先日のお盆休みに行われた日本最大・ひいては世界最大の同人イベントことコミックマーケット。それを構成する人山の砂粒として一般参加したときのレポートです。 今年は2・3日目に参加しました。2日目は企業とマリみて等、3日目は言わずと知れたKey/Leaf目当ての参加です。え?TYPE-MOON?あはは〜。 今回は年に何回かしか会えないような友人が地方から来たもので、連日寝不足の参加でした。ついでに最近落ちてしまった体力のおかげで両日とも足が棒を通り越して痛覚になったようでした。やっぱ日々歩かないとダメですね…。 コミケのレポートは私より上手い方々が100倍面白く100倍正確に100倍お役立ちに仕上げられていると思いますので、省略。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:やっぱ書かなきゃダメっすかね? つーわけでそれなりには書きます。しかし、ここのサイトのイベントレポートは決して常人向けではないと思います。理由。 (1)自分が手に入れた企業がCLANNADサントラだけだから。 (2)3日目の入手物およそ60のうち、KeyでないのがSoldier Frogのオリジナル本、表紙がAIRのオリジナルSS、BLACK BOXの想瞬譜、水色仔猫とPARADOXのマリみて本のみで、見事90%↑がKeyだから。見る人が見れば…っつーか普通に見てKey100%みたいなものだってわかっていただけるかと。 以上より、対象ぴーぷる=Keyな方々。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:やっぱオンリーのつもりじゃダメっすかね? じゃあ一番一般向けかな〜と思う企業とか話そうと思います。2日目は友人からの頼まれ物のRONDO ROBEのFateサントラとか買いに並びました。アフォみたいに列の長かったやつです。そこ行ったらマイクロファイバータオルを指をくわえて閲覧させていただいて終わり。一本2500円で違う絵柄が14本とかありえないし…。私の、本気じゃないと無理ですってば…。それにzippoもあるとかやってらんないっスよブロッコリーさ〜ん。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:やっぱKeyばっかだと変っすかね? そろそろお色直し。Key関係ないとこに行きましょう。そういうわけで創作(小説)。面白かったですよ〜。最近書き始めたばっかりな私には見るところがたくさんあって。出展も売り方も勉強になりましたね〜。あ、もちろん面白いのも買いましたよ。ええ、そりゃ買いますって。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:そんなマイナーなジャンルっスか? まぁ、New Frontierの列は噂に名高いと思いますけど、私はそれを見て怖気づいて再販待ちになりましたから。明らかな配置ミスと思われる島中サークルが外まで列を伸ばす今回の現象。途中でうみのともさんが体調を崩されていたとかいう話も出ていますが。 そんなわけで、コミケのマリみてジャンルは終了。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:いや、そろそろ普通じゃない? そんな感じで2日目終了。マリみて本は結局買わなかったですね…。山鳥の買った一冊だけ。 あ、そうそう、これから2日目に参加する方は鉄道とかで16時を迎えるのも面白いかも。 2日目はさして書くことないですね。AMRがじおねこで女性限定とかFateのペンダントが数十分で完売とか、知りたい方はウチ以外でお求めください。 さて、3日目ですな。 何にも増して書きたいこと。新入り連中のパワーがコミケの天気に対して無力なはずはない…のに、ああ無力。去年に続いて今年もこんなことでは…。 「まぁ、二度あることは三度あるって言うし」 「それは、墓穴掘ってるだけだぞ…」 代わりにうぐぅ言っときましょう。以下愚痴。見苦しいだけなので読みなさるなら反転してお願いします。 この雨のおかげで現地チェックが不十分になってしまい、みきぽん王国の新刊漏らすとか麦畑忘れるとかウッドベル気付かないとか終末遊園地製作委員会チェックしてなかったとか…もう信じらんないっすよ全く。 そうそうちょっと聞いてよ奥さん実はね今回はシャッターの読み外しが多くて散々でしたんですよSOLDIER FROGは4000持込みとかで午後まで余裕で買えたしBLACK BOXなんか山鳥が列を探して彷徨うくらい列がなかったと言うよりは出来なかったらしんですよー最後にスペースを覗いてみたら100本入りの箱が15個ほど未開封のままで積んであったんですよー。 アフォった…。初手は上海アリス幻楽団にさせときゃよかった…と。こればっかりは委託待ちですし。 ってかこんな所で愚痴ってもしょうがないので先に進みましょう。 シャッター回りは山鳥任せにして、私はオンリーのノリでKeyを散策。ちなみに、私はジャンル買いじゃなくサークル買いなので悪しからず。いえ、ホントですよ。もちろん殆どのKeyサークルの本を手に取ってはいますけど。 さすがに世界最大という事もあって、チェックするサークルの数も半端じゃないです。遥か北海道から夏冬遠征されるサークルとか、オンリーに顔は出されても年二回しか新刊を出されないサークルとかありますから、こういうところにどうしても集中してしまうんですよね…。というわけで、手に入らなかったサークルへのリンクだけじゃ物足りないので、こちらのページ(別窓)にて、巡った順に勝手にリンクを貼らせていただきました。ただの宣伝です。布教です。私の趣味しかありません。だからSS風味が利いています。そんだけです。あなたに、新しい出会いがありますよう…。 ちなみに見なくても残り少ない以下は読めます。 Keyを制覇した昼下がり、雨のせいで座れなかったこともあって、足が壊死しそうでした。迷惑な座り込みの一人になってたそがれて、あとはふらふらふらふらふらついてました。コミケなんてそんなもんですよ。売り切れて買えないサークルいっこもなかったし。 →Q:これコミケレポートでしょ? A:どうして大手のためにイベントがあるんですか? とまぁ、予想通りのオンリーっぷりでしたが、以上!コミケレポートでした。 ……少しはためになる話が欲しいって? えっと、これだけじゃさすがにいけないと思われるので、急遽後付け人づての聞きかじり素人チックな薀蓄集〜。ぱちぱちぱち。 雨の日の装備のコンセプトは、ずばり鞄を濡らさないこと!湿気は本に可逆の変化を与えるだけですから恐ろしさは中の下でしょう。しかし、同じ量の水分が雫に収束したとき、そのたった一撃で本は不可逆の、一生消えないダメージを負ってしまいます。コーヒーほどではないにしろ、かなりの敵です。ゴルゴーンとミノタウロスの間くらいの恐ろしさです。鞄が濡れていても同じ。体が濡れても構わないので、赤子を抱く母親のごとく大切に抱いてあげてください。東京の汚れた雨に濡れた本が可哀想です。 それじゃ、実際の装備を挙げましょう。 傘は△。横殴りには無力でしかも嵩張るので、行楽気分でコミケへ行かれる方、または、その手軽な持ち運びと装着から、シャッター攻勢の方向けです。 次いで雨合羽。◎です。鞄を背負うなり持つなりして、その上から着られるサイズなら完璧です。しかし、問題点は着脱の手間でしょうね。シャッター行きならいちいち使ってられないほど時間がかかるし、そのまま鞄に入れてはそれこそ無意味なので、入場してもう使わないというインドアな方向けです。 最後、私の個人装備でしたのは、90Lビニール袋。多分に個人的ですが、☆です。鞄ごと全身を覆ってくれて、裏返せば濡れていないので片付けが楽な、ある意味雨合羽より便利さんです。着脱の手間は変わらないものの、降らなかった場合に鞄のスペースを取らないこと、処分が容易いこと、使い勝手は被るだけじゃないことなど、ついでに10円で買えることなど、結構パフォーマンスに優れています。ちゃんと顔の部分に穴を開けて窒息しないようにして下さいね。 で、問題は見た目ですか。もし3日目の朝、変な格好したやつがいるな〜と思っていたなら、それは私かもしれないですね。とにかく人の視線が痛いです。それでも自分は勝ち組なんだ〜と思っていても、本当の勝ち組は自宅でヤフオクやってるやつなんじゃないかなと思ってしまった3日目その頃でした。 |