の高台にて、後方に中岳が見える
大観峯の案内 大観峯にあるアンテナ群 どうしてもアンテナに関心を持ってしまう
大観峯からカルデラ内の眺め
湯布院駅
2年前にも来て、宿の案内所を訪ねた時とは代わり、駅舎が新しくなっていた
先に地獄巡りをしておけば、残るは極楽だけとばかりに別府の地獄巡り
高校の修学旅行で来ているので、言葉だけを覚えているが、その景色は忘却の彼方になっていた
天然記念物の坊主地獄
この坊主地獄の由来の説明。約480年前の地震で起きた噴火でここあった寺院が、住職ともども災害に巻きこまれその建物も噴火により破壊され、
さながら地獄絵図であったことに由来していると説明されている
坊主地獄の案内看板
坊主地獄の案内看板は、ピンクの線の位置にある。手前の信号の「坊主地獄先」からみると国道500に曲りたくなる。曲がってひどい目に遭った
この天然記念物の坊主地獄とは別に 別府地獄組合で構成する8つの地獄があります
海地獄 白池地獄 血の池地獄 龍巻地獄 (この4つは、国指定の名勝となっている)
鬼石坊主地獄 山地獄 かまど地獄 鬼山地獄
こちらは、観光化されていて、共通入場券があった
海地獄
大鬼蓮の花と葉 海地獄の中にある大鬼蓮の温室中で この大鬼蓮の葉には幼稚園児くらいなら乗ることが出来る
血の池地獄
この血の池地獄から、帰路に就き、大分自動車道別府インターチェンジに向けハンドルを切った。
この時間でも3エリアの局と辛うじてQSOでき、帰路に就いたことを知らせておいた
復路の九州自動車道「古賀サービスエリア」入り口にはエスカレータがあった!
中国道落合JCT付近での夜明け
その後、関門橋付近で豊橋のローカル局とQSOして、帰路は往路と同じ中国道で帰ることを連絡しておいた。
夕暮れから各局と走行位置などを報告しながらQSOを楽しみ、
夜明けを「大佐サービスエリア」と、「勝央サービスエリア」との間で迎え、宝塚付近の混雑をさける為、
途中十分な休憩を取り、「西宮名塩サービスエリア」を午前10時頃に通過し、
我が家近傍のバイパスのIC
大分道、九州道、中国道、名神、新名神、東名阪、伊勢湾岸道、東名を経て、全てのサービスエリアで休憩しながら、
別府を発ってからほぼ25時間後の午後3時前に自宅に無事に到着した。
もっと走れるとは思うが、長距離故にのんびりとできるだけ疲れないようにと思いもあり、このような長距離ドライブは、全てのサービスエリアで休憩の
結果、「平均時速50Km」位になっている。
今回は、途中休んでいる時、アンテナを見た方から3回も声を掛けていただいた。1つは、パーソナル無線の方で返答に困ったが、
湯布院ではJP6◎◎◎局から2キロ程追っかけて来ましたと言われたのには感激した。鹿野サービスエリアでは、「今はQSOをしていないが、
HF7MHzですか?」 と尋ねられたので「胸を張って、3.5MHzです」と答え、暫しお話をした後、「局免許をも一度申請することを考えようかな?」と
言われたので「是非」と答え、、私の車のナンバーを見ていたのだろう、彼から「これから豊橋の工場に行きますよ。」と聞いた時にはびっくりして、
「私は、その豊橋に帰る途中です」と返事をした。
私達はもう少し休憩する事を伝えて、「お互い無事に走行しましょう」と別れ、彼は、出発していった
「どうして車で走って行くんだ」とのご指摘がよくあるけど、時間の制約を受けないこと、自由に行動できること、そして、この3.5MHzモービルで各局と
QSOを楽しませていただきながらのドライブも、旅のひとつと思っています
お相手をいただいた各局に感謝いたします
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