2024.11.07(木) 弥三郎岳(1031m)
はじめに
 今回は日野さんと2人だけの山行、日野さんは昨年1月7日の宝登山(七草粥)以来、1年10ケ月ぶりの参加。参加のきっかけ
は、日野さんが山ちゃんのLINEに時々スタンプで参加してくれるので、日野さん “ ご機嫌いかが ?” のLINEをした。
 日野さんは山行計画を見ており、「11月9日(土)の黒岳に行きたいと思ったけど生憎天気が悪そうですね」の返事が返って
きた。折角日野さんがその気になっているのでチャンスを逃すまいと、日程調整した。日野さんは土・日はテニスやオーケスト
ラの練習等で忙しく、空いている平日をいくつか挙げてもらい、竹内さんの都合を聞いてみた。しかし竹内さんから「予定が
入っていて残念です、ニヤニヤの山内さんの写真を楽しみにしています!」のLINEが返ってきた。
 そして日野さんは、12月1日の我がクラブ500回記念の弥三郎岳には参加出来ないということだったので、黒岳に代わって
弥三郎岳に変更した。この山は私のお気に入りの山の一つで、是非とも日野さんを連れて行きたかった。
山内宅~高尾駅~昇仙峡ロープウェイ駅前駐車場
 日野さんを高尾駅でピックアップの計画、平日なので通勤渋滞を心配して自宅を6時30分出発。しかし思った程の渋滞もなく
7時35分頃高尾駅に到着、国道20号線の高尾駅前の信号を、高尾駅ロータリーに入った所で日野さんと待合せの予定。しかし
お巡りさんがやってきて「この時間帯はここは進入禁止です。減点2点、反則金7000円です。1週間以内に金融機関で払い込ん
で下さい」 と全くつけ入る余地が無かった。以前近所の親しいお巡りさんに聞いた話では「各人反則金のノルマが決まってい
て、今月は少ないから、あの場所で見張ったら!」なんて会話しているそうだ。笑顔で手を振って来た日野さんには、こんなこ
とは朝から話せない。
 高尾山ICで圏央道に乗り、八王子JCTで中央道、自宅のパソコンでは双葉スマートICで下りる(2440円)ように案内された
が、一宮御坂ICで下りる方が安い(1850円)。所要時間もほぼ同じ、カーナビは一宮御坂ICで下りるように案内してくれた。
 日野さんは娘さんが生まれる前に、ご両親が入院している病院を見舞うために毎週昇仙峡へは来たことがあり、思い出の
場所。近くになって覚円峰(かくえんほう)が見えると、「運転手さん、ゆっくり走って!」
 昇仙峡ロープウェイ駐車場には10時20分頃到着、紅葉シーズンで心配したが、乗用車2台分のスペースがあって一安心。
昇仙峡ロープウェイのトイレを借りるために中に入ると、切符売り場には「乗車券は往復です 山麓~山頂駅間を歩く道は
ありません」の表示がある。実際には歩く道はあるのに、ロープウェイに乗せたいばっかりに・・・・?
駐車場~パノラマ台~白砂見晴・白砂山
  ロープウェイ駅前で、満面の笑みを浮かべて嬉しそうな2人 隣のワイン王国の建物の間の道を登って行くと「麦坂道 至る
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八雲神社・山頂パノラマ台駅」の標柱が立っているが、その先の肝心な分岐には何も表示が無いのはなぜ?パノラマ台駅の
下にある「富士山遥拝」には約50分で到着 富士山は赤の矢印。ここを起点に右に約20分で白砂見晴・白砂山、左に20分
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で弥三郎岳、先ずは右へ。10分程歩いて、「白砂山」の表示がある分岐を左の方へ登って約10分、白砂斜面が拡がった展望の
良い所が 白砂見晴 遙か彼方にはこれから行く「弥三郎岳が見える 赤い矢印に人影が見える。白砂見晴からの少し先
には白砂山  日野さん1人の写真(の左)を撮った後、2人の写真を撮ろうと三脚をセットしていると、先着していた2人連
れの女性がシャッターを押してくれた。2人はクラブツーリズムのガイドさんで、近日中に20数人ガイドするので下見に来たと
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のこと。そこで日野さんと3人で。彼らは我々と反対方向の獅子平から来ていて、「白砂山の表示がある分岐を、左の方に20
分程進めば白山展望台があって素晴らしいですよ!」と教えて貰った。今回はパスするが、今度機会があれば行ってみよう。
 白い花崗岩や砂の景色に満足している日野さん、40歳代の美人に見えますね。こういう女性と一緒でとっても嬉しいです。
12時になったので、白砂見晴に戻って昼食は日野さんが大好物という鍋焼きうどんは。鶏肉の出汁、具は鶏肉、油揚げ、かま
ぼこ、しいたけ、えのきだけ、ネギとほうれん草と具だくさん、日野さんが美味しそうに食べています 日野さんの食レポは
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 「伝説の鍋焼きうどん、濃厚鶏出汁、生たまご付きを遂に堪能しました!
そこに3人の埼玉県上尾市から来た3人連れの女性が到着、我々が美味しそうにうどんを食べているのを見て、羨ましそう。
親しく話をし、同県人ということで恒例の埼玉ポーズ 食後は日野さんお手製の焼き菓子とドリップコーヒーを頂き大満足
白砂見晴~パノラマ台~弥三郎岳
 はパノラマ台の近くにある約束の丘、赤いハート型の看板には「出愛の鐘」と書かれ、私の横の看板には「恋愛」と書いて
あり、50年も前に戻った気分。その横には龍の形をした 「龍の松」 
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 パノラマ台駅横には見事な紅葉 ロープウェイ山頂のパノラマ台駅前にある標柱パノラマ台と書かれた標柱の白い円内
には「海抜」と書かれ、羅漢寺山と書かれた標柱の白い円内には「標高」と書かれている。4年前、管理している昇仙峡ロープ
ウェイ株式会社に「海抜でなく標高が正しいと思います。海抜は近くの海の平均海面からの高さ、標高は東京湾の平均海面から
の高さです。ここは海から遠く離れており、ガイドブックにも標高で書かれています」 とメールしたら、「昔から海抜表記の
ため、そのまま使用していました。ご指摘のとおり、標高表示が正しいかもしれません。次回標柱を新しくする際には標高表示
にします」の返事が返ってきた。そして新しく標高表示の標柱が立てられた。
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童心に返って2人でロープウェイに乗って パノラマ台駅から弥三郎岳までは約20分、手前から弥三郎岳を見上げたのが
赤い矢印の所に人影が見える。そしていよいよクライマックス、のスリルのある岩を登って行くと弥三郎岳だ 
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そして向こうが断崖絶壁の岩の上で埼玉ポーズで決めました 
 写真が前後するが、下のは、2020.11.21に竹内さんが我がクラブに入会して、初めて登った弥三郎岳の写真です。
には、先ほどのにあった羅漢寺山の標柱は立っていませんでした。この時、高所恐怖症の竹内さんは石の上に立つこと
が出来ずにしゃがみ込んでいます。しかし2022.05.08に来た時は立ち上がって万歳をし、空に向かってジャンプしています。
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 話を戻し、パノラマ台駅へ戻る途中で、白砂見晴で一緒に写真を撮った女性3人が食事をしていた。1人の女性が先ほどの
弥三郎岳の岩の上からおにぎりを落としてしまったとのこと。人でなく、おにぎりで済んで良かったですね。「ホームページの
山行計画を見て、行きたい山があったら遠慮無く声をかけて下さい」とお誘いした。
 山頂駅から山麓駅までの歩行時間は45分と書いてあったが、下りが得意な日野さんに煽られ、半分の22分で到着した。そし
て山梨ワイン王国のベンチで酔っ払って寝ている人を、優しく介抱している日野さん
あとがき
 今回は初めて日野さんと2人の山行となったが、沢山話が出来て楽しかった。私と日野さんは1周り違うネズミ歳で、誕生月
が同じ11月で、今日は誕生日山行。そして12月1日の500回記念弥三郎岳には参加出来ないので、今日は日野さんのプレ参加
とする。そして日野さんは我がクラブの山行計画を見て、今までよりも積極的に参加したい、とのコメントを貰いました。
 日野さんの愛犬ロザちゃんが10月7日に、17歳5ケ月で亡くなりました。約1ケ月経ってやっと立ち直った日野さん、また新
しい犬を飼おうか考えているようです。“ 死んだ時のことを思うと、もう飼わない ” と言う人もいるが、犬と過ごす楽しい時間
と、亡くなった時の悲しい時間を天秤にかければ、やはり前者を選んだ方が良いと思う。私はゴンちゃんに出会って、残りの
人生を楽しんでいます。