- trysource file [file ...]
- 基本命令のsourceと同等ですが、最終的にファイルが見つからない場合でもエラーを返しません。
- default file
- 他のどこにも設定がないような音に出合った場合,GUSパッチfileが代理として発音されます。
- altassign prog1 prog2 ...
- 現在のドラムセットについて、オルタネートアサインを設定します。
例:
drumset 0
altassign 42 44 46
と書くと、ドラムセット0の42/44/46が同時に鳴らなくなります。
概念としてはMIDI音源のアサイングループと同じようなものといえるでしょう。
ドラムセット0で定義されたオルタネートアサインはデフォルトで使用されます。
また、以下のように記述することも可能です。
altassign clear (すべてのアサイングループを破棄)
altassign - (note 0からnote 127までをアサイングループに)
altassign -n (note 0からnote nまでをアサイングループに)
altassign n- (note nからnote 127までをアサイングループに)
altassign m-n (note mからnote nまでをアサイングループに)
- comm prog comment
- プログラム番号progにコメントcommentを指定します。
ここで設定したcommentは-intや-iTt
オプションで起動した時に、インジケータラインに表示されます。
例:
bank 0
comm 1 Bright,Piano
と書くと、バンク0トーン1のコメントに"Bright Piano"を設定したことになります。
そのままでは空白を記述できないため、文中のカンマが空白に置換されます。
例:
drumset 2
comm 0 Standard,Kit,3
と書くと、ドラムセット2のコメントに"Standard Kit 3"を設定したことになります。
ドラムセットはprog0のみ有効です。
そのままでは空白を記述できないため、文中のカンマが空白に置換されます。
- timeout prog msec
- プログラム番号progでmsecミリ秒以上
サステイン状態が続いた場合、音を止めるようにします。
- copydrumset drumset
- ドラムセット番号drumsetのすべてを現在のドラムセットにコピーします。
例:
drumset 1
copydrumset 0
と書くと、その時点のドラムセット0の内容をドラムセット1へコピーしたことになります。
- copybank bank
- バンク番号bankのすべてを現在のバンクにコピーします。
例:
bank 1
copybank 0
と書くと、その時点のバンク0の内容をバンク1へコピーしたことになります。
- copymap to-MapID from-MapID
- マップfrom-MapIDのすべてをマップto-MapIDにコピーします。
例:
copymap sc88 sc55
と書くと、その時点のマップsc55の内容をマップsc88へコピーしたことになります。
- HTTPproxy hostname:port
- HTTPプロクシを設定します。プロクシのホスト名をhostnameに、
ポート番号をportに指定します。
- FTPproxy hostname:port
- FTPプロクシを設定します。プロクシのホスト名をhostnameに、
ポート番号をportに指定します。
- mailaddr mail-address
- ユーザのメールアドレスをmail-addressに指定します。
このメールアドレスは、FTP接続をプロクシを介さずにダイレクトに行う場合に使用されます。
- opt [-]{option} [optarg]
- 起動時のコマンドラインオプションを指定します。
例:
opt -a
opt -V 2.0
opt --anti-alias
opt --volume-curve=2.0
- undef prog
- 現在のバンクのプログラム番号progを未定義にします。
- legato progno num
- level progno tva_level
- damper progno num
- playnote progno note
- delaysend progno level
- chorussend progno level
- reverbsend progno level
- rnddelay progno msec
- add number ...
-
add number file [options]
add number {%font|%sf2} file bank preset [keynote] [options]
add number {%font|%sf2} file 128 preset keynote [options]
add number %sample file [options]
add number {%mms|%scc} preset_number [options]
例:
bank 0
0 %scc 0 amp=25 lpf=0 # プログラム番号0に割り当て
add 0 %scc 0 amp=25 lpf=4 # プログラム番号0に追加設定(1)
0 %scc 1 amp=25 lpf=0 # 前の割り当てと追加設定を解除して、新たにプログラム番号0に割り当て
add 0 %mms 0 amp=25 lpf=3 # プログラム番号0に追加設定(1)
add 0 %mms 0 amp=25 lpf=5 # プログラム番号0に追加設定(2)