| に出発。大平高原にある大平荘駐車場は、国道140号線(雁坂道)から6km、狭い林道を車で約20分の所にある。所々に車の |
| すれ違いスペースはあるが、幸いにも対向車とは出会わなかった。予定どおり8:30到着、すでに5~6が駐まっていた。 |
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| ①は、大平高原にある大平荘の駐車場、約30台駐車可能で1日800円。駐車スペースの隅には、トイレがある。遙か彼方には乾徳 |
| 山が見える、これからあそこを目指すんだ!あんな遠い所まで・・・ 出発前に赤い愛車の前で② 予想気温が9℃なので、私は |
| 長袖シャツ、竹内さんはジャンバーを着込んで寒さ対策をしている。我が愛車は10月14日に納車され16日経っているが、ゴン |
| ちゃん以外に乗ったのは竹内さんが初めて。女房は私の車には全く興味はなく、自分の車で自由に行動している。 |
大平荘駐車場(標高1300m)~乾徳山(標高2031m) |
| 8:50にスタート、車道を先に5分ほど歩くと、登山口に到着。たった5分歩いただけなのに、暑くなって軽装になった③ |
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| 見通しの無い樹林の中を黙々と1時間半ほど歩くと、視界が開けてススキが辺り一面を占めていて秋を感じさせる。④は月見岩 |
| 行程の2/3を歩いたことになり、ここからは急な登りや岩場が始まりるので気を引き締める。 |
| 手洗石の所で手を洗うポーズの竹内さん⑤、今日は1人なのでこれからあらゆる場面で登場して貰いますが、こちらの要望を素 |
| 直に聞いて演技してくれる、名優です。⑥は髭剃岩、幅約30cmの岩の割れ目は10m程奥まで続いており、その先は断崖絶壁。 |
| 横になって進むが、胸の豊かな竹内さんは私の要望に応えて、胸が引っかかって身動きが取れない?ポーズ。 |
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| ここから冒頭に “ 山頂付近は岩場が続き、危険度も高い ” のような岩場が続く。⑦の赤い矢印の方に登って行くが、その先は |
| 断崖絶壁、その景色を見ないように直ぐに右に回り込んで、安堵の表情の竹内さん。しかも2,3ケ所の岩場も笑顔を絶やさず、楽 |
| しそうに登っている様子を見て⑧、竹内さんの成長(恐怖感の克服)に驚いた。 |
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| そしていよいよ本行程のハイライト、山頂直下の鳳岩(おおとりいわ)⑨ ほぼ90度に近い岩壁を、赤い矢印のルートを鎖を頼り |
| に登る。それなのに全く恐怖を感じず余裕?で登ってくる竹内さん。後で感想を聞くと、恐怖感は無かったが、鎖を掴んで身体を |
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| 引上げるのに苦労したとか。もっと筋力を付けるか?増えた体重3kgを減らすか?そのために晩酌を少し控えるか?まさか! |
乾徳山山頂 |
| そして遂に乾徳山山頂に立つ!喜びを万歳で表している竹内さん⑩ そしてやっと登場した私と2人で記念写真⑪、そして遙か |
| 彼方に見える、雲ひとつない富士山を背景に⑫、最高の写真ですね。 |
| 念願の乾徳山にやっと登れ、素晴らしい景色を目に焼き付けようとしている竹内さん⑬ そして私の方に振り向いて「普段の生 |
| 活で色々考え、悩んでいることを忘れ、こうして素晴らしい景色を見て “ 無 ” になるのも良いですね」 と来たもんだ。私は一瞬 |
| 言葉を失ったが、「竹内さんは普段から“無”じゃないの!」とつい思ったことを言ってしまった。すると竹内さんも大笑いして |
| 「言ってから、しまった!そういう応えが返って来ると思っていました。 |
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| 折角山頂に立ったので、思い残すことが無いように十分楽しんだ後、下山しようとすると2人の若い女性が登ってきた。そこで |
| つい私の若い女性に対する親切心が湧いてきて、「写真を撮ってあげましょうか?」と声をかえると、嬉しそうに「御願いしま |
| す!」の声が返ってきた。乾徳山の標柱の前と富士山を背景にした(⑫と同じ)写真を撮ってあげた。 |
下山 |
| 下りは山頂直下の鳳岩は避けて、巻き道を利用。10分程歩いた、視界の開けた雨乞岩で昼食。下から山頂を見上げると、先ほど |
| の女性がこちらに手を振っていたので、こちらも返した。竹内さんは、バーナーでお湯を沸かしてカップラーメン。冷え込む思っ |
| て準備したらしい。私は最近歳のせいかあまり空腹を感じないので、目の前の富士山⑭をおかずアップルパイのパン1ヶ。 |
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| 下りの岩場を心配していた竹内さんだったが、足場を確保して鎖を頼りに慎重に下って、難なく下ることが出来た。月見岩に近 |
| くなった所で、山頂で写真を撮ってあげた2人の女性が追いついてきたので、暫くおしゃべりしながら歩いた。2人は塩山駅から |
| バスを利用し、前回我々が歩いた徳和登山口からスタート。⑮の左の女性は、千葉から常磐線の始発で来たとのこと。 |
| そこで折角知り合ったので、ホームページに載せる許可を貰って記念写真を撮った⑮ 「もし良かったら、大平高原まで下れば |
| 近くの駅まで送りますよ」と言ったら、「ありがとうございます、でも歩きたいので道満山を登って、登山口の徳和まで行きま
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| す」との返事。我がメンバーだったら、こんな楽なお誘いなら直ぐに飛びつくだろうに・・・若いって素晴らしいですね。 |
| 今日は前回に比べて歩行時間が短かったので、山頂や雨乞岩などでゆっくり時間を取ったので、予定より約2時間遅れの3:10に |
| 駐車場に到着。帰りに のめこいの湯 に寄ったが、生憎定休日だった、残念。 |
| 文中に写真を掲載しなかったが、下左は飛行機雲。右は駐車場から国道に出る途中で出会った 猪、おとなしくて逃げて行った。 |