アクセス解析
カウンター

MR5レポート

イベント当日のものではない写真が1枚のみのおよそテキストオンリーで。

 先週2006/05/05に都立産業貿易センター浜松町館2階で完全合同開催されたミラクルレインボー5ちよたま連合祭5に私がMRサークル参加したときのレポートです。あくまで個人的な視点です。MR中心にお送りします。
 このイベントの一般待機列の長さは、私が確認した限りでは20m程度あったように思います。後述するようにカタログの頒布に問題のあったイベントですが、それなりに予想以上の人数が来ました。ほとんどの人の初手は、カタログのサークル参加漫画を描かれているLADY◆NAVIGATION!!だったようです。ちなみに、この漫画は相当な傑作だと思います。
 スペース数は簡単に数えきれるような少数イベントで、MR5、ちよたま祭ともに18SPずつ、それぞれ16サークルと18サークルです。この辺でミラクルレインボーは終わりではないかと勝手に思ってしまうような少数イベントでしたが、当日終了時の挨拶によると9/10に藤林姉妹オンリー、来年2月頃にまたMRを開くとのことです。きっとKeyはあと10年は戦えます。

   参照:Keyオンリーのリンク集

 今回のカタログは、実行委員会スタッフが少人数であったことに起因する労働力不足で編集作業が間に合わず、異例のコピー本発行になっています。それも当日印刷・製本であるために開場時間までに待機列全体に行き渡らず、開場時間が若干遅くなり入場にも手間取ったようです。入場フリーになったのは待機列が全て入った頃、カタログの第一刷が完売した時点で、その後再発行がなされて入場フリーのまま再頒布が行われました。サークル参加要項の発送送れやサークルリストの作成が手抜きである理由もこの辺でしょう。会場地図も更新されていなかったようです。あと、これは完全な推測ですが、島端や島壁に配置するサークルなどの考慮はほとんど入れていなかったように思えました。入れる必要がないと言えばそれまでですが、入れなかったのか入れられなかったのか…。
 カタログについてはA4サイズ・片面印刷平綴じ・24P・ページ番号なしで、お世辞にも出来が良いとは言えないものでした。話を聞く限りでは編集に強いスタッフの都合が全くつかなかったために編集ができなかったといった様子で、ぎりぎりまで何も出来ていなかったようです。折角のカラー表紙をカラーで出力できなかったり、原稿用紙で提出されたイラストを裁断や色調補正せずそのまま掲載したり、トンボやトリムマークが残った状態で出力していたりと見苦しいところが目立ちます。また、オフセで出力されることを想定した塗り方でカットやイラストを作っている方もいたのではないかと思うと、少々残念です。
 とはいっても、今回のカタログは大変勉強になるところが多く私は好きです。怪我の功名とでも言いましょうか。第一に、完売後すぐにその場で増刷できるというコピー本の利点を活かした再販が評価できるところです。少部数印刷ならもちろんこちらの方が安く抑えられますので、来場数が見込めないオンリーイベントの場合などには積極的に取り込んでいってもいいのではないでしょうか。わざわざ過剰発行で赤字を出し、イベント自体の寿命を縮めてしまうくらいならばこちらの方がいいのではないでしょうか。オフセ本の方が、形として残すことが前提となる場合には優れていると言えますが、カタログというもの自体がほとんど中古売買の対象とならないことや、イベント後に読み返したり保存したりすることが比較的少ないという事を考えれば、必ずしも良くないとは言えません。私のように記念として、または資料として残すことを考えると、少々面倒ではありますが。
 また、編集作業も裁断もできない状態で、原稿サイズの拡大縮小を行わないようにするために印刷を一回り大きいA4サイズにすることでモアレを起こすことなく出力していました。良い工夫だと思います。

 ただ、当日の運営はカタログ当日製本の影響を受けてしまったために大変だったようです。実際滅多にないことだと思うのですが、サークルチケットの確認をされなかったのは初めてです。また入退場時のカタログチェックも全く厳密ではなかったような気がします。来場者数が少ない上フリーになるのが早かったので必要がないと言ってしまえばそれまでですが…。
 あと、MRの企画の一つだったBGMリクエストも振るっていないようです。サークル参加要項には書かれているのですが、一般参加者には告知していないのが理由でしょうか。MR2の時にはリリカルなのはの主題歌が流れたり色々だったのですが、今回については、ほとんど私のCDだけだったんじゃないでしょうか…。その辺り、一般参加者から募るなりサークル参加者を啓蒙するなりしてみても良いのではないかと思います。面白い企画なので、無くなってしまうのは惜しいです。
 ちなみにCDを預けるとこんな虹がもらえました。


 ラストのジャンケン大会はほとんど傍観だったので簡単に。Key関連+ちよたま関連のグッズを中心とした景品が出されていた所なのですが、今回に関して言えばちよたまの方が圧倒的優勢だったようです。イベント中もバナナを撃つシューティングのハイスコア大会を行っていたり、かなり力を入れていたようです。Key関連のグッズはわずかに3〜4点のみでした。参加者数が少ないため供給がないということなんでしょう。

 というわけで、1週間を過ぎてしまいましたが、MR5に参加された方々、お疲れ様でした。また、スタッフの方、主催の方に謝辞を送りたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
 小さいながら興味深いところも多く、大変身になったイベントでした。参加者数・来場者数とイベント自体の楽しさには単純な相関関係はないように思えました。次の藤林姉妹オンリーにも期待するところです。

2006/05/14
2006/06/05修正

Keyオンリーのリンク集

戻る