2024.10.11(金) 黒斑山2404m (浅間山)
はじめに
 黒斑山は浅間山と隣接しており、「日本百名山」のガイドブックでは、浅間山(黒斑山)と紹介されている。竹内さんは関東
周辺の日本百名山に興味を持っているので、これもそのひとつとしてカウント出来る。
今年は8月中旬以降、天気が悪くて山行の中止が多い(雲取山、乾徳山2回、谷川岳、足和田山) 今回も予報がコロコロ変わり
前々日に漸く “ 登山指数A ” になった。当初参加予定だった上峯さんが都合が悪くなり、参加者は竹内さんと私の2人。
 自宅~高峰高原ビジターセンター駐車場
  自宅を5:35出発、集合場所の黒須運動公園駐車場に5:55に到着したら、竹内さんんも丁度到着したところだった。予定ど
おり6:00出発、狭山日高ICで圏央道に乗り、鶴ヶ島JCTで関越自動車道、上信越自動車道、中部横断自動車道を利用、事前
の調べでは佐久北ICで下りる予定だったが、話に夢中になり、カーナビに従って先のIC(何処だったか?)で下りたらしい。
通行料金は2790円のつもりだったが3710円 約1000円くらい高くて “ あれっ? ”   
   一般道を走って山道にさしかかると、高度をどんどん稼いでくれるので嬉しい。登り切った所の左が高峰高原ホテル、T字路
の突き当たりが高峰高原ビジターセンター、ここを右に回り込むと無料の駐車場がある① 8:30到着。左の建物がビジターセ
ンターで、8:30開館なのでトイレを利用させて貰った。
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車坂峠登山口(1973m)~槍ノ鞘やりのさや 2282m)
 登山口がすでに標高1973m、最高点の黒斑山が2404mなのでその差は431m。気温が低いので、流石の私も長袖シャツ
竹内さんはフードを被っています(少し大袈裟のような気もするが)。登山口にある標柱には「黒斑山(表コース)」と書かれ
ている、往路はこの表コース、復路は中コースを歩く。歩き始めて10分もすると、身体が温かくなってきたので、服を脱ごう
と小休止。我々より先にスタートした4人グループ(男性1人、女性3人)も同じように服を脱いでいる。「歩くと直ぐに暑くな
りますね」と声をかける。そして更に10分程進んだ展望の開けた場所(車坂山)で、先に到着した4人グループが雲海を見て
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楽しんでいる。女性の1人が「この山には何回も来ているんですか?」と尋ねてので、「今回が2回目です。以前来た時は、昨年
の10月18日、今日より1週間後です。その時はうっすらと紅葉していましたが、今日は紅葉には少し早いようですね。紅葉して
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いなかったら『また来(う)ようね⇒紅葉ね 』と言って下さい」 このおやじギャグ、我が仲間には何度も使っているが、彼
女達にはが大受けし、「それ、機会があったら使わせて貰います!」 とすっかり打ち解けた雰囲気になった。
  歩き出しが緩やかで楽した分、ここから槍ノ鞘までは結構ハードな登りが続き、最後はトドメの長い木段。やっと前方が開け
た所が槍ノ鞘 正面に見えるのが浅間山で少し霧がかかっている。の2人は、と全く違って軽装になっています。
 天候がコロコロ変わり、ふと気がつくと霧が無くなってハッキリ浅間山が見えてきた 
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左前方を見ると、これから登るトーミの頭が見える 竹内さんが「あそこを登るんですか?」と聞くので「見ると大変そうだけ
実ど際に登ると、そんなでもないよ、あっという間に着くよ!」と元気付けた。
槍ノ鞘(2282m)~トーミの頭(2312m)~黒斑山(2404m)
 その言葉どおり?に トーミの頭 到着。ここからはくまで渡せるので眺めは最高!“ 遠見 ” ⇒ “ トーミ ” となったらしい。
 竹内さんは、「天気も良いし、景色も最高!」と言って、トーミの頭 の標柱を抱え込んで喜びを表している
 ここから樹林の中を20分程歩いて黒斑山に到着。ここは右側の浅間山方向だけが視界が開けている。ここで我がクラブ恒例
の埼玉ポーズ これを見ていた関西から来たオバサン3人連れが話しかけてきた。「それは何のポーズ?」 「これは映画の
“翔んで埼玉” に出てくるポーズで、両手の親指と人差し指で輪を作り、両手をクロスさせ、左足を前に出して・・・」と説明
してあげた。 殆どの人達は黒斑山から引き返して行くが、我々は1つ先の蛇骨岳(じゃこつだけ )まで行くことに。
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蛇骨岳(2366m)
 黒斑山から約20分で蛇骨岳に到着、先ずは標柱を挟んで そこへ3人連れのオバサンが到着、竹内さんに小さな?声で
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「黒斑山で会った、関西から来たグループだっけ?」と尋ねたら、「いいえ、私達は地元の佐久から来ました」の声が返ってき
てビックリ、聞こえないように小さな声で話したつもりなのに・・・・
ここで昼食、久しぶりに恒例のあんかけラーメン、いつもながら竹内さんは、鍋を抱えて豪快に食べています⑫ 私も遅れて
ラーメンを食べ始めると、3人連れから「美味しそうですね」と声をかけられたので、「見せびらかせて食べると最高に美味し
いです。
  そこに、スタート直後に言葉を交わした男性1人女性3人のグループが到着。思わず「お待ちしていました!」と声をかけると
向こうも我々に気付いて笑顔が返ってきた。彼らも我々の近くでバーナーを使って昼食の準備をしている。そこで「折角出会っ
たので一緒に写真を撮らせて貰えませんか?」 すると気軽に乗ってきて「ギャラは要りませんから!」 
 そして我がクラブのホームページに写真を載せる許可を貰い、名刺を渡してホームページのアクセス方法を教えてあげた。
 の私の横でグリーンのジャンパーを着ている女性は “ おにぎりの写真を撮って・・・・・・???・・・すると、食に困っ
ている人達に・・・・を のNPO団体の代表 ”  をしているとのこと。ネットで “ NPO おにぎり ” で検索したが見つけられな
かった。彼女がおにぎりと一緒に私の写真を撮ってくれて、どっこかのサイトにアップするとのこと。ノーギャラでよいので
この紀行文を見ていたら、そのサイトのアクセス方法を教えて下さい。竹内さんによると最高の笑顔をしていたそうです。
 私がすっかり話し込んでいると、竹内さんから「皆さん食事の用意をしているので、邪魔しないで!」と注意され
た。つい調子に乗ってしまってごめんなさい😣  は蛇骨岳の岩場に登った竹内さん、霧が立ちこめて真っ白!
 余裕があれば、食事をしている蛇骨岳の先の、仙人岳、鋸岳まで足を延ばそうかと思っていたが、霧が白く立ちこめて視界
が悪くなったのと、時間的にも無理なので、ここで引き返すことにした。
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 皆さんにはお別れを告げたが、最初に言葉を交わした佐久の3人連れのグループのことはすっかり忘れて出発。
はトーミの頭、とは反対側からのもの。の竹内さんの後ろ、1~2m後ろは断崖絶壁だったんですね、しかも岩の下の方には
大きなひび割れが見える。ビジターセンター駐車場に15:10到着。
帰路
 帰路は佐久北ICから中部自動車道に乗った。途中まで順調だったが高坂辺りで事故渋滞、関越自動車道から圏央道に合流
する所で渋滞があり、黒須運動公園駐車場に着いたのが18:30頃。帰りの高速料金も3710円 自宅で調べると休日割引適用
だと2790円だが、平日は3710円。当初は10月12日(土)を計画していたので2790円だったが、1日前の平日に変更したので
1000円近く高くなったことが解った。
最後に
 関東周辺の日本百名山に登りたい竹内さん、今回は晴れた天気の良い浅間山(黒斑山)を登れて大満足。今年も残り少ない
が、天気や都合で登れていない乾徳山に、10月31日(木)に5度目の挑戦をすることになった。また今年中に天城山(日本百名
山)にも登りたいとのことなので、希望日を提案して貰うことにした。下は竹内さんから送って貰った色鮮やかな写真です。
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