2025.05.29(木) 日向山(1660m)
はじめに
 私の長男は、日向山近くの北杜市長坂町に住んでおり、ホームページの山行計画(5月29日 日向山)を見て、連絡してきた。
未だ登ったことがないとのことで、誘ったら夫婦で参加してくれることになった。一方参加予定だった小林さんは、体調不良
で急遽不参加、蕨山で知り合ったBさんもスケジュールが合わなくてパス。ということで、今回は親子だけの山行となった。
 日向山の山頂は、目の前に展開する白い花崗岩の景色が素晴らしく、足下は海岸の砂浜のようなので、ここに来る時は
皆に「海岸にいるような格好をしてきて!」と言っている。今回も「綾ちゃんが水泳帽やビーチボールを持っていたら持参して
下さい。まるで海に来ているような写真を撮りたいので」とLINEしておいた。
自宅~登山口
 北杜市は前日は雨、当日も午後から天気が怪しいということで、予定より30分早く、5:30出発。青梅ICで圏央道に乗り、八
王子JCTで中央自動車道、道路は渋滞もなく順調。境川SAでトイレ休憩した時、「予定より30分早く、7:20分到着予定です」
のLINEを送った。カーナビに従って長坂ICで下り、登山口に向かう途中にある長男夫婦の住む家に立ち寄った。この家は綾
ちゃんの実家で、敷地内に2軒も建っていて、左がご両親、右が息子夫婦が住んでいる。
綾ちゃんの準備が出来るまで、ご両親と初対面の挨拶をし、2人を乗せて登山口へと向かう。登山口の駐車場には平日なのに
すでに5台の車が駐まっていた。こんな状況なので、土・日は車が駐められないこともある。
登山口(1120m)~日向山(1660m)
  出発前の登山口で記念写真を撮り、8:16出発。息子夫婦は登山については全くの初心者、でもアップダウンもなく標高差540m
若いので何とか登れるだろう。ゆっくりペースで常に後ろの様子に気配りし、適度に休憩を入れる。
 「山」と「岳」の違いは何だろうね、と後ろで話していたのが聞こえたので、家に帰って調べてみた。
    一般的には独立峰(ひとつの山塊で形成される山)は 「山」と付くことが多く、標高が高くて険しい峰々が連なる山脈
    の山頂は「岳」と付くことが多いが、ハッキリとした定義はないようだ。  確かに八ヶ岳連峰には、赤岳、阿弥陀岳
    横岳、硫黄岳がある。富士山は独立峰だ。
 ついでに「石」と「岩」の違いは
    絶対的な定義はないが、地盤に付いていて動かせないものを「岩」、岩から離れて動かせるものを「石」
 「湖」・「沼」・「池」の違いは
    湖:水深が深く、中央の深い所の底には植物が生えていない
    沼:湖より浅く、水底の全面に水植物が生えている
    池:ふつうは溜め池など、人工的に作られたもの
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 山頂近くの、登山道から右に10m程入った所に、日向山の三角点がある 三角点とは昔、測量をするための点のことら
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しいが、詳しいことは知らない。登山道に戻り、5分程歩いた所が雁ケ原、一般的にここが日向山とされている
 山頂は白い花崗岩が広がり、下を見るとゾクッとするような箇所もあるが、足下は全面海岸の砂浜のようだ。この景色を見て
息子夫婦は感激して大喜び
 ここで海の砂浜にいるような感じの写真を撮ろうと「ビーチボールか何か持ってきた?」と綾ちゃんに聞くと、「はい!」
と答え、「ちょっと着替えてきます!」と言って、林の中へ。そして戻ってきたのが(3枚)、ここまで役に徹するモデルさん
は初めて。これまでのモデルさんは、「ビキニの水着を持ってきて!」と言ってもスイムキャップを被り、ビーチボールを抱い
たポーズどまり。この水着写真を、我がクラブのLINEに載せると、「ビキニ姿は勇気いるわ~」 「普通に海辺に見えます」
「お嫁ちゃん、最高~🤝ナイスです!」 の返信があった。
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 到着する人がこの光景を見て ??? そこで「映画の撮影をしているんです!」 と冗談を言って笑いを誘った。
下山
  昼食を済ませ、十分に雰囲気を楽しんだ後、11:15に下山開始。ここは殆どアップダウンがないので、下るのみだが、足には
負担がかかる。行程の半ば辺りで、息子が「登りの時は呼吸が苦しかったが、下りは全々苦しくないが、足がプルプルだ!
振り向くと、年寄りのようにストックを突きながら、足をいたわるように歩いている。
 帰宅後の綾ちゃんのLINEでは、「お父さんの若さにビックリです!! 30代くらいの肉体!! 堅志さんはトボトボおじいさんみた
いになっちゃってました 」  
 漸く駐車場に到着して安堵の表情⑦  やはり歳は違っても、週1で山歩きしているか、普段何も運動していないかの違いだ。
これからは暇な時は2人で山登りして、身体を鍛えておくように!
下山後
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 下山後、尾白の湯に寄って汗を流した。入館料は一般大人は820円だが、市民は半額。息子は回数券を持っていたので更に
割安。1時間ほどでお風呂を切り上げ、ご両親の家に着くと、お父さんが立派な庭を手入れしていた。そして短時間ではあっ
たが家の中に上がらせてもらい、記念写真 残念ながらお母さんは出かけて不在だった。
 一番気がかりだったのがゴンちゃん、普段散歩で他の犬と出くわすと、盛んに吠える。息子の家にもピーちゃんという犬がい
るので、どうなるか心配だった。ところが吠えるどころか、ピーちゃんが近寄ると逃げ回っている(3枚)
 ゴンちゃんは11kg、ピーちゃんは3kgちょっとなのに・・・これほどビビリ屋さんだったとは。
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 帰宅したゴンちゃんは、ソファーの上で爆睡、山の肉体的な疲れとピーちゃんとの精神的な疲れが重なったのか