伊予鉄道 松山市内線 [公式ホームページ]

道路上を蒸気機関車が走る街。


路線説明
松山市駅と基点とし市内を中心に運行。道後温泉へのアクセスにも便利。
運行本数も多く、約7~8分おきに電車が出発する。
路面電車の「市内電車」と鉄道線の「郊外電車」を運営。
郊外電車のほとんどが、京王からの転属車。(自社オリジナルも在籍)

現在は、イメージカラーであるオレンジへの塗装変更が実施されている最中である。

伊予鉄道の名物は「坊ちゃん列車」。路面電車としては珍しい機関車で牽引される車両。
機関車は軽便鉄道時代に存在した蒸気機関車を模したもので、環境に配慮してディーゼル駆動となっている。
1号機と14号機とがあり、煙突の形状などが異なる。

専用の客車としてハ1、2、31形が」あり、1号機にはハ1、2形、14号機にはハ31形が連結されている。
この客車は列車制御装置の役割も持っている。

松山市駅電停と道後温泉電停での機関車方転は見もの。こちらに動画アップしてあります。

実物レプリカが本社前に、本物が梅津寺パーク内に保存されている。

また、観光に便利な「1dayチケット」(500円)・「2Dayチケット」(800円)が販売中。

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現在運用中の車両
車両は自社製と他社からの転属車に分けられる。

自社製
モハ50形 前期形51~551951~1953年製造。ナニワ工機(現アルナ車両)製。市内線初のボギー車。
57~581954年製造。ナニワ工機(現アルナ車両)製。窓の形状が変更されている。
59~611957年製造。ナニワ工機(現アルナ車両)製。前面形状と台車が変更されている。
モハ50形 後期形66~691962年製造。ナニワ工機(現アルナ車両)製。
バス車体の工法を取り入れた軽量車体で、側面に補強用のリブとリベットがある。
70~781964~1965年製造。帝国車輛製。工法が元に戻る。
モハ2100形2101~21102002~2007年製造。
アルナ工機(現在アルナ車両)製の超低床車両「リトルダンサータイプS」。
2101、2102はアルナ工機、2103以降はアルナ車両の製造。
形状の影響で、乗車定員が50形、2000形の半分。
坊ちゃん列車機関車D1形1+
客車ハ1形1,2
2001年運転開始。新潟鐵工所(現新潟トランシス)製造。
蒸気機関車型ディーゼル機関車。
機関車D2形14+
客車ハ31形31
2002年運転開始。新潟鐵工所(現新潟トランシス)製造。
D1形とは煙突の形状など細かい箇所に違いがある。
転属車
モハ2000形2002~2006元京都市電。1964~1965年製造。ナニワ工機(現アルナ車両)製。
京都市電の廃止に伴い、伊予鉄道に譲渡。
2001は京都市交通局で静態保存。

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