| げ元湯に7:30到着。 ここはホテルで、レストランでは宿泊客が朝食を取っていた。榛名富士の登山口を探したが、なかなか |
| 見つからないので、ホテルの人に尋ねると「このホテルの裏の駐車場の所に、榛名富士登山口の看板がありますよ」と教えて |
| くれた① ②は、対岸から見た榛名富士、赤い矢印を登ることになるが、最後の方は勾配がきつくなるのが解る。 |
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榛名湖温泉ゆうすげ元湯(1080m)~榛名富士(1391m) |
| 7:52に登山口を出発、スタートして直ぐに勾配がきつくなる。ガイドブックでは “ 山頂まで標高差300m、1時間 ” と書いてあ |
| る。標準的なレベルの人は “ 1時間で300m登る ” 、私なら今でも “ 1時間で450m ” は登れる。しかしこれは、もっと傾斜が緩 |
| やかな道のこと。ここはキツい登りが続き、一息つける平な箇所がない。しかも木陰で直射日光は当らないものの、湿度は高い |
| ので体力の消耗が激しい。特に山頂近くになると勾配がキツくなり②、やっとのことで榛名富士山頂?に到着、所要時間50分。 |
| 赤い神社のような③ものがあり、近くにいた中年男性に尋ねると、ここが榛名富士の山頂とのこと。しかし山が描かれた看板 |
| の前には木が生い茂っていて何も見えない。下った先にはロープウェイの山頂駅があり、展望台があるとのことなのでそちらに |
| 行ってみた。標識が立っていて、先ほどいた赤い神社のような所が、榛名富士山頂1391m。 |
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| ⑥はロープウェイ山頂駅、まだシャッターが下りており時計を見ると8:55,運行は9:00から。駅の横にある展望台から見 |
| 下ろした景色が⑦、榛名湖の全貌が見渡せると期待していたのに、端の一部が見えるだけ! これにはガックリ。ロープウェイ |
| に乗れば見ることができたのかもしれない。傍らに咲いていた黄色い花が、落胆した私の気持ちを慰めてくれた。 |
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| 榛名富士山頂からの展望は無いし、展望台からも榛名湖の全貌を見ることが出来ないので、“ 登る価値無し” が結論。 |
| 山頂直下は急斜面なので慎重に下り、榛名湖温泉ゆうすげ元湯に、30分(ガイドブックは40分)で到着。 |
榛名湖温泉ゆうすげ元湯(1080m)烏帽子岳(1363m) |
| 榛名湖温泉ゆうすげ元湯から湖畔沿いに2~3分程歩いた右側に「烏帽子岳登山口」の標識がある。歩き始めて25分で尾根 |
| 道に上り着く(1200m)、右が烏帽子岳、左が鬢櫛山。ここから烏帽子岳まで標高差163m、急勾配の連続でガイドブックと同じ |
| 30分かかった。途中、後ろから来た中年夫婦に楽々と抜かれが、悔しさなど感じる余裕もなくやっとの思いで山頂到着⑩ |
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| 山頂は樹木に囲まれていて視界は全く無く、100m程先にある展望台から見下ろした景色が⑨ 烏帽子岳は榛名湖の端に |
| 位置するので、湖の全貌を見渡すことは出来ない。2023年12月に登った掃部ヶ岳(⑨の赤い矢印)からの眺望は、正面に |
| 榛名富士、眼下に榛名湖全体を見渡すことが出来て、最高だった。 |
| 下りの途中で下から若い女性の2人連れが登って来たので、「結構登りはきついですね!」と声をかけると、1人が「とてもき |
| ついので、途中にリュックを置いてきました」 その言葉通り途中にある木の根っこにリュックが置かれていた。分岐点に着い |
| たが鬢櫛山に寄る気力もなく、そのまま下山。湖畔から見た烏帽子岳⑫、ここから山頂まで55分、下りは36分、合計で1時間 |
| 31分で往復したことになるが、改めて人の足の凄さに驚いた。 |
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| 今回は、木陰を歩いたので直射日光には当らず気温も25℃位、しかし湿気が多くて、シャツからズボンまで汗ビッショリ。 |
| 改めて私は暑さに弱いことを実感した、他の時期に登ればこんなに体力を消耗することはなかっただろう。 |
| 最後に、榛名湖温泉ゆうすげ元湯の日帰り入浴(520円)で汗を流し、さっぱりした気分で帰路についた。 |