| はじめに |
| 月日の経つのは早いものでもう12月、でもそう感じるのは元気な証拠。病院でベッドで寝ている人は、毎日天井ばかり見ている |
| と1年は長く感じるらしい。今回は先週の11月30日にバースデー登山(77歳喜寿)で、群馬県の榛名湖近くの二ツ岳に登ってか |
| ら初の山行。南高尾山行も候補のひとつに挙がっていたが、久しぶりに電車、バスを利用して、小仏城山から高尾山を歩くこと |
| にした。従って今回は、ゴンちゃんは家でお留守番。 |
| 高尾駅北口~小仏峠 |
| 電車が7:56に高尾駅到着、今度の小仏行きバスは8:12。急いでバス停に行くと、列は出来ていたが、何とか座れそう。でも |
| 心配する事無く、バスは2f台用意されていたので、全員が座れたと思う。何時間も歩くことは平気なのに、僅か20分の乗車時間 |
| なのに座って行きたいのはどういうことだろう。 |
| 小仏バス停(標高300m)に到着すると、直ぐに出発8:30。アスファルトの登り坂が続くので、初めは身体を慣らしながら |
| ゆっくり歩いていると、身体が暖まってきてペースが上がる。20分程でアスファルト道は終わり、いよいよ登山道へと入る。 |
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| 長袖シャツの上にダウンジャケットを着て歩いていたが、だんだん暑くなってくる。適当な場所で脱ごうと考えていると、先 |
| を歩いていた6人のグループが、脱ぎ休憩をしていた。「結構暑くなってきましたね、いつ脱ごうか考えていたんですが、もう |
| 直ぐ小仏峠なので、そこまで頑張ります!」と声をかける。直ぐのつもりが10分ほど要して、小仏峠(548m)に到着 9:12 。 |
| 早速ダウンジャケットと長袖シャツを脱いで、① |
| 小仏峠(548m)~小仏城山(670m)~高尾山(599m) |
| 小仏峠を9:22出発、小仏城山までは2ヶ所急な階段があるが、休まず程良いペースで登っていると、後ろから来た若い女性 |
| 2人が、あっという間に追い抜いていく。「 健脚ですねえ!」 と声をかけると 「 ぜえぜえです!」 小仏城山に9:42到着、②は |
| 天狗の木彫り像、③は茶店前の休憩所。まだ時間が早いせいか、人も多くはいない。 |
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| 一丁平の展望台から雲ひとつなく富士山を拝むことが出来た!④ その絶景に感激して、皆で写真を撮り合っている。 |
| 紅葉台への長~い階段を上りきり、下った所にある分岐点。右の巻き道を行けば、高尾山頂はパスして下りのコースへと繋が |
| る。しかし真ん中の急な階段を登って高尾山山頂へと向かう。 |
| 10:47山頂到着、山頂は大勢の人達で賑わっているが⑤、タイミングを見計らって看板の前で⑥ ここからの富士山も先ほど |
| の一丁平の展望台と同じように、雲ひとつ無い。 |
| 高尾山(599m)~高尾山口(201m) |
| 下りは6号炉か稲荷山コースか迷ったが、久しぶりに稲荷山コースを歩くことにした。いきなり長い下りの木段、こちらは下 |
| るので楽だが、登って来る人はきつそうだ。こちらは余裕なので、何人かの人に声をかける。 |
| 「景色を見ていると思ったら、休んでいるんですか!」 「景色を見る余裕なんかないですよ、大腿骨骨折でリハビリ登山です」 |
| 下から登って来る人が、私に道を譲って止まっているので、「休んでいるんでしょう!」 「当りです!」 と笑顔。 |
| 「階段が長くてきついですよね」 と声をかけると、「下って来る人は余裕で良いですね!」
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| (上の青字は私が喋った内容、赤字は返事をしてくれた女性の言葉。なぜか女性にしか話しかけていないようですね) |
| 下からワンちゃんが登って来る⑧ 「元気ですね!」と声をかけると「16歳のおばあちゃんなんですけど、元気に登っていま |
| す」 大体小型犬の場合は15~16歳が寿命だと思うが、16歳で山を登っているのは凄い!私が前に飼っていたミニチュアダック |
| スフントは、2匹とも16歳で亡くなっている。 |
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| 順調に下っていると、後ろから一定の距離を保って下りてくる足音が聞こえる。私が邪魔で抜けないのだろうと思って、後ろを |
| 振り返って「お先にどうぞ!」 と声をかけると 「 いいえ!大丈夫です。ちょうど良いペースです」と答えてくれたのが、⑨の |
| 女性。お名前は中尾さん、お住まいは町田なので高尾山にはよく歩きに来ているとのこと。途中の稲荷山の展望スペースで休憩 |
| して⑨の写真を撮った。ここにもトイプードルがいて⑩、飼い主におやつをおねだりしていた。 |
| ケーブルカーの山麓駅 “ 清滝駅 ” までの約1時間、色々な話をして楽しい山行が出来た。そして清滝駅前の“おそうじ小僧” |
| の石像の前で⑪ |
| 以前は高尾山にはゴミが溢れ、掃除しても掃除しても追いつかずに困っていたそうです。そこで苦肉の策として生まれたのが、 |
| “ ゴミ箱を無くし、ハイカーにゴミを自宅まで持ち帰ってもらおう ” というもの。それが当って今ではゴミの問題が解消されて |
| はいるが、外国人観光客の増加でポイ捨てはまだあるという。こういったゴミは持ち帰って貰うための “ ゴミ箱撤去 ” が広まっ |
| ていき、平成5年に山頂と山麓広場に “ おそうじ小僧 ” が建立された。 |
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| 中尾さんが今朝、高尾599ミュージアムで“シモバシラ”を見たということで、案内して貰った。場所は園内の建物とは反対側 |
| の国道20号線側にあり(⑬の矢印)、行ってみると陽が当っていたのですっかり溶けていた。⑫は、ネットで調べた写真。 |
| ⑭は10数年前、富士急電鉄沿線にある九鬼山で撮ったシモバシラ。シモバシラという花は秋には枯れてしまうが、冬になると |
| 地中から水分を吸い、それが凍って茎を突き破って出てくる。日陰で雨が降らないと、溶けることなく氷の塊が成長していって |
| ⑭のような芸術的な姿になる。その後、1,2年はシモバシラの姿を確認出来たが、それ以来見ることは出来ていない。 |
| シモバシラという花が、何かの影響で無くなってしまったのだろうか? |
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| 中尾さんは、5,6年前はあちこちの山を登っていたようで、なかなかの健脚。山ちゃんファンクラブのホームページを紹介し |
| 山行計画を見て、行きたい山があったら是非参加して下さい、ということで八王子駅のホームで別れた。 |
| 最後に |
| 紙面が余ったので以下の2つを紹介します。 |
| ひとつは “ ヤモリ ” 我家の敷地内には長年ヤモリが住んでいて、夏の間は夜になると窓ガラスに張り付いて、獲物の虫を狙って |
| いる。しかし秋から冬になると姿を消すので、冬眠しているのだろう。しかし本日リビングの棚に置いてあるバケツの中で、体 |
| 長10cm以下の子供のヤモリを見つけた⑮ たまに家の中に侵入してくるが、逃げ遅れてしまったのだろう。 裏庭に逃がし |
| 枯葉をかぶせてあげた。ヤモリは何匹もおり、とっても可愛い奴らなんです。 |
| ふたつ目は、ファミリーレストラン “ サイゼリア ” の注文方法。席に着くと、テーブルの上に⑯のように、テーブル番号 「10」 |
| で、「いらっしゃいませ」の表示がある。注文用QRの所にスマホを当ててQRコードを読み込むと、注文アプリに繋がる。人数 |
| 注文するメニュー番号を入力し、注文を押す。その後は「お食事中」の表示に変わる。会計の時には、会計する場所で伝票 |
| のQRコードを読み込ませ、現金かカード払いを選択する。こうしてスタッフと接触することなく食事をすることが出きる。 |
| 勿論こういった操作のできない人は、スタッフを呼んで注文することは出来るが、煩わしさがなくて私はこの方法が好きだ。 |
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