小梅 ちゃんの思い出
                                                                                                                                                                                    戻る
 2020年11月15日(日) 午前11時35分頃、愛犬の小梅ちゃんが息を引き取りました。2005年4月13日生まれで
15歳7ケ月、今年の6月23日に亡くなった龍馬くんも15歳7ケ月、最後まで仲が良かった2人(匹でなく、あえて人)。
天国で待っている龍馬くんが優しく出迎えてくれます。これかもそっちで仲良くしてね!
               長い事私たちの心を癒してくれてありがとう!
《小梅ちゃんの最後の様子》
 亡くなる1週間くらい前から食欲が無く、水以外は殆ど食べなくなったので、そろそろかな?とは予想し覚悟はして
いた。最近は足も弱まり散歩もしていなかったので、3日くらい抱っこして近所を散歩をした。は亡くなる2日前
に、記念にと思って撮った写真。亡くなる前の日はいよいよかな?と思って、元気な時に散歩していた圏央道まで
(約往復2km)行き、夕方に撮ったのが。これが自力で起きていた最後の写真、元気がなく寂しそうです。
その夜を越せるかな?と心配していたら翌15日の朝も息をしていた。驚くことに14日の真夜中には自ら起き上がって
オシッコをしにトイレまで歩いたとのこと。
 昨日が最後と思っていたが、もう一度小梅ちゃんと圏央道の方まで散歩することが出来た、これで思い残すことはな
い。家に戻って暫く小梅ちゃんを抱っこし、外の掃除をしていると、お母さんから「もう息をしていないみたい」とLINE
で知らせがあった 11:37。愛ペットに連絡し、遺体の引き取りをお願いしたら、翌日の11時頃来るとのこと。遺体を
引き取ってもらうまでは、廊下に机を置いて小梅ちゃんをダンボールに納め、思い出の写真を飾ってお別れをした
2020.11.15koume1
2020.11.15koume2
最近の様子
 6月23日に龍馬が亡くなってからの小梅ちゃん、どうなるのかとても心配でした。大分前にも2匹飼っていたが、メル
が亡くなったら後を追うように亡くなったぴーちゃん。龍馬が引き取られるまでの10時間、畳の部屋に寝かされて全く
動かない龍馬を見てどう思ったのだろうか?犬は死ということをどうとらえているのだろうか?
でも心配するほどのこともなく、そんなにショックは受けなかったようで、というより龍馬がいなくなったので “ 今度は私
” という感じで急になついてきました。今まで龍馬を抱っこして2階に上がっていくのを上目使いに見て、嫉妬して
いたのだと思います。罪滅ぼしのつもりで、この5ケ月間は小梅ちゃんを “ 猫かわいがり ” じゃなく “ 犬かわいがり ” 
しました。小梅ちゃんも大満足で、心残り無く龍馬の待っている天国に行ったことでしょう。
小梅ちゃんのちっちゃい頃
2020.11.15koume3
  小梅ちゃんが我が家に来たのは、龍馬が来てからそんなに日が経っていなかったと思う。「クンクン」と小さな可愛い
鳴き声が沙織の部屋から聞こえてきた。覗いてみると、真っ黒な子犬、それが小梅ちゃんでした。沙織がネットで調べ
お母さんと2人で千葉県の山奥まで行って譲り受けたとのこと、でも私は何も知らされていませんでした。最初の頃は
お母さんのポシェットに入る位のとっても小さかったことを覚えている。それから少し大きくなった頃の写真が、身体
に比べて頭の比率が大きい。顎を下に着けての上目使いがとても印象に残る。龍馬とは仲が良かったよね、2人で
美味しいものを待っているのかな?
小梅ちゃんの大事故
 小梅ちゃんが下半身麻痺の大事故があった。2015年4月14日、野球観戦から帰ると、小梅ちゃんがベッドから落ち
て足が痛い様子。骨折でもしたのかな?と思って翌日かかりつけの病院へ行ったら、後ろ脚2本が麻痺していることが
判明。そこで三郷のとがさき動物病院(椎間板ヘルニアの手術では日本有数の名医)を紹介してもらってその日のうちに行ったら椎
間板ヘルニアとのこと。しかもその程度が1~5段階のうちの最悪の
悪い場所を見つけるにはMRI検査が必要とのことで、翌日の15:30に川口市の病院 “ キャミックス ” を紹介して貰った。
事故から48時間以内に手術すれば良いが。遅れれば遅れるほど状況が悪化するらしい。16日、予定より少し早めに
MRI検査をしてもらったおかげで、幸運にもその日の夕方にとがさき動物病院で手術して貰うことが出来た。
2020.11.15koume4
 4月16日に手術・入院してから4月21日に退院、出迎えに行った時の小梅ちゃんは、 “ 何で私を一人ぼっちにして
いたの?てっきり見捨てられたと思った!” と恨めしそうな表情をしてのが思い出される。4月28日に抜糸、それか
らリハビリ、5月17日には山から帰ってきた私を出迎えるために、自分の足が不自由なことを忘れて、勢いで5~6歩
歩いたのを見た。そしてついに5月29日にはヨタヨタではあるが、ちゃんと歩いて出迎えてくれた。完治したぞ!
 同じ時期に栃木から通って来ていた犬、かかりつけ医の判断ミスで、事故から1ケ月ほど経過してとがさき動物病院
来たが、“ 時すでに遅し ” だった。 足が治ったと思ったら今度は虫歯、とてもひどい状態。1日病院に預けて、週1回
東京から通っている医者に手術してもらい、1本を残してすべて(上述はでした)
  医者によると “ 犬は食べる時はあまり噛まないで飲み込むので、歯が無くなってもそんなに影響は無い” と言うこと
だったが、ストッパーが無くなって、舌がベローンと垂れ下がるようになってしまった。
 治療にかかった費用は、MRI検査で89,100円、椎間板ヘルニアの手術で233,712円、歯の手術で223,712円
合計で、546,524円、それにとがさき動物病院への交通費(圏央道、関越自動車道、外環道と3つの高速道路を使い片道1時間半)を合
わせると60万円位はかかった。でもそれから亡くなるまでの5年間、ちゃんと歩けたから良かったです。この事故があっ
てから、お母さん・私のベッドや階段には、ワンちゃんが落ちないように柵を設置しました。
近年の小梅ちゃん
 の写真、まだ口の周りのヒゲは白くなっていません、良い顔をしているでしょう?浜松の孫娘、菜樹と美朱ちゃんは
龍馬や小梅ちゃんに会うのがとても楽しみでした。今年の夏休みは龍馬には会えず(6月23日他界)、「今度の
冬休みまでは元気にしていてね」と帰って行ったのが、小梅ちゃんとの最後のお別れになってしまいました。
2020.11.15koume5
 孫娘のペットモモンガを背中に乗せても全く気になりません、食い気の方が勝っています!
小梅ちゃんからのお礼のことば
 皆に可愛がってもらい、龍馬くんと同じく15歳7ケ月も生きることが出来て大満足です。天国で待っている龍馬くんと
これからも仲良くやっていきますので安心して下さい、有難うございました
《沙織お姉ちゃんへ》
 素晴らしい?山内家の一員になれたのも、お姉ちゃんのお陰です!ネットで調べて千葉の山奥まで私を迎えに来て
くれました。最初の頃はお姉ちゃんの部屋で一緒に仲良く過ごしていたけど、途中でいなくなって寂しかったです。
でも色んな事情があるし、来た時はとても可愛がってくれたので許してあげます、本当にありがとね
《お母さんへ》
 犬は誰かをご主人さまに選びますが、私の御主人さまはお母さんです。小さい頃は、お母さんの肩からぶら下げた
ポシェットの中から頭だけ出していたのを覚えています。ずいぶん遠い昔のの話だけど、それだけ長い間可愛がっても
らいました。大怪我をしてから、お尻の閉まりが悪くて、歩きながらポトポト何か落としてしまいましたが、後始末をしてく
れて有難う。
《菜樹ちゃん美朱ちゃんへ》
 夏休み、冬休み、春休みに2人が来てくれるのがとても楽しみでした。なぜかって?とても可愛がってくれるし、散歩に
連れて行ってくれるから。龍馬くんが亡くなった時、2人はとても悲しんでくれたそうですね。夏休みに来た時には、龍馬
くんの分まで可愛がってもらいました。冬休みにはまた会うのを楽しみにしていましたが、急に身体の力が抜けてしまい
冬休みまで我慢できませんでした、ごめんね。でも本当に可愛がってくれてありがとう、2人とも大~い好きです!
《パパへ》
 龍馬くんの御主人さまはパパ、解っていても龍馬くんを抱っこして2階に上がって行くのを見ると、嫉妬してしまいまし
た。でも龍馬くんが亡くなってからの5ケ月間、思いっきりパパに甘えました。パパも罪滅ぼしのつもりか、とても可愛
がってくれました。最後の2日間は、私を抱っこして元気な時に行った圏央道の方まで散歩に連れて行ってくれました。
いくら私が軽い?とはいえ、長い時間抱っこしていると腕が疲れたみたいだったね、しょっちゅう腕を伸ばしていたから。
でも御蔭さまで、この世に思い残すことは無く、安心して龍馬くんの所に行きます、有難うございました。
 それと新しいワンちゃんが来てくれて良かったね。龍馬くんが亡くなった時、パパはとても悲しそうでした。ネットで犬を
探していたことは知っていましたが、私のことを思って我慢していたのは解っていました。犬が大好きなパパ、これから
の残りの人生、ごんちゃんと楽しく過ごして下さいね。さようなら!
2020.11.15koume6